55-0.5話 真、ダンジョン攻略
主「ダイジェスト編です。」
ジョー「……なんの?」
主「ダンジョン攻略の。」
ジョー「え?ちょっと前にやらなかったっけ?」
主「……実は二つ程描写してないダンジョン攻略があるんだよね。」
ジョー「なるほど、その二つのうちのどちらかが今回と。」
主「せやな。」
【いざ!ダンジョンヘ!】
エリザ「今これより!我々はこのダンジョンへ突入します!」
「「「おーー!!!」」」
ジェノサイド「全員!ダンジョンへ突撃!」
「「「うおーー!!!」」」
【削除済み】「みんなついてけー。」
「「「ええ……」」」
一「……なにこれ?」
うp「……ダンジョンを破壊しに来たんだろ。物理的にも、精神的にも。」
モブA「大体300人だろうか?いや、それ以上の可能性も……」
うぽつ「まあ、攻略にしては多いですね。」
俺は今ダンジョン前に大量の有力であろうパーティやらが集まっているのを寺で見ている。……まあ止める道理も無いし個人的に攻略されたらどうなるか気になるしな。
【一階層目】
「くらえっ!草玉!」
「鉄柵!……終わりです。」
エリザ「わかりました。ですが次いつ戦闘になるかわからないので皆さま注意していてください。」
「いや〜、しっかし……変態達とテイマーもどき達がいると一階層目は楽だねぇ〜。」
「ほんとな。やっぱり自動追尾蔓の草玉も長時間滞在する鉄柵は相性がいいのか。俺らも取っとけば良かったかな?」
エリザ「……すまないがこれでも戦闘中ですわ。出来るだけ私語は控えてくださいませ。カオスポテト殿。鰤鰤殿。」
カオスポテト「えー?」
鰤☆鰤「大丈夫だって。なあ?黒タイツさん?」
黒タイツ無知幼女love「え?ああ、そうだな。こっちは適当に撃ってるだけで勝手に死んでくれるしな。MPの消費も少ないしな。削除済みさんの所もそんな感じだろ?」
【削除済み】「まあ……複合とはいえ燃費はいいから大したMPの消費でも無いからな。むしろ俺らは兎よりタフな猪の方が辛いしそちらは任せた。」
鰤☆鰤「……まあ、それは近接班に任せるし。」
カオスポテト「了解です、ってやれよ!」
レオニダス一世「フハハハハ!頼って貰えてなによりだ。」
ジーク「そ、そうですね……」
モブD「……やる事ないな。」
一「ここの突破は……仕方ないな。」
うp「まあ、だな。ただ瞬間移動するだけのHPの低い兎とか柔めな猪とかを近づいた瞬間やればいいし。」
モブA「素材が美味しくないし経験値もとりわけいいわけじゃないから一階層は初心者用だな。」
うぽつ「相手が気づかない距離から瞬間移動して攻撃は大概初心者は辛いと思いますが……」
【二回層目】
黒タイツ無知幼女love「うおっ!落とし穴だあぁぁぁぁぁぁ!痛っ!」
【削除済み】「なにっ!」
エリザ 「それは本当ですかっ!」
ジェノサイド「新情報、いや……まさかランダムとか無いだろうな……」
鰤☆鰤「ジェノさんそれ本当だったらやばいな……」
エリザ「中はどうなっているのでしょうか……」
ジーク「あれは……棘でしょうか?痛そう……」
【削除済み】「とりあえず入ってみる エリザ「それは後でお願いします。」……わかった。」
黒タイツ無知幼女love「はあ……はあ……俺の心配は……?」
モブD「……大丈夫?元気出して?」
黒タイツ無知幼女love「!い、いえ!ぜ!ぜーんぜん問題ないですよー!はっはっは!さあ次に行きましょアババババババ!!」
【削除済み】「なっ!今度は電流の罠か?畜生、俺がその役をやりたいぜ!」
ジーク「いや、そこは普通救護班を呼ぶべきでは?」
モブA「……で、実際はランダムなのか?」
うp「いや、一のやる事だしどうせちょっとずつ変化させてるだけだろ。罠の総数は変わらないから恐らくは位置変えだけだな。」
一「……正解だ。」
うぽつ「なるほど、ちなみにですがランダムにはできないのですか?」
一「いや、できるがランダムだと同じ罠がでる可能性があるんだよ。それよりかは自分でいじって全部使いたいんだよ。それが作動するかは置いといてな。」
うp「というかさっきドMとロリコンがいたような気が……」
一「……気のせいだろ。」
うp「そうか、気のせいか……」
モブA「……ボソッ(モブDに手を出した瞬間呪い殺す)」
【3階層目】
モブD「暗黒物質。消えて。」
鰤☆鰤「オラァ!水簾!」
ジーク「うわぁ……これはすごい。」
【削除済み】「凄いを通り越してなんでそんなに威力がでるのか聞きたいわ。他のメンツは4〜5発なのに二人は1発て……俺なんて12発だぞ。」
黒タイツ無知幼女love「大丈夫。俺13発だから。」
モブD「……INTと魔法の補正による結果。」
鰤☆鰤「普通に種族特性との合わせ技だな。というかお前らが火力無さすぎなんだよ。」
ジェノサイド「……まあ、それなら納得がいくか。」
カオスポテト「いや、二人ともそれだけには思えな 黒タイツ無知幼女love「さあ!さっさと行こうそうしよう!」お、おお?」
一「……暗黒魔法って何?」
モブA「え?闇魔法3つを覚えて合成させる魔法だが……知らないのか?」
一「知らない。さらに言うと同じ魔法何個も持てることも知らない。」
モブA「……まあ、今はこっちを見よう。今度教えてやるから。」
うp「……魔法を3つも覚えるの辛くないのか?」
うぽつ「魔法使いではないのでなんとも言えないですが同じのを取るのが辛そうですね。」
【4階層目】
「……っ!やられた!後ろだ!」
レオニダス一世「そうか!助かるぞ!連続突き!」
エリザ「むむむ……やはりここからが鬼門になりますね。ここまで4人しか死亡していないのにここに来て40〜50人ほども死亡出ていますわ。気をつけなくては!」
レオニダス一世「……気をつける割にどんどんすすんでいるではないか。」
ジーク「あなたもその1人ですよ。レオニダス一世。」
レオニダス一世「む?そうか。はっはっは!」
ジーク「はあ……こんな時神のお告げが居てくれたらな……」
カオスポテト「ああ、あいつら確か今布教の時間だから無理だな。」
ジーク「……ちなみに誰向けですかね?」
レオニダス一世「まあ大方新規プレイヤーだろうな。」
黒タイツ無知幼女love「あっぶな!なんであの人ら戦いながら談笑してるんだよ!」
鰤☆鰤「知らん知らん!とにかく俺ら魔法組はこれを避ける事に集中しろ!」
モブD「……暗黒物質。」
鰤☆鰤「なぜ当てれるし!」
黒タイツ無知幼女love「すごい……かわいい……」
一「やはり動物組の熊は一味違う……」
うp「猪よりタフなんだがそれ以上にダメージがでかいんだよなぁ。」
うぽつ「さらに遠距離攻撃をちゃんと回避しますからかなり強いかと。」
モブA「……ボソッ(あの変態は今殺すべきか?いや、もうちょっと待ってみようか。)」
一「……コソッ(モブA、さっきから心の声口に出てて怖いわ。)」
モブA「……コソッ(え?本当か?)」
一「コソッ(ああ、まあ2人には聞こえてなさそうだけどな。)」
モブA「……コソッ(恥ずかしいから聞かなかった事にしておいてくれ。)」
一「あいよ。」
うp「うん?どした?」
一「いや、なんでもない。」
うp「そ、そうか。」
【4階層目】上へ行く階段
エリザ「皆さまいよいよ新階層です!」
ジェノサイド「やっとか……ボク達でこれなら一般プレイヤーはどれくらいかかるのだろうか……現に76人やられているしな。」
【削除済み】「俺がドラムを上手くなるころには多分行けるだろ。」
鰤☆鰤「ああ、まだやってたんだ……」
ジーク「ドラムなんかやってたんですか……」
【削除済み】「意外と楽し カオスポテト「おいっ!みんなっ!聞いてくれ!!」どうした?」
カオスポテト「ここ、誰かプレイヤーが来てるんだけど!」
【削除済み】「……ほんとか?どこ情報?」
カオスポテト「ダンジョン攻略スレに映像が載っててだな。これこれ。」
【削除済み】「ほうほう。なるほどソロで……うん?……………………消える足場か。パターンは現地で覚えないといけないな。」
エリザ「そうですか……なら財団支部の皆さんにお願いしてもよろしいでしょうか?」
【削除済み】「ああ、それくらいならお安い御用さな。」
一「さて、最初からあるトラップだがどうだろうな?最初の侵入者には突破されたしな……」
うp「え?あの子らか?どんな方法だったんだ?」
一「ヒント、岩男の風男。」
うp「………………ああ、飛んだのか。」
一「2人抱えて1人で飛んでいくとかどんな荒技だよ……」
モブA「……そもそも自力で飛べるプレイヤーはかなり限られているんだがな……」
【5階層目】
「酸だあああぁぁぁ……!」
エリザ「くっ!また1人!」
黒タイツ無知幼女love「へばりついたスライムに草玉が相性いいのはよかったがそれだけだ!そもそもの数も多いし火力も低いわけじゃない!しかも微妙に硬くてウジャウジャと!煩わしい!」
モブD「……黒さん。私は対処できないから代わりにお願いします。」
黒タイツ無知幼女love「!いよっしゃあああああ!任せてくださいよ!こんな粘液ども!俺らが一掃してやりますとも!」
【削除済み】「テンション高いな……そろそろ消える足場ゾーンか。」
ジェノサイド「そうか。なら一旦停止して……うん?あの奥の赤いボタンなに?」
レオニダス一世「……緊急停止用って書いてあるな。」
ジーク「……つまりスイッチを押せばおそらく停止すると?アレをやるか。」
【削除済み】「……なにをする気だ?なんとなく予想はついてるが……」
ジーク「それはですね。(棒を構える。)」
カオスポテト「え?棒を構えて何を……嘘でしょ?」
鰤☆鰤「いやいや、さすがに ジーク「ソイヤッ!」……まじかよ。投げやがった。」
黒タイツ無知幼女love「いや、え?今押した判定なの?」
モブD「…….完全に押した。スイッチが凹むくらいに。」
エリザ「それより皆さま見てください!足場が消えなくなりましたわ!」
ジェノサイド「まあ……頑張れば普通に渡れそうだったけどな。」
【削除済み】「ぬわあああああ!俺が色々してた意味がああああ!」
うp「で、なんであのスイッチ置いたの?」
一「……1人でも出来たら後は渡れるようにしといた。しといたんだが……はあ……」
うぽつ「本気で落ち込み始めましたよ?どうします?」
うp「ほっときゃ治るさ。」
モブA「……スイッチは壁の裏に仕込むとかでいいんじゃないのか?」
一「……そうだわ。それだわ!そのとおりだわ!次回からそうしよ!」
うp「こうして、このダンジョンは正攻法でしか行けないやつになっていったとさ。めでたしめでたし?」
うぽつ「……めでたくは無いかと。」
【5階層目】上へ続く階段
エリザ「やっと……やっと新階層です!」
【削除済み】「ほんとな……もうさすがに攻略情報もないだろ。」
ジェノサイド「……ただ、ここまでかなりの犠牲者が出てるけどな。」
エリザ「そ、それはしかたのないことですわ。そ、そう!コラテラルダメージですわ!ダンジョン攻略のための致し方のない犠牲ですわ!」
レオニダス一世「まあ、わからぬことも無いが……」
ジーク「……あまりその考えは良くないかと。」
モブD「……この犠牲は私たちの采配ミス。……致し方のない犠牲ではない。」
エリザ「くっ……仕方ありません。ですが!この階層を攻略し!そしてこのダンジョンを攻略すれば!皆さまの犠牲も無駄にはなりません!行きましょう!皆さん!」
うp「なるほどね〜……で、犠牲はどうなるんだ?」
一「このダンジョンの成長を促しより難易度が増すな。」
モブA「これは酷い……」
一「ただダンジョンから侵入者が全員いなくなるまで成長はしないからまだ無駄にならない犠牲だな。もっとも?全員死んだらそれこそ無駄死にだがな……」
うp「で、次の階層はどんな感じなんだ?」
一「そうだな……まあ、簡潔に言うと誰でも次の階層へ行けるが探索すると後悔する感じだな。」
うp「え?」
うぽつ「……それはどういうことでしょうか?」
一「まあ、見てみればわかるさ。」
【6階層目】
エリザ「ここには……なんにもありませんね。」
【削除済み】「これは……手抜きか?」
ジェノサイド「ただ広い部屋があってその奥にはもう次の階層への階段があるだけだからな。実際そうじゃないのか?もしくは何かあるとか。」
ジーク「……すみません。アレ、なんでしょうか?」
レオニダス一世「どうしたジーク。何か見つけたのか?」
ジーク「いえ、あの壁に着いた押しボタンみたいなのって何かなと……」
【削除済み】「え?………………あったわ。あった、あったよ!」
カオスポテト「いや、驚きすぎでしょ!」
【削除済み】「これが驚かずにいられるかってんだよ!さっきまで手抜きか休憩ポイント的な存在程度にしか思えない場所に!一つのイレギュラーだぞ!気になる!」
エリザ「それは……わかりかねます。」
ジェノサイド「わからんことも無いが、今はな……」
鰤☆鰤「やっぱり攻略組っつってもやる事が違いすぎると意識の違いがすごいんだな。」
エリザ「当然です!厳密に言うと我々が真の攻略組ですからね!」
ジェノサイド「そりゃそうだな。ボク達は何でも屋みたいなものだしな。」
【削除済み】「俺らは検証班だっていつも言ってるのに……」
モブD「……検証班ならせめてゆったりと進めば良いものを……」
ジェノサイド「で、やるの?やらないの?」
エリザ「何がですか?」
【削除済み】「ボタンだろ?勿論押すよ。」
エリザ「えっそれは……」
レオニダス一世「まあ、良いのでは無いか?正直気になる事を放置して先に進んで死んでしまったら後悔するぞ。」
エリザ「う、むむむ……ほ、他の皆さまは?」
鰤☆鰤「俺も賛成だな。シンプルに気になるし。」
カオスポテト「そうだな。俺もそっち派だ。」
モブD「……気になる。」
黒タイツ無知幼女love「だ、そうだ。どうするよ。」
エリザ「……えいっ!」
カオスポテト「あっ、押した!」
【削除済み】「……何も無い?」
カオスポテト「え?……ほんとだ。何も無い。」
一「ようこそ、地獄へ。」
うp「いや怖えよ!」
ジーク「……あれ?次の階層行きの階段が無い?」
モブD「……!上!」
黒タイツ無知幼女love「上?いったい何……が……」
レオニダス一世「……ここまでか。」
エリザ「なっ……なんで……このままじゃ……」
【削除済み】「大方モンスターハウスっ所か?にしては殺意が高すぎるがな!」
ジェノサイド「……これは無理だな。経験値の足しにできると良いが……」
うぽつ「これは恐ろしい……閉めてからのキノコ地獄ですか……」
一「そう、まあ全部倒せば次に行けるさ!」
モブA「どれくらいいるんだ?」
一「そうだな……元々の余りが20pで200本だろ?そこから3日経ってるから……30000本くらいかな?まあ、実際は胞子で殺しあってるからそれの7割も居ないと思うが……」
うp「うん。無理だな。お疲れ様でした。」
こうして、ダンジョンは攻略されなかった。……尚今回の作戦によってダンジョンは相当成長してより攻略できなくなったのは言うまでも無い。
はい、まず私の不定期といいながらも出来るだけ2週間以内投稿がついに果てました。
さて、話は少し変わりますが私はここ最近になって忙しいシーズンになり、毎日をバタバタ過ごしていまして、恐らく今のペースでは投稿できそうにありません。ですのでいままで以上に適当に待っていただけると幸いです。
次回、……おそらく違うダイジェスト編
追記、タイトルを変更しました。




