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55話 魔法大学校!?

ジョー「ところで、主は結構マスクデータ好きだよね?」

主「ああ、伏線は嫌いだけどな。」

ジョー「なんで?」

主「伏線は張らないといけないし回収もしないといけないだろ?」

ジョー「お、おう。」

主「しかし!マスクデータは!作者以外誰もわからないから考察が捗る!」

ジョー「なるほど。」

主「ああ、そうそう。話は変わりますが今回は大体全開のスレ回より1〜2週間程たったと考えてください。」

ジョー「…え?話変わりすぎじゃない?しかもその間の色々は?」

主「…次回恐らくダイジェストでお送りします。」

  「はじめくーん!次はこっちをやってくれー!」


  一「はい!今行きますー!」


  昇「旦那ー!こっちは終わったー!後どれくらいで終わるんだー!」


  「後はじめくんがやっとる畝とわしがやっとる畝で最後だー!」


  昇「いよーし!了解でーす!そうならさっさと茶でも作っときますよー!」


  「そうか!よし!はじめくん!さっさと終わらすぞ!」


  一「はい!わかりましたー!」



 俺と昇はそこそこ近所に住んでいる暁さんの白菜の収穫を夕方くらいの時間に手伝っていた。……暁さんは今年でたしか70……いや75?まあそれくらいの歳のはずなんだが、かなり元気で普段の農業仲間からは旦那と呼ばれ親しまれている。俺は呼んでないが……

 そんな彼だが流石に歳には勝てないらしく、5反中の2反は俺らがやったが、正直俺らが暁さんくらいの歳だったら4反くらい頼みそうだがなぁ……


 そんなこんなで収穫を終えた俺達は暁さんの家で飯を御馳走になった後、


  暁「2人とも、いつもありがとうな!これ持ってけ!」


 と、さっき収穫した白菜を手渡してくれる。


  昇「えっ!良いんですか?」


  暁「おう!まあそれ卸すやつよりちょっと硬くなってたやつなんだけどな!」


 ちなみに暁さんは結構気前が良くこういう時に収穫した奴を多少分けてくれる。さらに暁さんは硬くなってるとは言ったものの、元がかなり良い物なので正直なんも問題ない。例とすれば今回収穫した白菜が普通に600円くらいするとして、この訳あり商品的なやつは大体550円くらいの値段で売れる事だろう。


 閑話休題


 まあそんなこんなで飯を食って適当な所で帰り、ちょっと収穫の疲れを落としてゲームにログインしようと部屋に戻る俺。……どんどん生活がゲーム中心になっていってる気がする……気のせいだな!そうだな!よし!


  一「昇、幻次先やっとくわ。」


  昇「ああ、俺ちょっと今日はパス。収穫の疲れが……」


 ……なら仕方ない。今回は一人で入る事にしよう。まあ今回は一人で色々する予定だったしな。




  一「さて、久しぶりに来たし、今日はアレをしてみようかな。」


 あのスターライト達がダンジョンに入りボッコボコにされた数日後のダンジョン攻略用パーティ(大会で優秀な成績を残したパーティの本隊とか攻略組検証組の寄せ集め)が、超越茸に殲滅されて以来、俺はしばらく弄らなくても問題ないかな?と思っている。……で、ちなみに今はダンジョンの入り口の場所を移して飲食店「うぽつ」の前にしてある。……というのも攻略組や一部のパーティから自由に入らせてくれって頼まれたからである。


 閑話休題


 そんなこんなでダンジョンをいじらなくなった俺は、ここしばらくログインせずにこのゲームで出来る事を色々調べた中で気になったものが一つあったので、それを今回やるべくとある場所に向かう。その場所はニンビットの町外れにあるらしく、ギルドに行き、転移装置を使い……いや待てよ?


  一「転移装置を使わずにニンビットまで飛んで行けば……」


 なんとなくそう考えた俺は、町の外へ行きニンビットの方向へ向き、全ての羽翼を広げ全力で飛ぶ。

 この時に重力(グラビティ)で重力は自身の前に向くようにする。


 ……大体10分くらいで着いた。今度から一人ならこの方法で向かう事にしようかな?風とか気持ちいいし、あっちじゃ感じられない前に落ちる感覚が結構嫌いじゃないし……


 まあ、そんな事は後でコーヒーでも飲みながら考えるとしよう。


 それはともかくなんか変な目で見てくる門番をスルーしてニンビットの町に入り、そこから少し前にギルドから拝借した地図を確認しながらグネグネとした道を行き、目的地へ向かう。

 そうする事大体7分、俺は目的地に着く。


  一「ここがニンビット魔法大学校か。意外と広そうだな。」


 俺は色々な魔法を短期間で習得する為にここニンビット魔法大学校に行ってみる事にした。

 と、言うのも理由は2つあり、まず俺らのパーティで何が足りないか考えた結果、瞬間的な回復役がいない事が判明した(アイの祈り系統は少し時間がかかる)ので回復魔法的なやつを覚えたかったのが1つ。

 で、もう1つが光闇魔法の種類が合計で4種類しかなく他の闇魔法や光魔法はどうやって習得できるか調べた結果が

「同じ属性魔法をもう一つ習得する」

 か

「自分で魔法を改造する」

 だったので、この世界でどうやって魔法を習得するか、また改造するかを調べたら、この大学校を発見したので行ってみることにしたのだ。……まあ生徒になるのかどうかしらんし、授業中だった場合生徒の皆さんには迷惑かもしれんがな。


  一「まあ、最悪もう一つの方法を試すかな。あまり期待はせんが……」


 あの方法はあまりやりたくはないのだがもしダメだった場合はやる事にしよう。


 俺が大学校に近づいて行くと、一人のローブを着たガタイの良い至って普通の男性が立っていた。あの人に聞いてみよう。


  一「あの〜すいません。ここがニンビット魔法大学校ですか?」


 当たり障りの無さそうな質問からしてみる。


  「はい、そうですが……!もしかして新入生の方ですか!?ではっ 一「いやちょ待って待って待って!」大丈夫ですから!では行きましょう!」


 ……俺は成すすべもなく手を引っ張られ中に入れられる。


  「いやー、まさかこの時期に新入生が来るとは思ってなかったですよー!」


  一「いや、だからちょっと話を 「ここが校長室です!開けますよ!」いや、だからちょっと……」


 ここは校長室なのだろうか。俺にはキャラ作成部屋の様に白い部屋の中心に半裸のマッチョな男性が腕を組んで困惑しているという混沌とした光景しか見えない。俺大丈夫か?一回目を閉じ開く。……変わらない。とりあえず半裸のマッチョの人は困惑した顔をしないでいただきたい。一番困惑しているのは俺の方じゃないとおかしいだろ。


  「では!また後でー!」


 ……至って普通の男が消えた為ここには緑色のつなぎを着た男と半裸のマッチョな男がいる白い部屋という完全に意味がわからない光景になってしまった……


  「え、あ、ああ。うん。ま、まあ、とりあえず、椅子に座ってくれ。話はそこから始めよう。」


 俺は椅子に座り恐らく校長であろうマッチョの話を聞いた。


 彼はリオという名前で校長。半裸なのはこういうローブで性能は高いらしい。……フロンのアレといいこのゲームの変な装備は何故こうも性能が高いのだろうか。謎が深まるばかりだ。


  リオ「まあ、十中八九ジュシヤ……あの門番のことだ。に無理矢理連れてこられたのだろう?というかそう見えたが……なぜこの大学校に来たんだ?あいつはここの事を聞かない限り特に何もなかったと思うからな。」


  一「いや、俺は単純に魔法の知識が欲しかったからどこか無いかと適当な場所を当たってみたんだよ。まあ一発目がこれだったが……」


  リオ「……なるほど。と言う事は、君は魔法使い志願か魔法使いという事か?」


  一「まあ……一応魔法がメインではあるが……」


  リオ「ちなみに何魔法を使っているんだ?」


  一「主に光と闇、それと理魔法だな。まあ最近は闇魔法をあまり使ってないが……」


  リオ「なるほどなるほど、そうかそうか。光魔法と闇魔法。さらには理魔法と来たか。ふむ、それで君はこの大学校に入る気は無いのだろう?」


  一「まあ、そうだな。」


  リオ「だったらここで教師になってみな 一「遠慮しときます」……なら図書室を利用するといい。そこで色々な勉強ができるだろう。案内は私がしよう。なに、一般公開もしているから問題は無いぞ。」


 と、言うわけで図書室を利用させてもらう事になった。

 図書室は広くちょっとした図書館は優に超えるくらいの大きさで、棚いっぱいの魔道書?の様なものがぎっしりと詰まっていて、それを集中して見ている一般人や生徒、さらにはプレイヤーまでいる。


  リオ「では、あそこから帰れる。ゆっくりと勉強をしていってくれ。」


  一「そうか、ありがと……リオ校長、ちなみにアレは使用できるのか?」


  リオ「え?……ああ、金さえ支払ってくれればいつでも問題は無い。自由に使ってくれ。」


 そうか、そうか。いやー、そういえばそんなのあったな!



 俺は【魔法改造装置☆一回10万マルク】と貼ってある機械に近づいて行くのであった。

はい、と言うわけで今回は魔法大学校でございます。次回は魔法大学校かダイジェストかどっちかは作者の気分で変わるので悪しからず。(言えない。スレ回を書いた結果普通の会話がどうやるっけ?ってなってた事を言えない!)

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