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47話 お金の使い道

主「……」

ジョー「全くよう……恥ずかしいったらありゃ無いよ!なんだよ巫女服って!なんでよりによって巫女服なんだよ!」

一「まあ、ドンマイ?」

昇「ドントマインド!元気出せって!」

暁「……意外と似合ってたよ?」

華「そうですよ?かわいいですよ!」

ジョー「ヌガー!僕は男なんだぞ!かわいいって言われて喜ぶ男がいるかー!」

 

  一「よし、やっとギルドに着いたな。」


  アイ「……やっぱりあの2人について行った方が良かったのでは?」


  うp「いや、しばらくは別行動するって決めたし問題は無いんじゃないか?」


  アイ「まあ、それはそうなんですけど……」


 俺たち4人+アイはとりあえず門番にこの町の地図は何処にあるか聞いた。冒険者ギルドにあると言う事で、場所を教えてもらった後全員でギルドに行こうとした所


  「ヒソヒソ(おい、あいつらって今噂の4人と二匹の2人と一匹じゃないか?)」


  「ヒソヒソヒソヒソ(え?あいつらか?いや、まあたしかにどっかで見た事あるような……ああ!あいつらウィザードカプリシャスの一とうpとアイだな!そうだそうだ!思い出した!ただ、だとしたらあのかわい子ちゃん二人組はなんだ?)」


  「ヒソヒソ(ナンパじゃないか?)」


  「ヒソヒソヒソ(いやいや、無いだろ。大方あの2人のお眼鏡にかなった……らマズイか。うん)」


  「ヒソヒソ(まあ、兎に角羨ましいなあオイ)」


  「ヒソヒソ(全くだ、けしからん奴等だ)」



  モブA「……すまん、一とうp、そしてアイ、先に行っておいてもらえるか?」


  一「え?なんかあったか?」


  うぽつ「……!そうですね。私達はちょっと適当に散策したいのでお先にどうぞ。はい。」


 と、言って2人はどっかに言ってしまった。理由は全くわからなかった。


 閑話休題


 まあ、そんな事を今考えても仕方がないからとりあえず入る事にした。


 ギルドの中に入ると最初の町のギルドと違って中に人は殆ど居なかった。……それはもうガラガラだった。


  うp「いや、人居ないってレベルじゃねえなオイ。なんかあったのかよ!」


  アイ「いや、普通に依頼が無いとかでは?」


  一「まあ……にしても酷いけどな。」


  「うん?そこにいるのは冒険者と……妖精、か?」


 急に聞こえてきた声の方向に顔を向けると、そこには小柄で眼鏡を付けた、くすんだ茶色のスーツを着た少年がいた。……なんかどっかで会ったことあるような気がする……誰だ?


  うp「ああ、合ってるがそっちは?ここの受付か?」


  「え?ああ、そうだよ。オレの名前はフラン。よろしくな。で、君達はここには何の用で来たんだ?依頼を受けに来たって感じではなさそうだが。」


 フランか……まったく知らんな。俺の思い違いだったようだ。


  一「ああ、ここに行けばこの町の地図があると聞いてな。この町は初めてだからさっさと買っておこうと思ってな。」


  フラン「成る程な。まあ、この町に依頼なんざほぼ無いからそんな所だろうとは思ってたよ。まあ、そこにあるから適当に取っといてくれよ。」


 と、言ってフランは受付前の丸まって大量にある地図を指差す。


  一「ああ、助かるよ。」


  フラン「そりゃどうも。……君達ギルドカードを見せてもらえないかい?」


  一「え?そりゃ問題は無いが、なあ、うp。」


  うp「まあ、見られて困るもんじゃ無いしな。はいよ。フラン。」


 そう言って俺たちはギルドカードをフランに渡す。


  フラン「ふむふむ、ブロンズランクの一とうpか……!いや!ちょっとまて?君達太陽王国の(フゥー)で開催された大会にでてなかったか?」


  一「えっ?太陽王国?大会?」


 クリスマスのアレのことだろうか?


  うp「あの少し前にあった大会の事か?」


  フラン「そう!その大会で君達一位になってなかったか?ウィザードカプリシャスとか言う名前の四人と二匹で、くる敵を千切っては投げ千切っては投げしてたあの!」


 ……何という事でしょう。俺たちのパーティの悪名高き事この上ないこの発言!……否定はせんけどな。


  一「まあ、大体あってるな。うん。」


  フラン「なるほどな。ちょっと待っててくれ、ああ、そうだそうだ。うpのギルドカードは返すよ。」


 そう言ってギルドカードをうpに手渡した後、ギルド職員以外立ち入り禁止と書かれた場所に入っていくフラン。……俺ギルドカード返してもらってねぇな。


 そして待つ事10分、奥からフランが戻ってきた。


  フラン「いやー、疲れた。」


  一「何してたんだ?後ギルドカードを返してもらえないか?」


  フラン「ああ、その件で一つ。」


 と、言うとフランは咳払いをして息継ぎ無しでこう言ってきた。


  フラン「君、一は特例によりブロンズランクからゴールドランクになった!おめでとう!これが君のギルドカードだ。受け取ってくれ。」


 ……へ?ゴールドランク?


  一「……すまない。全くどう言う事かさっぱりわからないんだが、何故そうなったんだ?」


 そう言うとフランは俺を見て


  フラン「君は太陽王国の国王に土地が欲しいと言った。そして王は了承すると君にクラン専用領地をやると言われた。ここまでは覚えているか?」


 と、言ってきたのでとりあえず


  一「まあ、覚えているぞ?それが今回の件と何の関係が?」


 と、言っといた。するとフランはその発言に対してこう言ってきた。


  フラン「……クラン専用領地を持つことができるのはクランの設立者だけ。そしてクラン設立はゴールドランクからなんだよ。……わかってくれたか?まあ、設立だけにはあまりマルクを使わないから準備できたら言ってくれ。移転用のアイテムをやるからな。」


 ……なに!?


  うp「えーっと?なんだ?つまり一は確定でクランを設立する事になったってのか?後マルクはいくらくらい必要なんだ?」


  フラン「ああ、一つ目の質問はおおよそ合っているな。うん。そして二つ目だが大体最低でも400万マルクはいるな。……まあ、どうするかは君の自由だな。まあ、クランマスターは間違いなく君だろうが……」


 ……どうしようか。まあ、とりあえずだ。


  一「ちなみにシルバーやゴールドになる事である他のメリットって何だ?」


 そう、多分他にもあるはずだ。なぜなら、ギルドに入ってゴールドでクランを設立できるというメリットがあるという事は、シルバーにもそういうメリットがあるはずなのだ。


  フラン「そうだな、わかった。説明しよう。まずはシルバーについてだが、」


 そう言って説明されたのだが、まずシルバーになる事でダンジョンの攻略が可能になる。で、ゴールドが普段利用している店より少しグレードがアップした店に入る事ができるようになる。らしい……まあ、そんなもんか。以外と少なかったけど……。


  うp「で、結局やる?クラン。俺は面白そうだからやるなら手伝うけど。」


 そう言われて考える俺。……7秒くらい。


  一「よし、やるわ。」


  フラン「成る程、なら4つ……まあ、実際は3択だろうが好きなコースを選んでくれ。」


 と、言われ三つの選択肢をみる。

 まず一つ目は400万マルクのコースで少しずつ設備を整えていく感じのやつ。

 二つ目は5000万マルクで一つ目よりはだいぶ設備が整えてあるというやつ。

 三つ目は3億マルクで全ての設備がかなり整えてあるというやつ。

 そして問題の四つ目だが、


  フラン「えーっと、最後のコースなんだけどちょっと特殊なんだよね。誰が買うんだよこんなのっ!ていう感じでね。」


  一「成る程、まあ一応話してもらえるか?」


  フラン「ああ、もとよりそのつもりだ。……25億マルクで三つ目のコースの内容+このコースオリジナルのダンジョンを作せ 一「よし、それで頼む。」……正気かい?」


 失敬な。これでもまともなんだぞ?たぶんおそらくきっと。


  うp「おけ、一発で買えるしダンジョンも気になるからそれだな。よし!」


  フラン「え?買えるの?」


 ……まあ、


  一「一応買えるぞ?と言うかそれ買っても多少質素に暮らせば人間の寿命分くらいの金はあるんじゃないかと。」


  フラン「まあいいよ。とりあえずお金出して契約書にサインして?」


 そう言ってそこそこ字多めの契約書を渡されたので、お金を支払って契約書に書き込んだら、フランが「本当に買う人いるんだ……」と呟いてた。


  フラン「ま、まあ、これで契約は済んだしこのアイテムを渡すよ。これを使用すれば行けるから。じゃ、後は頑張ってね。」


 ……ゆっくりと奥に行くフランの背中を目で追いながらこのアイテムを使用する。……何か忘れているような?


  うぽつ「ふう、やっと着きましたね。」


  モブA「そうだな。まあ、合流はできたし、地図をもらって 一「すまん!ちょっとクラン作ってくるから先に町を見といてく、うわわわわわわわわわわわわ!!」……え?クラン?」


 ……俺がアイテムを使用したと思ったら真下に穴が空き、そこから落ちていった。……酷いと思わないかい?



 一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV15

 HP.155/155 MP963/963


 ステータス(カッコ内は補正値)


 STR(筋力)30+(94)


 DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


 INT (知力)220+(704)+302(真理の太極図「白と黒の兄弟」)+12(怒りの草兎のつなぎ)


 MND(抗力)15+(24)


 AGI (敏捷)60+(150)


 DEX(器用)100+(180)


 LUK(運)490


 種族特性

【熾天使】(熾天使の羽【白】)(光属性強化【真】)(天界の裁き)(熾天使の光輪)

【魔王】(魔王の翼【黒】)(闇属性強化【真】)(魔界の導き)(魔王の角)

【人間】(経験上手)

 +(怒り) (紅葉化)


 称号

 妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

 名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者 オーバーキル 災厄を運ぶ農家の様ななにか


 スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV11 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3 農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

 スキル【七つの大罪】傲慢(覚醒)


 所持金1,908,230,960マルク

はい、一気にお金を減らしてみました。そして今後これによって更にチートがフフフフフ(主はチート好きです)

ちなみにゴールドのアレは深夜テンションとノリで決めました。……今後苦労するとも知らずに……

次回、クラン作成!……捻りが足りないかも。

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