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3話 チュートリアル 説明編

今回はチュートリアルの説明回なので結構長いのでご了承ください。

 

 扉を開くとそこには広い草原があった。

 中々の風を感じる。……最近のゲームは凄いんだな。

 そんなことを考えていると前からガタイのいい、プレートアーマーを着たおっさんが走ってきた。


「フハハハハ、私はチュートリアルAIで猪の獣人の猪先生だ!猪ってよんでくれ!よろしく!!」


 ……やけにテンションの高いAIが来たな。


 猪「どうしたどうした、フハハハハ!」


 一「すまない。猪のテンションについて行けそうに無い。」


 猪「フハハハハ!いやすまないな!さっきまで名前が付いてなかったのだが心優しいプレイヤーに付けてもらったのだよ!」


 そうか、俺以外にも名前を付ける物好きもいたんだな。


 猪「まずは君の名前を聞こうか!」


 一「俺の名前は一だ。よろしくな。」


 猪「そうか!では一君、まずメニューを開いて初心者装備をインベントリから選んで装備するんだ!」


 そう言われてメニューを開くとインベントリと装備欄があったので、そこから初心者装備を選ぶ。すると鎧、軽装、ローブ、キャソックの中から一つ選ぶ様だ。ちなみに全て☆1防具なので一番弱いのだろう。自分は魔法使いっぽくするので迷わずローブを選ぶ。ローブの性能は

 

  初心者のローブ ☆1

  DEF+5

  INT +5


 だった。これ以上ない初心者魔法使い用装備だろう。

 ローブを選択すると体にゆったりとしたローブが装備された。


  猪「よし、初心者装備を着た様だな!それでは次に武器を選んで貰うぞ!」


 すると目の前に色々な武器が出てきた。

 メジャーどころで剣や槍、マイナーどころで鎖鎌やヌンチャク、さらには三節棍やピッチフォーク まである。……ピッチフォークは武器だったのか。

 まぁそんな中で俺はこの


  初心者の短杖 ☆1

  (STR+0)

  INT +5

  MP消費×0.9


  初心者の両手杖 ☆1

  (STR+5)

  STR+1

  INT +9

  MP消費×0.8


  初心者のピッチフォーク ☆1

  (STR+15)

  STR+10

  農具


 の三つで悩んでいる。短杖は両手杖よりも劣るが両手持ちが出来るのでINT値は上だ。ピッチフォークは普段から使っているから使いやすいと思ったからだ。まぁ杖と同格かと言うと違うとは思うが。……なに?わざわざピッチフォークじゃなくて槍でもいいだろって?はっはっは。槍もピッチフォークも性能(STR)は同じだったんでな。せっかくなら良く使っている方がいいだろう。

 どれがいいか悩んでると横から猪先生が


  猪「どうした。この三つで悩んでるのか?なら全部持って行ってもいいんだぞ!インベントリは狭くなるがな!」


 と言ってきた。なら全部持って行こう。


  【初心者の短杖、初心者の両手杖、初心者のピッチフォークを入手した。】


 そして最初はなんだかんだ使い勝手のいい?ピッチフォークにしておいた。

 

  猪「そうか、ピッチフォークか……まぁ、武器は人それぞれだからな!俺は良いと思うぞ!…………さぁ!次はスキルだ!この中から好きなスキルを6個選ぶんだ!」


 何故か猪先生に俺が変みたいな目で見られた。仮にピッチフォークが変なんだとしても選ぶ俺が変なんじゃなく、そもそも用意した運営が変なんだよなぁ。


  閑話休題


 まぁ、さっさとスキルを選んで行こう。スキルには【武器】、【魔法】、【隠密】、【信仰】、【生産】、【特殊】がある。

 俺は、

【武器】杖術 農具術 【魔法】光魔法 闇魔法

【生産】農業 【特殊】鑑定

 を取得した。

 スキル【武器】は二つの杖用の杖術、ピッチフォーク用のピッチフォーク術がなかったので探すと農具術でいいらしいためそうする。【魔法】は補正がかかる光と闇。【生産】はうちで出来ない作物が作ってみたいので農業。【特殊】の鑑定はなんとなくいりそうだからだ。


  猪「よし!選んだ様だな。じゃあステータスについて説明するぞ!」


 という事でステータスの説明だが要はあの六つのステータス以外にSTR+ DEFでHP(体力)。INT+ MNDでMP(魔力)。(ステータス最高値+最低値)×0.5でLUK(運)となる。


  猪「わかった様だな!次はスキルについてだが、言ってしまえば自分の出来る事の延長だ!例えばスキル【武器】農具術の2連突きを使うとする。そしてそこに2羽の草兎がいる。そいつで見せてやる。」


 そして猪先生は草兎の前に立つ。ピッチフォークを持って。そして草兎に刺突すると草兎の上に2500ダメージと出て草兎は一瞬で光となった。


  猪「まぁこれがスキルの技を使わなかった場合だ。」


 そして猪先生はもう1羽の草兎の前に立つ。そして2連突きと叫びながら二回刺突する。すると今度は1500ダメージが2回出てこれまた一瞬で草兎が光となった。


  猪「そしてこれがスキルだ!技名を叫べばいいぞ!まぁそもそも草兎は体力が200くらいだからここまでダメージを出す意味は無いがな!」


 はっはっはと草兎を虐殺した猪先生が笑っている。


  猪「あと魔法だが、簡単に言えばMPを消費して便利なことをするっていう感じだな。ここまでくれば次は実戦だ!さぁやるぞ!」


 ……やっぱりこのテンションは慣れないな。


 一 男 キマイラ【オリジン】(天使 悪魔 人間) LV1

 HP.121/121 MP.483/483


 ステータス(カッコ内は補正値)


 STR(筋力)30+(60)+10


 DEF(耐力)15+(16)+5


 INT (知力)120+(324)+5


 MND(抗力)15+(24)


 AGI (敏捷)60+(116)


 DEX(器用)60+(95)


 LUK(運)238


 種族特性

【天使】(天使の羽)(光属性強化)(天の裁き)

【悪魔】(悪魔の翼)(闇属性強化)(魔の導き)

【人間】(経験上手)


 称号

 妖精【始祖】の祝福


 スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定

【武器】杖術 農具術 【魔法】光魔法 闇魔法

【生産】農業

ピッチフォークは好きだったので入れました。

次回、チュートリアル戦闘編

お楽しみに。


追記、細々としたところを修正しました。

ざっくりと猪先生の見た目を書きました。

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