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44話 ズキュゥゥン!!!

一「やっと終わったな……。」

主「ああ……。」

ジョー「いやいや、何この小説が終わったみたいな雰囲気出してんのさ。」

一「だって……なあ?」

主「ああ、この前書きのコーナー大体の人がほぼ飛ばしてるだろ。」

ジョー「いやまあそうかもしれんけど。」

一「だからって言うわけじゃ無いんだけどな。」

主「最近あまり投稿出来てなかったしな。」

ジョー「それは主頑張れとしか言えないからノーコメントで。」

一「コメントしてるんだよなぁ……。」


 今日はTHE Fantasy Dimension の大型アップデート終了の日で、ちょっと昇の仕事の熊狩りの手伝いに行こうとした時に、ある電話がかかってきた。内容は華からで、今から一緒にやらないか?とのことだった。


  「えっ!?一緒に出来ないってどういう事ですか!」


  昇「いや、な?そこそこ大きめの仕事が入ってな?悪いけど先に行っといてくれよ。」


 ……そして今は昇が電話で華に対して今は無理だから後で行く、という事をどうにかしてわからせるようにした。


  「いや、でも、……!はい。わかりました。ならまた後で会いますよ。兄さん。」


  昇「おっ、おう。……わかった。まあ、楽しんでこいよ。……終わったぞ。」


  一「やっとか……さあ、行くぞ。」




 と、いう事があってそこそこ遅れてゲームにログインした。


  うp「お?おお!おおおお!!」


 ……さっきからうpが大変うるさい。公共の場で叫んでいる。一体何があったのだろうか。とりあえずうpが見ているメニューでも開いて、と……


【魔導人形の銃の腕修正のお知らせ】


 ……これか。メニューを開くとトピックがあり、そこにはこんな事が書いてあった。具体的には、弾速と弾の飛距離がSTR×AGI÷2になっただけなのだが……まあ、うpは最近がっつりAGIをあげてたらしいから今回の修正で弾の飛距離が伸びて弾速が落ちたって事か……まあ、弾幕を張ったら弾速とか関係なく当たるから飛距離が伸びた結果ちょっとした強化に繋がったのか……?


 後他にもステータスを変える職業タイプが廃止された。そのかわり二つのステータスを選んで、片方を上げてもう片方を下げる、という事がいつでも自由に出来るようになっていた。前回の魔導師タイプと一緒にした。……タイプ系にするとステータスが固定化されてたのがダメだったようだ……。

 そして、プレゼントでちょっと前に番組でやってた称号をもらった。……【災厄を運ぶ農家の様ななにか】か……なんか今思うと農家要素この服しか無いんだよな……。


  うp「なあ、ちょっと俺調整したいからギルド行かね?」


 ん?なんで……ああ、銃の腕がどう変わったか見るのか……。


  一「ああ、いいぞ。」


  うp「よし、じゃあさっさと行くか!let's go!……つってもゆうて近くなんだけどな。」


 いや、テンション高いなおい。let's goなんて久々に聞いたぞ。全く……なんだあれ?


  「……て事でいいですか?パンジーちゃん。」


  「はい、それで問題は無いと思いますよ。削除さん。」


  「ふう……やっと決まったな。我々のバンドグループ名前が……。」


  「いや、待てよお三方……まだ肝心の歌詞、そしてもっといい楽器を買うための資金をどうやって稼ぐか、が決まってないぞ。」


  「おうふ……そうだったな。どうしようか、とりあえず資金は四人パーティになって次の街で稼ぐか?俺かなり弱いけど……そして!俺に歌詞は任せろーバリバリー!!」


  「マジかよ!そっちがいけちゃうのかよ!!なら任せた!!!」



 ……なんかギルド前で男三人と女の子一人で楽器を囲んでいる。どうやらバンドグループをこのゲームで作るようだがどうやって楽器を揃えたん……いや、よく考えたら武器の中に笛とかギターとかあった気がする。多分そういうの関係だろう。そして金が無く、次の街で稼ぐ気らしい……おや?


  一「おい、うp、どうした?なんかあったか?」


  うp「いや、そう言えばクランって大丈夫だよな?こう、変なのとか居ないよな?」


 何言ってんだこいつ、公式が作ったものだから問題は無いだろ、多分。


「いやいや何言ってんだ、まず俺らはクランを結成してないだろ。大丈夫だよ、……だから……おや?」


 あれはモブAじゃないか!?もう行ったかと思ってたわ。ただ……隣でこっちを見ている子は誰だ……いや、あれは!


  一「そこにいるのはモブAと……」


 華ちゃん!?遂にできたんだね!!おめで……いや、俺がやると気持ち悪いな。普通にいっとくか。


  一「ああ、遂に入れたのね。」


 と、言うと華ちゃんはこくりと頷き、


  「ああ、はい。入れましたよ!……周りに人は居ないですね!よし!兄さーん!!!」


 こちら……うpに突撃してきた。……まあ、いつものだな。……あっ、押し倒した。


  うp「いやいや!待て待て!ネチケットネチケット!!周り結構人居るって!目線がヤバイって!」


  華?「いやー!兄さんいつ来てたんですか!!言ってくださいよ!」


  うp「いや!まず俺だってどこ居るかわからんのにできる訳ないだろ!!」


 ……華ちゃんの人がいないは周りに居ないではなくて直線上に居ないってだけだし、うpはその内華ちゃんに場所を指定されてそこから色々するだけだしな。……そもそもうpが華ちゃんをどう思っているかによって変わるけども。



 まあ、その後なんやかんやあって四人でパーティを組んでいつもの狩場(土砂崩れ鰐がいる川辺)で華ちゃん……うぽつちゃんのレベル上げをする事にした。



  うp「でも良いのか?お前の技術がレベルに合わずに後で苦労するかもしれないんだぞ?」


  うぽつ「ああ、はい……まあ、それはそうなんですけど……でも、まあ問題は無いと思いますよ?」


 ……うん?やけに自信があるな……まあ、問題は無いなら良いんだけど。


  うp「そうか?ならあそこにいる1匹の草兎を仕留めてみろ。それで判断するぞ。」


 うpは数百メートル離れた森の所にいる草兎を指差した。……


  うぽつ「はい!わかりました!」


 するとうぽつちゃんは右腕をドラグノフのような……いや、どっかでみたことあるな、この風景。まあ、機関銃じゃなくて狙撃銃だけども……

 そうこうしている内にうぽつはもう狙撃の体勢になっていた。


  うぽつ「ふう………………そこ!!」


 うぽつちゃんの放った弾丸は草兎の頭に吸い込まれるように当たり、


  【経験値を2手に入れました】


 ……草兎を仕留めた。


  うp「……え?マジ?」


  一「……ああ、マジだな。」


  モブA「ああ、まあそうだろうなとは思ってたよ……。」


  一「え?どうしてそう思ったんだ?モブA。」


  モブA「へ?ああ、まあ、そうだな。うん。一回模擬戦と言うか、その、試し撃ちに付き合ってたと言うか、まあそんな感じで実際にやつに撃たれたからな。これよりも全然強いのを。……いきなり。」


 ……うぽつちゃんマジですか?そんな事……


  うp「お前……人様になんて事を……。」


  一「うぽつちゃん?せめて許可ぐらいとろうね?頼むから。」


  モブA「いや、別に問題は無いぞ?ちょっとビックリはしたが……。うん?うぽつ?どうした?さっきから無言「ダンッ!」うわっ!どうした?急に?」


  うぽつ「ああ、いえ。ちょっと敵の様なものがいたもので……」


  一「敵の様なもの?」


 そう思い、うぽつが撃った方向を見るとそこには足を撃たれた小さな土砂崩れ鰐の様なものがいた。……それでもちょっとしたクロコダイルくらいはあると思うけど……


  うぽつ「あれは何でしょうか?」


  モブA「あれは……土鰐だな。普通の。」


 普通の土鰐?……まあ、鑑定すれば良いか。


 土鰐【LV5】 HP900 MP280


 STR120 DEF140 INT16 MND108 AG16 DEX15


 種族特性 (顎術) (尻尾術) (怒り)


 ……極端だな。まさかこんなにまで脳筋仕様とは……


  一「ステータスはこんなだな。で、どうする?」


  うぽつ「そうですね……ならあと2発で倒せますね。……STRが足りないのかな……」


  モブA「いや、隠密行動の「ステルス」で隠れて暗殺の「アサシンブレイク」を使えばいいんじゃないか?」


  うぽつ「なるほど、そうでしたね。ではちょっと待っててくださいね。ステルスを使用しますので!」


  うp「……わかる?」


  一「いや、さっぱりだな。」


  モブA「ああ、説明するとだな。」


 と、言うわけで説明された。まずスキルの【隠密】にある暗殺の技「アサシンブレイク」は、相手から意識されていない場合、次に与えるダメージが1.7倍になる。さっきは視認されていたので、この効果は使えない。だが、同じ【隠密】にある隠密行動の「ステルス」は、相手から視認されてない状態にする事が出来る技なので、隠れて撃てる、とのことらしい。……あっ、土鰐死んだな。


  【経験値を50手に入れました】

はい、今回は魔物について、色々と話したいですかね。

まず魔物は大体ステータスが決まっていて、1LV上がるごとにステータスが50伸びる。

そしてネームドになれば、全ステータス5倍+1LV上がるごとにステータスが250伸びる。

という感じです。……行き当たりばったりなんですけどね。ステータス決めは。

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