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40話 可哀想な人

一「こいつか……。」

主「どうした?」

一「いや、だいぶ昔の事だがジョーの声が聞こえなかった時期があるだろ?」

主「ああ、そういえばそうだな。俺は聞こえてたけど...それが?」

一「いや、その時の声がすごい渋くてな、誰だったんだって言う話がでてな。アイと昇で盛り上がってたんだよ。」

主「なるほどな……ちょっとジョーとそいつしばいてくるわ。」

一「いやいやいやいやいやいやまてまて!!」

 

  ジョー「これより!表彰式を開催したいと思います!」


  「いいぞーー!」

  「FOOOOO!」

  「やっとだーー!」


 やっと始まったな……しかし試合が終わった後によくはしゃげるなこいつら。……まあ、いいか

  ジョー「いやー、みなさん元気ですねー。これは私も負けてられませんね!よし!それではー!……王から何か一言。」


  王「いや、なんでテンション下がっtなんで観客の方々もそんな下がっているのだよ。」


  「だって……ねぇ。」

  「校長の話は聞かないとなぁ。」

  「おい、お前達うるさいぞ。」

  「「フヒヒwwwサーセンwww」」


  王「いや、そもそも校長とはどなたなのだよ、全く……。えー、ではまあ、簡潔に。皆の者、良く頑張ってくれた!以上!」


 早いなおい。まぁ校長だったら好かれる奴だな


  ジョー「いや、簡潔すぎませんか?それ。」


  王「良いのだよ、ジョー。面倒だしな。」


 いや面倒って国王が言っていい事じゃねぇだろ


  ジョー「アッハイ。では!3位から順番に発表したいと思います!3位!神のお告げ!!……あっ、呼ばれたパーティ及び召喚獣などのチームは表彰台の上へ上がって下さいね!」


 そうジョーが言い、指パッチンをすると表彰台がジョーと王の後ろに出てくる。……なんでピンクと白の水玉模様なんだろ……


  マイケル「えーっと?この上ですか?」


  ジョー「そこですね、はい。では3位の賞品である賞金20万マルクと5千カジノコイン、そして「希望のペンダント」です。どうぞ!」


  マイケル「はい、ありがとうございますね。」


  ジョー「それでは今大会の御感想を聞かせて下さい。」


  マイケル「えーっと?そうですねぇ、……まあ、次回があるなら今度こそ魔導師(ウィザード)の戯れ(カプリシャス)の皆様を救いたいですね。」


 いや、怖えよ!やめてくれって……


  ジョー「なるほどー。では次回に期待ですね!では次に2位の発表です!2位!ブレイバーズ!!ではこちらにどうぞ。」


 ああ、あいつらも頑張ったよな……


  ジーク「はい、あの、ここで仲間を出す感じですか?」


  ジョー「はい。そうですよ!」


  ジーク「わかりました!みんな、準備はいい?」


  リリィ「勿論です!」


  ゆかりん「まあ問題ないよ。」


  ばはむーと「……うん。」


  ジーク「わかった。行くよ!」


  ブレイバーズ「「「「召喚!」」」」


 すると、全員の横に精霊達が来た。……なんか3人?ほど怯えてるんだけど?


  ノーム「おい、またなんかわけわからんくらい強いのが出るんじゃないだろうなぁ?」


  サラマンダー「アレは……中々ヒドいと思うぞ。」


  シルフ「あんな気づいたら倒されてる……ううっ!頭が!」


  ウンディーネ「いや、アレが凄かっただけで私達も大概酷いことしてますからね。一方的な展開というなら特に、ですが。」


 ああ、あいつら(ヴァイン・ヴァルツ)の被害者だったか。そういえばそういう指示を出した気がしないでもない。


  ジーク「これで良いですか?」


  ジョー「はい、では2位の賞品である50万マルクと2万カジノコイン、そして「勇気のバッヂ」です!どうぞ!」


  ジーク「ありがとうございます。」


  ジョー「それでは今大会の御感想をお願いします。」


  ジーク「わかりました……と言っても今大会で相当技が出ちゃってみんなにばれてると思うんでそれの対策と……初見殺しを増やして魔導師の戯れを倒したいと思いますね。」


 お前もかブルータス!……でも今回本当に技という技を出しまくってたからな。確か槍の投擲に合わせてそれをハンマーでぶっ飛ばして威力を上げるとかバックラーでアッパーしたと思ったらそれに土魔法の砂玉(サンドボール)で追撃するとか……それらをやられたときの敵は悲惨だったな。うん。


  ジョー「なるほど!いやー、本当に魔導師の戯れは愛されてますねぇ!」


 愛……?いや、違うと思うんだが……?


  ジョー「さて!いよいよ1位の発表です!1位!!……ウィザーーードカプリシャーーーース!!!……では、ここにどうぞ!」


 あっ、俺たち呼ばれたな


  一「よし、行くか。」


  うp「いやいや、あいつら出してやれよ。」


  一「えーめんど うp「はよ!」……はぁ……。」


 全く、アイはいいとしてあいつら結構面倒なんだよなぁ……戦い以外の事だと


 ジョー「えーっと?結局出すんです?もう太刀魚さんとポーーさんと紅葉君はもうちゃぶ台を置いてリラックスしてお茶飲んで……というか1位発表中になんでちゃぶ台とお茶がちゃっかり用意されてあるんですか!!」


  一「まぁ、まずアイでも出すか……召喚!」


  ジョー「いや、ちょっ、 アイ「来ました!アイです!」ええ……。」


  一「よし、ならちょっとこの儀式?が終わるまで待っといてくれ。」


  アイ「はい、わかりました!」


  一「なら……あいつらか……仕方ない。「それは全てを守り、これは全てを破壊する!」を使用してヴァインとヴァルツを出すか。」


  うp「いや、なんで口調がそんなカードゲーム風なんだよ。」


  ヴァルツ「はい、呼ばれましたよ一さん。で、なにか御用で?」


  ヴァイン「ヴァルツ!敵がいるかもしれないと言うの……に…….」


  ヴァルツ「……いないな。うん。まぁ、あそこの草兎の亜種が敵という可能性もなきにしもあらずだがな。」


  ジョー「え〝っ、いやいやいや!!!違いますよ!ええ!今は表彰式の最中で1位になった魔導師の戯れ様に対して表彰してるんですよ!と言うか一さんもうpさんもアイちゃんもなんで止めてくれないんですか!助けて下さいよ!この2人重圧感強すぎて怖いんですよ!」


 いやー、ジョーのリアクションは面白いな。召喚した俺が言うのはどうかと思うけども


  ヴァルツ「……で、どうしてここに?」


  一「いや、お前達もこの儀式?に出した方がいいって他の人に言われたもんでな。すまんな。」


  ヴァルツ「ああ……まぁ、眠いんですけどまあ、良いですよ。」


  ヴァイン「ヴァルツ……まあお前の事はいい。わかりました!一様!」


  「うおーーーーーーー!!!!」

  「きゃーーーーーーー!!!!」

  「すげーーーーーーー!!!!」


 観客が熱狂している……何故だ……。


  ジョー「はあ、もう疲れてきましたが一応やりますよ。はい。……それでは!1位の賞品である!200万マルクと5万コイン!そして!「絆と勝利の宝玉」です!!どうぞ!!」


 そう言われて前に差し出されたので受け取る……重っ!


  一「いや、この玉重すぎだろ!なに詰まってんだよ!」


  ジョー「そりゃ、絆と勝利 一「うそつけ!これ鉛の塊って言われても信じるくらい重いぞ!」……なんでしょうね?一体。」


 知らんのかい!


  ジョー「さて、それでは表彰式が、終わったのでこれより閉会式を 「フッハッハッハッハーーー!!!」……え?誰?」


 なんだ?突如声がどこからともなく聞こえてきたと思ったらドームの真上に穴?ができたんだが……あっなんか鏡が出てきた。そしてそこには……こう……人間でいうお爺さんに当たる人が映った。


  「ワシは魔王が1人【終灰帝(しゅうはい)】のグラオジャである!愚かなる人の子よ!貴様らはワシの手によって根絶や……なんでそこにヴァインとヴァルツがいるんじゃ?」


 いや、誰だよ。と言うかさっきからずっと観客がワーワー言っている……。

 なんか「魔王最強キターーー!!!」とか「ラスボスより強くてラスボスが霞んで見える人キタコレ!」とか「よし、負けたな。田んぼ見てくる。」とか言ってる。田んぼなら俺も付いて行くぞ。


 閑話休題


 まぁ、とにかくこれは2人にだれか聞いてみようか。


  一「ヴァイン、ヴァルツ、知り合いか?」


  ヴァイン「知り合いというか……やつは……そのですね……。」


  ヴァルツ「ヴァイン、どうした?素直に親父って言えば良かろうに ヴァイン「ヴァーーールツ!!!お前!い、いきなりなにを!!!」……お前そんな嫌か?」


  一「なるほ……親!?おい、そこのグラオジャとかいうやつ!……本当か?」


  グラオジャ「いや、人の子……人の子かお前?まあよい、まず人の子よ、ワシの子供であるヴァインとヴァルツに馴れ馴れしすぎんか?そもそも ヴァイン「いえ、貴方に言う言葉など何もありませんし、まず私は貴方を父と認めた事は幼少期くらいしかありません!帰って下さい!」……すまん。」


  一「いや、酷いなおい、仮にも父親だぞ。もう少し優しく扱ってやれよ。可哀想に……。」


  グラオジャ「おお!人の子よ!よく言ってくれた!ありがとう!そうだ!ヴァインよ!ワシ言おうとしていた事全部今の言葉で忘れたんじゃぞ!どうしてくれるんじゃ!このままじゃどう締めていいかわからないんじゃぞ!」


 いやジジイおい!もうちょっと頑張ってくれよぉ!




 そのあと、超絶的ヴァインのお父さん嫌い攻撃によってグラオジャはもう、なんか可哀想な事になっていた。


  ヴァイン「……あとついでに言っときますけど私のシャンプー使わないでください!臭いが映るじゃないですか!」


 こんな事も言ってた。……そろそろグラオジャの要件でも聞いておくか。……その前に。


  一「おい、もういいだろ!なんかあいつ最初出た時と違ってただの近所のお爺さんだよ!可哀想だよ!せめて何するのか聞いてやってよ!」


  ヴァイン「むっ……しかしですね!やつは 一「途中からおまえの悪口の一方通行で本気で可哀想って思ったんだけど。」……わかりました。グラオジャ!貴方の要件はなんですか!もし今度人間の根絶やしとかほざきましたら二度と口聞きませんからね!」


  グラオジャ「すまん……本気ですまん……。ありがとうございます、人の子よ。やっと話せるのじゃ……と言うか正直な事を言うとヴァインとヴァルツが消えたから人の子らの仕業かと思っての……すまんな、はっはっは!」


  ヴァイン「はっはっは!じゃないでしょ!この魔族の屑が!」


  グラオジャ「……すまぬ。」


 ……子供って怖いな。



 一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV15

 HP.155/155 MP963/963


 ステータス(カッコ内は補正値)


 STR(筋力)30+(94)


 DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


 INT (知力)220+(704)+302(真理の太極図「白と黒の兄弟」)+12(怒りの草兎のつなぎ)


 MND(抗力)15+(24)


 AGI (敏捷)60+(150)


 DEX(器用)100+(180)


 LUK(運)490


 種族特性

【熾天使】(熾天使の羽【白】)(光属性強化【真】)(天界の裁き)(熾天使の光輪)

【堕天使】(魔王の翼【黒】)(闇属性強化【真】)(魔界の導き)(魔王の角)

【人間】(経験上手)

 +(怒り) (紅葉化)

 称号

 妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

 名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者 オーバーキル

 スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV11 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3 農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

 スキル【七つの大罪】傲慢(覚醒)

 所持金一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV15

 HP.155/155 MP963/963


 ステータス(カッコ内は補正値)


 STR(筋力)30+(94)


 DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


 INT (知力)220+(704)+302(真理の太極図「白と黒の兄弟」)+12(怒りの草兎のつなぎ)


 MND(抗力)15+(24)


 AGI (敏捷)60+(150)


 DEX(器用)100+(180)


 LUK(運)490


 種族特性

【熾天使】(熾天使の羽【白】)(光属性強化【真】)(天界の裁き)(熾天使の光輪)

【魔王】(魔王の翼【黒】)(闇属性強化【真】)(魔界の導き)(魔王の角)

【人間】(経験上手)

 +(怒り) (紅葉化)

 称号

 妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

 名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者 オーバーキル

 スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV11 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3 農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

 スキル【七つの大罪】傲慢(覚醒)

 所持金4,408,630,960マルク


(200万マルクは4人で均等に分けました。)

はい、ついにクリスマス大会編でやる事はあらかた終わりました……多分。

あとついでに一言

さいきんちょっとリアルの方で用事が増えましてちょっと投稿ペースが落ちます。ご了承下さい。まぁそもそも不定期なんでどうでもい

次回、……なにしようかな?


追記、色々誤字ってたので修正しました!

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[気になる点] ジョー「そこですね、はい。では3位の賞品である賞金百二十万マルクと五千カジノコイン、そして「希望のペンダント」です。どうぞ!」 ジョー「はい、では2位の賞品である50万マルクと2万カ…
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