39話 決勝!そして新キャラ登場!!
一「ついに終わるのか...。」
昇「ようやっとこのシリーズも完結か...。」
アイ「なんだか感慨深い物が有りますね。」
主「いや待て待て待て!!!!なに終わらしてん!!もうちょっとどころかだいぶ先まで続くわ!」
一「えーっ、やっとこのダラダラした呪縛が終わると思ってたのに...。」
ジョー「まあ、まだまだ続くんでよろしくお願いしますね。」
主「あと今回いつもの倍くらいの文字数なんで斜め読み推奨です。」
ジョー「これより!決勝戦を行なっていきます!」
「「「イエーーーーーー!!!」」」
「「「ウオーーーーーー!!!」」」
「「「やっちまえーーー!!!」」」
一「いやー、凄いな。」
うp「ほんとな……最初の罵声が嘘の様だな。」
太刀魚「ああ……準決勝の時点で追加賭博があったらしくてその時点で観客の皆さん掌くるっくるしてましたよ。」
一「……そういう事ね。」
ポーー「まあ……最初の賭博要素と準決勝の賭博要素は倍率に関わりはしないんで大丈夫です。準決勝賭博の俺たちの倍率は2倍あるかどうか。一方俺たちが賭た方は最初からずっと850倍ですから。」
ジーク「……よろしくです。……一さんも賭博を?」
そうか……いやまて、増えすぎじゃね?俺見たとき600倍とかそんなだったよ。多分ね。
というか
一「ジーク……久しぶりだな。もちろん賭はやってるぞ。お前は?」
ジーク「はい、少しだけですけどね。」
ああ、将来優秀そうな奴だな。少しだけなんてな。俺たちなんて……。
ジョー「おほん!ちなみにですよ!なんと!今回決勝戦にて新ルールが追加されます!」
はあ……はあ!?まてよ、何故急にルール追加なんだよ。どっちだ。制限か?可能か?
ジョー「ちょっと待っててくださいね、太陽王国国王から貰った紙が何処かに……あったあった、じゃあ読みますよ。えーっと、なになに?【今回の大会メンバー内にて召喚、テイム等を用いて参加させている場合、そのメンバーを除外し、試合開始後に好きなだけ出すことを可能とする】……?どういう事でしょうかねぇ。」
王「ああ、私が説明……紙いらなかったかも知れないね、はっはっは。」
いや、王の紙って、そんな適当な、しかも太陽王国ってなんだよ、本人も出てくるしな。
王「まあ、簡潔に言うとそこの兎と妖精、そして精霊達をまず引っ込めてもらう代わりに開始したら好きなだけ出すって言う事だ。まあ、要は召喚なんかの隙をメンバー追加によって無くす事に対しての下降補正……かな?そちら側移転者の言い方だと。」
なるほど……
一「という事はつまりジョーが開始した瞬間に好きなだけメンバーを増やす事が出来るんだな。」
王「ああ、そのとうりだ。」
ジーク「えっ。」
ああ、やっぱり無理……
一「えっ……いいのか?メンバー増やして。」
王「ああ、最初のメンバーが6人なだけで増やしてはいけないとは言ってなかったからね。別にいいよ。というか君あれ以上に増えるの?」
一「いや……そこについてはノーコメントで頼む。」
王「ああ、わかったよ。ジョー!頼むよ。」
そう言って転移する王様……この人が俺達の転移をしていた人なのか……いや、でもなぁ。
ジョー「さあ!これより2パーティの激突が今!今始まります!それでは!5!「4!「3!「2!「1!」」」」スタートです!」
「「「ウオーーーーーーやってやれー!!!」」」
ジーク「いくぞ!みんな!召喚!ノーム !」
リリィ「わかりました!召喚!シルフ!」
ゆかりん「わかったよ!出て来て!ウンディーネ!」
ばはむーと「……知ってた。来い、サラマンダー。」
あっ始まっ、まてまてまて!なんかしらんがジークの後ろに小さくて冴えないおっさんのノーム ?いや、あいつをノームっていいたくねえなぁ。リリィにはシルフが後ろに、ゆかりんには清楚系でローブをまとったお姉さんが、ばはむーとにはサラマンダーが付いた。なら俺らは……アイとあいつら呼ぶか、はぁ……。
一「おい、アイとあいつら呼ぶからそれまで守ってね。」
太刀魚「わかりまし……本気で彼奴等を呼ぶのですか?」
一「ああ、そうだよ!まあ、最初はとりあえず、召喚!アイ!」
アイ「はい、来ました!」
一「アイは飛んでくる弾やらを撃墜させといてくれ! アイ「はい……はい!?いやまってくださいよ!そもそも撃墜なんて魔玉くらいしか」そして!いくぞ!「それは全てを守り、これは全てを破壊する!」こい!白壁姫、ヴァイン!黒崩王、ヴァルツ!」
ジョー「……はっ!えっ!?白壁姫!?黒崩王!?」
「おいおいおい!」
「うそだろ!?」
「あのヴァインたんとヴァルツきゅんがくるってーのかよ!?」
「勝ったな、風呂入ってくるわ。」
そう言って俺の真理の太極図「白と黒の兄弟」を真上に放り投げる。すると二つに分離して二つの勾玉になった後光を発する。するとそこには白よりの銀髪で白いドレスを着て、白銀のガントレットをはめた16〜17くらいの女の子(めっちゃ美人)と黒よりの銀髪で黒いコートを着て、黒金の金槌を背負っている20代前半くらいの男(超イケメン)が出てくる。
ヴァイン「参りました、ヴァインです。」
ヴァルツ「ヴァルツです……で、今から何するんです?」
ヴァイン「おい、ヴァルツ!一様に失礼だぞ。」
一「いや、別に様付けされる程俺も偉いっていう訳じゃないし、許してやってくれ、な?」
ヴァイン「あう……すまない、ヴァルツ。」
ヴァルツ「いや、別に問題ないぞ。それよりだ、今何をするか、それが問題だ。」
一「あー、そうだな……とりあえずサポー……いや、あの精霊達を頼む。出来れば倒しといて。その間溜めとくから。」
ヴァイン「わかりました。いくぞ!ヴァルツよ!」
ヴァルツ「あいよ……面倒だな。寝るか……。」
ヴァイン「ヴァーールツ!!!さっさとやるから寝るんじゃない!」
ジーク「……準備はいいです?行きますよ!石弾からの……おっらぁ!」
あっごめん、すっかり忘れてたからってデカい槍投げないでよ、怖いから。
とりあえず羽と翼、さらに角と光輪を出してから避ける。もう出来るだけ全力で挑んでやる。
一「お前ら!出し惜しみ無しだからな!」
うp「いや、まず俺らお前ほど技もってるわけじゃ無いからな。そもそもの話。……まあ、いつものブッパするけどさぁ。」
太刀魚「まずあの二人出した時点で勝ち確定じゃないんですか?」
ポーー「あれは……酷いっすね。いくらルール変更でできるようになったと言っても……」
一「でもお前らだった場合ならやるだろ?」
太刀魚「もちろんですね。」
ポーー「まあ……やりますね。」
うp「当たり前だな!」
こいつら……。
ばはむーと「……よそ見良くない。燃焼弾。」
リリィ「そうですよ!風刃!」
ゆかりん「おりゃっ!そりゃっ!いや、うちらも良くやるし別にいいんじゃない?隙も増えてウンディーネ達も……なんで居ないの!?なんか白いかわい子ちゃんと黒い男いるし!」
ヴァイン「いや、普通に私達が倒しただけだが……それがどうした?」
……まじか。
とりあえず飛んでくる燃焼弾や風刃、ナイフなんかを避けて精霊が居た場所を見る……うん。文字通り倒してきたな。
ヴァルツ「終わりました。次の指示頼んます。」
一「そうだな……じゃあ俺の合図でアレを頼むわ。その後は3人のサポートを頼むわ。」
ヴァイン「わかりました。」
ヴァルツ「ういーっす。」
一「そして……アイ!」
アイ「次は右……いや、左からもく……はい!とりあえず100越えた辺りから数えてません!」
一「いや、そこはいいんだよ。……とりあえず突っ込むから俺突っ込むからサポートを頼む。」
そう言って俺は手に鎌を持つ。尚今までずっと手ぶらだった模様……装備しろっての。
アイ「はい!……え?突っ込む?ですか?……わかりました!」
一「よし!なら……二人とも!頼むわ!」
ヴァイン「はい!【絶対的障壁】!」
ヴァルツ「へぇ!【世界ヲ破壊スル者】。……技名いつ言っても恥ずいなぁ。」
2人がバフをかけるとパーティ全員の体に白いマントの様な物と黒い鎧の様な物が付く。なおこの二つの感触はほぼ無い。絶対的障壁には全ダメージ半減の効果が、世界を破壊スル者には全ダメージを2倍にする効果があり、これらは二つとも1分間という時間制限と一日に2回までという回数制限がある。……にしても強すぎる気もするが。
一「よっしゃ!行くぞ!アイ!」
アイ「正気ですか……?まあ、行きますけども。」
俺は他3人がリリィ、ゆかりん、ばはむーとの相手をしている間にジークに向けて走り始める……。振りをして……と。
ジーク「むっ?こっちに来ますか!なら……えっ?……なっ!上!?」
俺は奴の上に瞬間移動で移動してその瞬間に熾天使の光輪、魔王の角、「脳筋スタイル!」を乗せて技、「薙ぎ払い」を使用する。それにより避けようとするジークを無理矢理攻撃範囲内に入れる。
一「くらいな!この一撃を!」
ちなみにこの一撃で土砂崩れ鰐くらいは倒せる。やったね!
ジークはこの攻撃をモロにくらったらしく、一瞬でゲージが溶けた。
一「よし、終わったな。」
うp「おい、遅いぞ。」
太刀魚「いや、貴方の火力で瞬殺が速すぎるんですよ。自重してくださいな。」
ポーー「まあまあ……でもこれで終わりですね。」
一「そうだな……ってジョーはどうした。」
あいつが終了しなきゃ、勝手に終われないんだが……。
ヴァイン「まだ敵が居るのですか?」
一「いや、司会のジョーって奴が居ないと終われないなーって。」
ヴァイン「なるほど……少々お待ちください。恐らくさっきまで居た草兎の獣人ですね。なら!」
ジョー「待ってください!終わりますから!そのヘイト稼ぐ用の技を繰り出そうとしないで下さい!ボ……私の鼓膜が消えますから!」
ヴァイン「くっ、なら仕方がない。」
ヴァルツ「おい、そろそろ戻るぞ。」
ヴァイン「いや、待て、まだ……そうだな。もう敵も居ないしな。それでは一様よ、また何かあったら言って貰いたい。」
そう言って2人から光を発して元の太極図に戻る。……しまったな。
一「ヤバイぞ、まだ使ってない技があるんだが……。」
うp「いや、終わったし別にいいだろ。気にすんな。」
ジョー「えっと?もう終わって良いですか?」
一「ああ……いいぞ……。」
ジョー「はい。わかりました!それでは!今大会優勝パーティは!魔導師の戯れです!おめでとうございます!この後10分後に3位決定戦、そしてそれが終わり次第表彰式がありますのでこの後もお楽しみ下さーい!」
「うおーーーーー!!!」
「凄かったぞーー!!!」
「ヴァルツきゅんとヴァインたんを表彰式で出してくれー!」
いや、最後よ。
うp「やったな、金ヤバイぞ。見た?」
一「え?」
すっかり忘れてた。見てみるか。
【おめでとうございます。
見事正解されました「一」様は
賭け金「5,173,980」マルクの「852」倍である
「4,408,230,960」マルクを獲得できます。
今後とも 「THE Fantasy Dimension 」をお楽しみください】
……は?
一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV15
HP155/155 MP963/963
ステータス(カッコ内は補正値)
STR(筋力)30+(94)
DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)
INT (知力)220+(704)+302(真理の太極図「白と黒の兄弟」)+12(怒りの草兎のつなぎ)
MND(抗力)15+(24)
AGI (敏捷)60+(150)
DEX(器用)100+(180)
LUK(運)490
種族特性
【熾天使】(熾天使の羽【白】)(光属性強化【真】)(天界の裁き)(熾天使の光輪)
【魔王】(魔王の翼【黒】)(闇属性強化【真】)(魔界の導き)(魔王の角)
【人間】(経験上手)
+(怒り) (紅葉化)
称号
妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し
名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者 オーバーキル
スキル
【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔
【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV11 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3 農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】
スキル【七つの大罪】傲慢(覚醒)
所持金4,408,230,960マルク
いやーやっと大会本編が終わりましたね。いやー長かったです。今度からもっとサクッと見れるように頑張って行きたいです!
次回、表彰式...
追記、誤字修正しました




