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27話 再戦!マッドスライドの逆襲……え?

一「主よ、また 主「今回はセミナーとか参加して遅れてしまいすいませんでしたああ!うわああああああぁぁぁぁ!!」...なんか主がどっか行ったんだけど...。ジョー、何か知ってるか?」

ジョー「ああ、主はこの後資格の勉強をするらしいからね、仕方な...いや、そもそもなんで今投稿したんだ?」

フロン「はあ、はあ、さっき主?って言う人に息抜きってジョーに伝えてって言われたんだが。」

ジョー「...いざ!迅雷が如く!!!」

楽屋裏(主「えっ?どうしたジョー、今勉強中だか ジョー「ユクゾッユクゾッ!」ブベァ!」)


 

  「はい!じゃあこの機械に戦いたい魔物の名前を書いた紙を入れてあの部屋に入ってください。なお部屋で死亡するとここに戻って来ますので、安心して死んでもらって構いませんよ!」


 俺とアイはそんなこんなでここ、戦闘なんたら室にやってきた。そしてこんな事を目の前にいる職員だと思われる10代くらいの幼い少女に言われた……。世も末だなおい。まあ、いいけど。


  一「そうだな。じゃあ紙をくれないか?」


  「はい!一枚で100マルク、十枚セットで950マルクになります!」


 うーむ、金とんのか……。まあいいか。俺は十枚セットを1つ買う。


  「まいどあり!じゃあごゆっくりお楽しみ下さいねー!」


 そう言ってどっかに行く少女。じゃあ何から戦おうか、……意外と悩むもんだな。


  アイ「あのー。とりあえず技を試すなら草兎でいいんじゃないでしょうか。」


  一「ああ、確かにな。……ただ耐久がないからなぁ、まあ一回やってみるか。」


 俺は紙に草兎と書いて機械に入れた。


【草兎へ挑戦できます。やりますか?】


 これではいを押せばいいのかな?

 はいを押すと隣の部屋が光り出したので中に入る。


  アイ「うわー!なんか大きな部屋ですねー!」


 部屋に入ると中はだだっ広くただ白い所だった。……この部屋格ゲーとかのチュートリアルの部屋みたいだな。


 閑話休題


 この部屋の中央辺りにに草兎がいた。鑑定をしてみても特に変わりは無かった。


  一「じゃあアイ、なんか使ってない技なんかあるか?」


  アイ「はい、魔法で能力強化(アビリティアップ)-持続(ロング)属性付与(フォースグラント)-持続(ロング)魔槍(マジックランス)、祈りで回復の祈りと治療の祈りが未使用ですね。」


  一「なるほどな。効果は?」


  アイ「はい、まず能力強化-持続はMP消費50で1つのステータスに対して1.2倍する状態を最初に行動した後1分持続させるって言う感じですかね。次に属性付与-持続は……まあこれは能力強化-持続の属性バージョンですかね。まあステータスと違って属性付与ですからデメリットはあまり無いですけどね。魔槍は文字通り無属性の槍系ですね。そして回復の祈りですが30÷信仰LV秒祈り続けるとHPをMNDの10%分回復させる事ができます。治療の祈りは60÷信仰LV秒祈り続けると1つの状態異常が回復しますね。」


  一「なるほど、これからも頼りにできそうだ。」


  アイ「ありがとうございます!ちなみに一様はなにか新たなスキルや技なんかはご習得なされたのですか?」


  一「……ああ、見せてやるよ。」


 そう言って走る俺。草兎はそれに気づくとこっちに向かって来た。……どっかで見たことあるなこの光景。

 そんな事はどうだっていい。重要な事じゃあない。

 俺は大体4〜5メートル地点で奴の1メートルほど上へ瞬間移動(ワープ)する。すると一瞬で奴の上へ移動した俺に向かって、少し間を置いた後に跳躍してくる。俺はその瞬間に上に重力(グラビティ)を発動させ、草兎の爆発しない花火を上げる。


  アイ「おお!凄いですね!これで落下ダメージで倒すのですね!」


 ……このゲーム落下ダメージあんのか。崖から落下してショートカットとかできないのは残念だな。それはともかくとして


  一「いや?違うぞ。まぁこれは今から試して見るんだけどな。」


 俺はおもむろにこの脳筋用大鎌風両手杖を持って草兎の落下地点で構える。イメージは野球のバッターだ。そして草兎が落ちて目の前に来た瞬間


  一「くらいな!薙ぎ払い!」


 薙ぎ払いは鎌術……農具術の初期技の1つでダメージを1.1倍にしてかなりの範囲を薙ぎ払うという技だ。それを草兎は空中なのでモロに食らってしまい796ダメージで吹き飛んでいき、そのまま光となった。……この武器は何だかんだ使いそうだな。


  アイ「なるほどー。物理方面に対して強くしたんですね!」


【勝利しました。再戦しますか?(70マルク)】


 俺ははいを押してみた。すると手持ちの70マルクが消えてる事が分かった。そして今度は少し離れた位置に草兎が出現した。……さて、


  一「じゃあこの光輪と角の効果でもみるかな。」


 俺は(天使の光輪)と(悪魔の角)の詳細を調べた。まず、光輪の方だが、効果は敵の攻撃に対してギリギリで躱すとステータスが上昇して、最大で連続30回躱してステータスが3倍になるという物。角の方は、自分の攻撃を溜める事ができて、最大で30秒溜めてダメージを3倍にすることができる。ちなみに任意でオンオフは可能だ。……控えめに言って化け物だな。まあ、もうなんか今までも十分化け物みたいなもんだったし、もうなんでもないんだけどねぇ。


  一「まあ、とりあえずつけて見るか。……コスプレみたいにならなかったらいいな。」


 俺は(天使の光輪)と(悪魔の角)を常時オンにする。……おー!頭に輪っかが……できてない?角の位置から消えているので形状が三日月の様な形になっている。角は上に多少は捻れているが真っ直ぐに伸びており、中々太めだな。まあ実際は色が見えないからもしかしたらピンクの輪っかに水玉模様の角かもしれんが。


  一「アイ、輪っかと角の色はどんなだ?」


  アイ「はい、輪っかは外側が黄色で内側が白です。角は真っ黒ですね。」


 なるほど、なら安心だな。じゃあ


  一「さて、今なら余裕かもしれんしあいつでも狩ってみるかな。」


  アイ「あの、先に草兎を狩って下さいね。」


 ……..忘れてた。めちゃくちゃ恥ずかしい。今俺の顔面は真っ赤だろう。




 草兎を一瞬で狩猟した後、俺は一旦部屋から出てすぐにある魔物の名前を記入して紙を機械に入れてはいをおし、部屋に入ると俺は奴に対して大声でこう言ってやった。


  一「ふははははは!!!土砂崩れ鰐よ!私は帰ってきブベァ!」


 俺は部屋に入った瞬間、土砂崩れ(マッドスライド)(クロコダイル)の尻尾攻撃をモロに顔面に食らって、そのまま死んだ。



【貴方は死亡しました。戦闘用記憶復元室前に帰還します】



 ……初めての死亡がこれかよ。まあ、死亡デメリットは1時間HP半減くらいで何も問題は無いからいいけど…。


  アイ「あのー、一様はもしかして芸人か何かじゃないんですか?」


  一「ゔっ!……あんなに、あっさりと死ぬとは思ってなかったんだよ。」


  アイ「まあ、無事なら問題無いですけどね。……で、どうします?」


  一「……もう一回行く、そして今度は奴にリベンジしてやるからな。」


  アイ「は、はい。分かりました。」


 もう油断はしない。奴を屠るためにちゃんと戦略を練って戦いに挑もう。……紙は負けるとまた書かないといけないのか。中々にあの少女は儲かってそうだな。


 閑話休題


 まあせっかくだからスキルの傲慢も見ておこう。どんな感じか


【このスキルはLV15以上で使用できます】


 ……ダメか。まあしゃあない。LV15までは無いものとして我慢しようかな。


 俺は紙を機械に入れて部屋に入った。……いた。さっきはよくもやってくれたな!とは思うがよく考えたらあの距離をかなりのスピードで移動できるなら、そりゃああなるわな。……あの巨体を倒した時はほぼうpにやってもらったから、今回は俺とアイの2人で行けるようになってたらいいな程度に考えてたらああなったから、今度は最初から全力を出そう。


  一「アイ、俺に能力強化-持続でINTの上昇、属性付与-持続で光属性を頼む。」


  アイ「はい、わかりました!……おや?その武器はなんですか?」


  一「ああ、真理の太極図「白と黒の兄弟」って言う武器なんだが、耐久の高いこいつに対して相性がいいと思ってな。」


  アイ「真理の太極図「白と黒の兄弟」……どこかで聞いた事のあるような、ないような。」


  一「まあ今は目の前の土砂崩れ鰐に集中した方がいいと思うぞ。……俺の光弾(ライトバレット)が合図だ。そこからアイは自由に動いてくれ。」


 そうして光弾を発動させる。光弾の方がダメージ効率はいいしな。とはいえまだ撃ちはしない。角の効果で溜める事ができるので、せっかくだからMAXまで溜めて奴に弾を撃ちこみたい。そしておおよそ30秒後、


  一「よし!準備はできたな!いくぞ!!」


 そうして土砂崩れの頭に光弾が5発全弾命中し雷を落として、奴と俺らの戦いが始まった。


【1438+636】【1438+636】【1438+636】【1438+636】【1438+636】


【勝利しました。再戦しますか?(70マルク)】


 ……え?



一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV11

HP.155/155 MP795/795


ステータス(カッコ内は補正値)


STR(筋力)30+(94)


DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


INT (知力)180+(576)+302(真理の太極図「白と黒の兄弟」)+12(怒りの草兎のつなぎ)


MND(抗力)15+(24)


AGI (敏捷)60+(150)


DEX(器用)100+(180)


LUK(運)393


種族特性

【熾天使】(天使の羽)(光属性強化)(天の裁き)(天使の光輪)

【魔王】(悪魔の翼)(闇属性強化)(魔の導き)(悪魔の角)

【人間】(経験上手)

+(怒り) (紅葉化)

称号

妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者

スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV7 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

スキル【七つの大罪】傲慢

所持金5113980マルク

投稿遅くなったりダメージのインフレを起こしたりして申し訳ないです。ちなみにダメージ計算は


合計INT値×光属性強化(1.2倍)×光属性魔法強化(1.2倍)×悪魔の翼(1.2倍)×光弾(0.3倍)×悪魔の角MAX溜め状態(3倍)-土砂崩れ鰐のMND値(540)+合計INT値÷2


を5回出して判定しました。

なお真理の太極図「白と黒の兄弟」は装備したら装備者の視界の端右上に浮いています。

次回、「みなさーん!ここに伝説のタンク&ウォリアーが来てますよー!!!」


追記、誤字脱字修正しました。

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