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26話 お食事会その2

主「腹減ったな...。」

ジョー「ああ、確かにな。主、なんか作ってくれよ。」

主「...わかった。創ってやるよ。」

ジョー「?なんか文字変じゃなかった?」

主「いやいや、特になにも?」

ジョー「ならいいんだけどさぁ。」


料理創生後


主「はい。手作りチョコフォンデュです!よく噛んで召し上がってね!」

ジョー「いや!まって!なんでチョコフォンデュの容器を持ってんの?いやあっつ!!マジで?いや、い、ああああああああああああああ!!!」

主「...で、実際は?」

ジョー「う☆ま☆い」

主「ええ(困惑)」

 

  うp「さあ!やって参りました、お料理紹介コーナーの時間です!」


 俺達はうpに作って貰った料理を食べるために調理室にきた……のだが……


  太刀魚「すいません、何か始まったんですけど。うpさんはいつもこのような事を?」


  一「いや、無いな。なんだよそもそもお料理紹介コーナーって……」


  ポーー「あっ、なにか出てきた。」


 するとうpがどこから持ってきたんだと言いたくなるくらい綺麗な皿に料理が盛ってあった。


  うp「はい、まずはこの草兎の肉をふんだんに使ったラビットチャップですね、こ……めんどいから辞めるわ。まあ美味いと思うから食ってみ?」


 ええ……まぁいいか。とりあえずこのラビットチャップを食ってみる。……なるほどな。元々がポークチャップだと思ってたからあっさり系の草兎とは相性が悪いと思ってたが意外と合う。ああ、そうか。中に入っている玉ねぎと大豆が調和しているのか。そりゃ合うわけだ。太刀魚とポーーも気に入ったのかうまいうまいと食っている。……ただ


  一「このままでもいけるけどこうなると米が欲しくなるな……」


  うp「ん?ああ、ご飯なら炊いたから出すよ。というか作った草兎スープと土砂崩れ鰐ステーキ出すわ。紹介めんどいし。」


 ああ、ご飯あったのか……え?いや、多くない?今俺の目の前にはラビットチャップ、米、そして草兎のスープと土砂崩れ鰐ステーキがあった。そして全部量が多い。多分入らないだろう。……仕方ない。


  アイ「ふう、久しぶりで……分かりました。」


 というわけでアイをまた呼ぶとこの状態で察してくれた。助かる。

 まず米は完全にコシヒカリを炊いた物で特にいう事がない。……いつも食ってるしな。

 草兎スープは、あっさりとした草兎肉を鰹と昆布の出汁と一緒に煮て塩胡椒で味付けした物で、こう、肉と出汁が絡まっててというか……まあ要はうまいという事だな。

 土砂崩れ鰐ステーキは、前回なんとなく危なそうという理由で焼き加減をウェルダンにしていたらしいのだが、あの後ゾーイに「そういえばなぜ移転者様は食用肉をよく焼かれるのでしょうか?」と聞かれたらしく、今回は焼き加減はミディアムにしたようだ。……うん、肉汁が溢れてうまそうだ、……というか前回ウェルダンだったのによく肉汁が出てきたな……

 まあそんな事はどうでもいい。重要な事じゃない。

 俺はステーキを口に入れた。……うん、うまい。いや、本当にそれしか言葉が見当たらないくらいうまい。例えるなら……前回を参照してくれ。まあ前回よりは塩が効いている分味がしっかりしてうまいんだけどな。


  うp「どうだ?結構うまくいったろ。後ついでにお前らの好みの焼き加減を教えてくれ。俺はレアな。」


 というと、ポーーはウェルダン、俺はミディアムレアになった。そして太刀魚だが


  太刀魚「じゃあブルーでお願いします。」


  うp「……ごめん、ブルーって何?」


  太刀魚「まあ、ざっというとレアより生に近い感じですかね。」


  うp「……ちょっとやってみて。」


 そういうと少し切った土砂崩れ鰐の肉を太刀魚に渡すうp。ブルーって何だろう。そう思っていると


  太刀魚「じゃあやりますね。(鉄板の上に数秒おく)でここでひっくり返してください。(ひっくり返し数秒おく)はい。これで完成ですね。」


 ……まぁ牛肉のたたきの亜種みたいなもんだろう。ただ俺はこれを店なんかで頼む勇気はないかな。


  うp「なるほどなー。ならタレなんかを調整しないと駄目かな?まあ後で考えようか。」


  太刀魚「ありがとうございます。」


 そうして今回も食べきれる量ではなかったので全員インベントリに入れて調理室からでた。


  ポーー「ん?なんか能力増えてる?……これって料理を食べるとこうなるんですか?」


  太刀魚「えっ?……確かに、多分そうでしょう。β版ではただのフレーバーだったんですけどねぇ。」


 なるほどな、だから調理室はガラガラだったのか。なるほどな。納得したわ。


  一「さて、飯も食ったし新しい技でも確認するかな。」


  太刀魚「ああ、ならギルドの戦闘用記憶復元室とかどうです?」


 ……せんとうようきおくふくげんしつ?なにそれ?話を聞くとその部屋にはある機械がなんたらかんたらどうたらこうたらという事らしく、要はその機械を使用すると自分の戦った事のある魔物と戦う事ができるが報酬などは一切ない。なおその戦いで死亡してもデスペナルティは受けない。というものだった。


  太刀魚「…….という感じですかね。ちなみに確かここから右に行った先にあったと思いますよ。」


  うp「なるほどなー。……ただ戦闘はもう良いかな。正直俺の戦いってマンネリ化してきたんだよね。」


  太刀魚「ああ、じゃあお料理でも売って見ませんか?いい場所を知っているので一緒に行きましょう!」


  ポーー「ああ、あそこか。俺もついてっていいですか?」


  うp「ああ、じゃあ頼むよ。……しかし俺の店か……」


  一「なるほどな。じゃあまた後で会おう。」


 そうして3人と別れた俺。……よくよく考えたら俺って今含めて1人行動してないんじゃないか?アイも居るしな。


  アイ「え?どうかしましたか?一様。」


  一「いや、なんでもないよ。じゃあ行こうか。」


  アイ「えっ?あっ、はい!」


 そして俺は戦闘用記憶復元室に向かった。


一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV11

HP.155/155 MP795/795


ステータス(カッコ内は補正値)


STR(筋力)30+(94)+10(脳筋用大鎌風両手杖)


DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


INT (知力)180+(576)+4(脳筋用大鎌風両手杖)+12(怒りの草兎のつなぎ)


MND(抗力)15+(24)


AGI (敏捷)60+(150)


DEX(器用)100+(180)


LUK(運)393


種族特性

【熾天使】(天使の羽)(光属性強化)(天の裁き)(天使の光輪)

【魔王】(悪魔の翼)(闇属性強化)(魔の導き)(悪魔の角)

【人間】(経験上手)

+(怒り) (紅葉化)

称号

妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ 熾天使「ルシファー」の意思を継ぐ者

スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV7 光魔法 闇魔法 理魔法 【生産】LV3農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

スキル【七つの大罪】傲慢

所持金5115000マルク

今回は飯回で...あっ!「あっつ!」入れ忘れてしまったよ...。仕方ない。前書きに書けばいいか(敗者の発想)

それはともかく、次回は遂に本格的な戦闘回に入ろうと思いますよ!

次回、「ふははははは!!!土砂崩れ鰐よ!私は帰ってきブベァ!」

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