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20話 散策1 農業編

一「散策1?」

主「何回かに分けようと思ってね。」

ジョー「そういえば主なんか変なの書いてなかった?」

主「ギクッ、い、いや。何も書いて無いよ。」

ジョー「...ダンジョンマスター系の転生物か...ありきたりじゃない?」

主「すいませんでしたもうしません。だから投稿してない資料の方を見ないでくださいお願いしますジョーさん!」

ジョー「ふむふむ、チートはステータスをレベルの自乗分にするっていうやつね。まあどうせ主の事だから多分この後ガチャでも引いて強いの出すんでしょうね。」

主「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁ…」

一「うるさい。」

主「アベシ!」

 

 俺たちは商業地区に着くとまず見える「愛と勇気の武器と防具センター」を華麗にスルーするとセンターの後ろに左右に分かれる道がある。


  一「これは?」


  ポーー「ああ、工業地区と商業地区を分けているんですよ。工業地区は右で商業地区は左ですね」


  一「そうか、ならまずは左側に行くか。」


  ポーー「そうですね。」


 ということで右側に行く俺たち。


  「うちの草兎のスープは最高だよ!」


  「このポーションはよく効くよー!」


  「さぁ!安くて良質な野菜や果物はこのトモモンの八百屋が一番だよー!」


 色々な店があるなぁ。……ただまずはここだな。


  一「すまない、ここの野菜と果物はどちらで入手した物なんだ?あとトマト二つ。」


 そう、まずは八百屋である。さっきから肉ばっかりで口をさっぱりとさせたかったのだ。……まあ、他にも理由があるけど……。


  「ああ?……何だ客か、驚かせやがって。…….この野菜と果物は全部俺が丹精込めて作った俺の我が子みたいなもんだよ。……まあその理屈でいうと俺は子供を売る外道になるんだがな。……はいよ。2個で300マルクだよ。」


  一「そうですね。ちょっとお手伝いとか出来ないでしょうか。私も少々農業を嗜む程度にはやっておりまして……。はい、300マルクです。」


 実際は嗜む(本業)なんだがな……。


  「何!ならちょうどいい。ちょっとお手伝いを頼むよ。俺の名前はそこにある通りトモモンだ。頼む。とはいえ給料は出すかはわからんがな。……あいよ、丁度だな。」


  一「いえいえ、俺もいい野菜や果物ができた方が友人にもいい料理が作ってもらえますからね。頑張りますよ。ポーー、1万マルク程渡しとくからちょっとなんか面白そうなもの買っといてくれ。釣りはいらんぞー!(1万マルクを投げる)」


  ポーー「(受け取る)えっ?あっ、はい。」


  トモモン「よし、じゃあ行こうか。」


 そう言い歩いていくトモモン。付いていきながらトマトを食う俺と少し切ってあげたトマトを必死に頬張ってかわいいアイ。しばらく歩くと農場に着く。おお!なかなかな農場だ!……まぁ今からでもログアウトしてリアルに行けばいいんだけどな。それはともかくなかなか大きい農場だ。ここで育てているのはジャガイモ、トマト、キャベツの3つだ。……まぁ十分じゃないかな?


  トモモン「うちは代々受け継がれている農家なんだが今年はやけにならない奴が多いんだよ。去年までリンゴを栽培していたんだが木がダメになったんだよ。まぁ理由はなんとなくわかってるんだがな。」


  一「去年何があったんだ?」


  トモモン「実は去年謎の雨が降ってきたんだ。というのもやけに酸っぱいんだよ。まるでトマトみたいな味の雨が降ってきてうちのリンゴの木は全滅したんだよ。さらに今年の野菜のできはよろしくない。何かわかるか?」


 ……酸性雨か?ならあれがいいかな?


  一「えーっと、そうだな。多分pHがかなり低いから出来にくいと思うから草木でできた灰なんかを散布するといいぞ。」


  トモモン「ぺ、ぺーはー?なんだそれ?……ただ出来やすくなるんだったら散布してくれないか?灰は裏にいっぱいあるし適量がわからんから頼むよ。」


 と言って走っていくトモモン。……困ったな。確かに散布すれば良いのだが適当でいいっていう話でもない。トマトやキャベツ、ジャガイモが育ちやすいpHは限られているし、pHが高くなりすぎても駄目だ。しかし俺にはpHを知るすべがない。普段は機械を使ってやってるからだ。


  アイ「あの、スキル【生産】の農業を使ってみたらどうでしょう。」


 ……そうだな。使ってみるか。……ただ技が無いからどうすれば良いのだろうか。


  一「まあ試しに意識でもしてみるか。」


 農業発動!……なんつってな。……え?

 俺の目の前にパネルが出てきてこう書いてあった。


【どの機能を入手しますか(残り3)】

【草木鑑定】

【肥料浸透】

【肥料散布】

【酸度測定】

【刈り取り】

【耕す】

【水撒き】

【作物種化】

【腐食】

【成長促進】


 ……何だこの便利スキル。リアルで超欲しいのだが。

 まぁいい、とりあえず使いやすそうな

【肥料浸透】【肥料散布】【酸度測定】を取ってここら一帯の土壌のpHを測定しよう。……次は【草木鑑定】でも取るか。


【測定中……………………………………………….測定完了pH4.5】


 ……本当にウチ来ない?多少デメリットあっても目を瞑るくらいいいやん。……ん?何かMPがごっそり減ってるな。……一回使用ごとにMP100消費か。今は杖を持っているから0.9倍の90とはいえ重いな。頑張っても1日6回か。このゲーム時間経過の回復がほぼないから厳しそうだな。


  トモモン「おーい!灰を持ってきたぞ!じゃあ頼む。」


  一「ああ、ありがとう。」


 じゃあ肥料散布と肥料浸透でも使うか。俺は適度な量を取って肥料散布で灰を撒いた後に肥料浸透を使い土壌に浸透させる。そしてpHを測る。


【測定中…………………………..測定完了pH6.0】


 おっ!これくらいでいいかな?……いやまだアレをやってないな。

 俺はおもむろにピッチフォークを取り出しスキル【武器】の農具の技、作物(プラァデュゥース)向上(アップ)を使用する。すると地面にピッチフォークをぶっ刺す。……多分効果はあるだろう。


  一「多分こんなもんでいいと思うぞ。まぁ確証はできんがな。」


  トモモン「本当か?ありがとう!報酬は少ないが受け取ってくれ。」


 そういいトマトを6個程もらった。……後で皆と食べようかな。



一 男 キマイラ【オリジン】(天使 悪魔 人間) LV11

HP.121/121 MP.233/593


ステータス(カッコ内は補正値)


STR(筋力)30+(60)+10(脳筋用大鎌風両手杖)


DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


INT (知力)180+(374)+4(脳筋用大鎌風両手杖)+12(怒りの草兎のつなぎ)


MND(抗力)15+(24)


AGI (敏捷)60+(116)


DEX(器用)100+(159)


LUK(運)292


種族特性

【天使】(天使の羽)(光属性強化)(天の裁き)

【悪魔】(悪魔の翼)(闇属性強化)(魔の導き)

【人間】(経験上手)

+(怒り) (紅葉化)

称号

妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し

名前持ちを初めて発見した者 名前持ちを初めて討伐した者 土砂崩れを堰き止めし者 ジャガーノート 紅葉を防ぎし者 末枯れ

スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV7 光魔法 闇魔法【生産】LV3農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

所持金5125000マルク

なんか気がついたら4200文字言ってたんですよねぇー。ダンマスの方が。やっぱり普段書かないような物を書くとインスピレーションが働きますね。まぁ投稿する気はさらさらないですけどね。

次回、2


追記、名前を修正しました。

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