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18話 装備を買いにショッピングに行こう!

ジョー「長いな今回。」

一「ああ、いつも1800文字程度なのにな。」

主「読みづらかったらすいません。説明とか入れまくったらこうなりました。反省はしている。だが後悔はしていない(キリッ)」

 


  ゾーイ「はい、ではこれが草兎10羽の討伐報酬2000マルクです。」


 特に何も無く草兎の討伐報酬は貰った。ていうかマルクはアイテム化すると紙幣になって、1マルクが風兎という草兎よりかなり強く、風を使う緑の兎が描かれた緑の紙。10マルクが水蟹という水の中に潜み敵を水流で吹き飛ばす青色の蟹が描かれた青い紙。100マルクが土鰐という……茶色い鰐が描かれた茶色い紙。1000マルクは火鬼という武器を持ち火を纏わせて攻撃する赤色の鬼が描かれた赤い紙だ。まぁ見た目はいわゆる日本の鬼じゃなくて海外なんかのオーガに近いかんじだ。10000マルクは妖精が描かれた白色の紙だ。というわけで俺は2000マルクをうpと分け合って、次に何をするかと言う話をしていると太刀魚が、


  太刀魚「まずは装備を整えてみては?」


 と言ってきた。……確かに。よく初期装備であんなの(土砂崩れ鰐)を狩れたな俺たち。


  一「そうだな、ちょうど金も入ったし見てみるか。」


 そう言い、さっきロイから聞いた店を探す。……あれか?いや……でもなぁ……。


  一「なぁ、あの「愛と勇気の武器と防具センター」って書いてあるピンクの店じゃないと俺は信じてるんだが。」


  うp「確かに、聞き間違いじゃないか?」


  太刀魚「……残念ながらアレですね。」


  ポーー「まぁ性能はいいから安心しろ。」


 はぁ、あの店か。仕方ないから入るか。入るとメイド服を着たポニーテールの女の子が出迎えてくれた。


  「いらっしゃいませ!本日はどの……え!?嘘ですよね?どうしてβ最強の一角を担う「タンク&ウォリアー」の太刀魚さんとポーーさんがいるんですか!?」


  太刀魚「……あ。えーっと、まぁうん。私達もそろそろ本格的にパーティ組もうって事になってね。それでこの2人とパーティを組んだんだが、まずは装備だろうという事になったんでね。まぁせっかくだから私達も見させてもらうよ。」


  「はい!わかりました!でもせっかくなんでとりあえず店長呼んできます!」


 そういいながら奥に向かう女の子、何がせっかくだからなんだろう。ていうか、


  一「……タンク&ウォリアーって何?」


  ポーー「……ちょっと若気の至りでついやってしまった事だ。反省はしていない。後悔はしている。」


  太刀魚「もう私達もリアルでアラフォー近いのになんでこんな名前付けたんでしょう?」


 マジか、30前半かと思っていたら結構俺らに近いのか。


  うp「マジかよ、俺らリアルアラフォーだから意外と歳近いんだな。」


  太刀魚「……え?」


  ポーー「それは本当か?うpなら言われて見たらって感じはするが、一は完全に20過ぎくらいの若々しい見た目してるんだが?」


  うp「……それが一だ。諦めろ。何より奴は天然であれなんだ。あの顔で「若いっていいね」とか言ってるからな。」


  一「……それらは褒め言葉として受け取っていいのか?」


 そんな事を話していると奥から……まて。何だあの全身ピンクのラバースーツを着た変態は。あれが店長なのか?


  「店長を連れてきました。では私はこれで……。」


  「いや待て待て待て、てめぇ何仕事を放り出して逃げようとしてるんだ。俺は新人組見るからお前はβ組見とけ。」


 成る程、あの変態は男のようだ。そしてくるな。


  「はい!わかりました!」


  「どうも、うちの従業員のフィリが迷惑かけちまったな。すまない。俺の名前はフロンだ。この防具はここの最高傑作なんだ。見てくれはすまないがは気にしないでくれ。まぁここに来たというと武器と防具どっちがいるんだ?もしくは素材でも売りにきたか?」


  一「全部で。」


  フロン「そうか、まずは素材でも見せてもらおうか。こっちに来てくれ。」


 そう言われて厨房という部屋に入る。……何で厨房?


  フロン「さあここの床に出してくれ。肉以外だったらなんでもいいぞ。まぁできればでいいんだが牙とか皮、骨なんかで頼む。供給が足りてないんだ。」


 そうか、俺達はピッタリな素材を持っていたし出してもらおう。そう思いうpに目配せをする。


  うp「うん?……ああ、あれか。わかった、出すからちょっと待ってね。……よいしょっと。」


  フロン「ほう、できればでいいと言った素材が軒並み出てきたな。これは土鰐か?……いや待てよ?ここら辺で奴を狩る場所なんかあったか?……いや、あったな。一つだけ。なぁ、コレって 一「ああ、これがネームドモンスターの土鰐、土砂崩れ(マッドスライド)(クロコダイル)の皮と骨、そして牙。あとついでに爪やら鱗だな。」……わかった。ちょっと待っててくれ。金を持ってくる。」


 そう言い奥に向かうフロン。すこし待っていると奥から手提げ鞄の様なものを出してきた。


  フロン「ほらよ。これでも少ないくらいだが勘弁してくれ。そのかわりに多少なり融通するよ。」


 そう言われて手渡された札束。数えると500万マルクほどあった。外で住民が売っている草兎の串焼きが1本100マルクだから、いかに凄い金額かというのがわかる。


  一「……この金額で少ないのか。」


  フロン「ああ、初日で金が無いからな。しかもネームドモンスターというβ時代にない素材で、かなり良い状態の奴だ。本当なら、これの2倍はするだろうな。」


 すごいなネームドモンスター。……ただネームドモンスターってリポップするのか?後で太刀魚やポーーにでも聞いておこう。


  うp「あぁ、ついでにこれも持って行っといてくれ。中々にインベントリの肥やしなんだ。」


 そう言い綺麗に捌かれた草兎の皮を出す。


  フロン「ああ、こいつか。……うん。いい状態だな。ただもう金が無いんだよ。どうしようか。」


  うp「なら防具をこいつで作ってくれるか?軽装を一つ。」


  一「ああ、ならそれのローブ版も作ってくれるか?」


  フロン「ああ、そんなんでいいなら喜んで作らしてもらおうか。……ちょっと採寸させてもらうぞ。」


 採寸されている間に装備の見た目は何が良いか聞かれた。するとうpは「とりあえず迷彩服で。」と言っていた。俺はとりあえずつなぎで、と言っておいた。


 俺達は採寸された後にフロンから「ちょっと待っててくれ。直ぐに作る。」と言われたので大人しく待っている事にした。


  太刀魚「御二方、防具はどうなりましたかな?」


  一「ああ、今フロンに作って貰っているよ。そっちは?」


  太刀魚「はい。こっちは今の装備でいいという結論に至りました。…….今フロンさんが作っているって言う発言が フロン「おーい、装備完成したぞ!」……本当見たいですね。」


 俺達はフロンから完成した薄緑色にちょっと茶色がかったつなぎと迷彩服を手渡される。


  フロン「せっかくだから、あの土砂崩れ鰐の素材も少し使ったぞ。ただ名前は適当に付けた。」


 ほうほう、ちょっと鑑定してみるか。


 怒りの草兎のつなぎ

 INT+8 DEF+28

 追加種族特性 (怒り) (紅葉化)


 怒りの草兎の迷彩服

 AGI+8 DEF+28

 追加種族特性 (怒り) (紅葉化)


 強いな。ただ名前に土砂崩れ鰐要素が一つも無いな。……しかしつなぎを作ったがもう一つ作って貰う物が出来た。


  一「すまん、あり合わせでいいから、麦わら帽子を作って貰えるか?」


  うp「あっ、じゃあ俺も迷彩ヘルメットとゴーグル頼めるか?」


  フロン「ああ、いいぞ。……迷彩ヘルメットとゴーグルならわかるが、麦わら帽子か……。」


  一「つなぎを着るんだったらこれも、と思ってな。悪いな。」


  うp「悪いな。」


 そう言うと戻っていって、少し待つと、茶色い麦わら帽子、薄緑と茶色の迷彩ヘルメット、薄緑色のゴーグルがきた。ちなみにこれらには補正値は無い。純粋なフレーバー装備だ。


  一「じゃあお代を払っ フロン「いらんいらんお代なんか。なんなら太刀魚君とポーー用の装備も作るぞ。」……わかった。なら2人はどんな装備が良い?」


  太刀魚「えっ!いいのですか?じゃあお言葉に甘えさせていただきますね。私は草兎の皮鎧で、見た目は適当なチョッキみたいなので頼みますね。」


  ポーー「悪いな。一、うp。俺は草兎の軽装を少し強くする感じで頼む。見た目はいわゆるゾンビが着るようなボロボロのシャツと破れたズボンで頼む。」


  フロン「あいよ!任せな!」


 そして待つと装備が完成したようで2人に装備を渡している。……ちょっと鑑定させてもらおう。


 怒りの草兎のチョッキ

 DEF+36

 追加種族特性 (怒り) (紅葉化)


 ポーーに渡したのはうpの装備のシャツとズボンバージョンだった。


  フロン「これからもこの店をご贔屓にしてくれよ!またサービスするからな!」


 そう言われて店をでる。……さっきチラッと草兎の装備を見たら20000マルクとあったので、これはかなり高いのだろう。……ん?なんか忘れているような。


  うp「武器忘れてない?」


 あっ、忘れてた。急いで武器を買いに店に戻る。


  フロン「おや?どうした?なんか忘れ物か?」


  一「ああ、武器だ。」


  フロン「わかったよ。なら全員の武器の希望を言ってくれ。」


 そう言われたので俺は両手杖とピッチフォーク、うpは銃と捌く様のナイフ、太刀魚は水の魔導書と大盾、ポーーは大剣と短刀を頼んだ。


  フロン「うーん。すまないがピッチフォークと銃は無いんだよ。悪いな。」


  一「いや、銃は兎も角ピッチフォークはダメ元だったしな。」


 そういいながら武器コーナーに案内された。


  フロン「さあ、ここから選んでくれ。」


 そう言われて様々な武器から自分にあったものを選ぶ。……これかな?


 脳筋用大鎌風両手杖(鎌術 杖術 農具術)

(STR+40)

 STR+10 INT+4

 MP消費×0.9倍

「脳筋スタイル!」使用可能


「脳筋スタイル!」はSTRにINT×0.8倍を付与することができるという近接に対しても使える技だ。

 他のみんなも決まった様でそれぞれ渡す。


  フロン「何々?脳筋用大鎌風両手杖に唯我独尊のナイフ、水撃のグリモワールに絶壁の大盾、狂乱の大剣に復讐の短刀か。……お前ら太刀魚以外随分変なの選ぶなおい。……まあ別に構わないが。」


  一「ああ、で フロン「お代はいらんぞ。半分くらい在庫処分に困る奴だしな。」そうか。ありがとうな。」


  フロン「じゃあ今度こそお別れだな。次回もご贔屓に、ってさっき言ったか。なら今度はフレンド登録でもするか?」


  一「ああ、いいぞ。それくらい フィリ「ちょっと待ってくださいよ!私もフレンド登録お願いします!」 ……まぁいいぞ。」


  フロン「悪いな。こいつも馬鹿じゃないんだがなぁ。」


 というわけで俺達はフレンドになった。ステータスは何故か見れなかったので聴いてみると


  フロン「ああ、それ?設定で特定のフレンドにしか見えないって設定してるんだよ。」


 ……後でしておこう。その設定。

 俺達は貰った装備を着て店を出た。



一 男 キマイラ【オリジン】(天使 悪魔 人間) LV11

HP.121/121 MP.593/593


ステータス(カッコ内は補正値)


STR(筋力)30+(60)+10(脳筋用大鎌風両手杖)


DEF(耐力)15+(16)+28(怒りの草兎のつなぎ)


INT (知力)180+(374)+4(脳筋用大鎌風両手杖)+12(怒りの草兎のつなぎ)


MND(抗力)15+(24)


AGI (敏捷)60+(116)


DEX(器用)100+(159)


LUK(運)292


種族特性

【天使】(天使の羽)(光属性強化)(天の裁き)

【悪魔】(悪魔の翼)(闇属性強化)(魔の導き)

【人間】(経験上手)

+(怒り) (紅葉化)

称号

妖精【始祖】の祝福 【土砂崩れ鰐】の守り 強者殺し


スキル

【特殊】召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術 農具術 【魔法】LV7 光魔法 闇魔法【生産】LV3農業

本当にすいませんでした。後久しぶりにブックマーク数を見たらかなり増えてたのでこれからも頑張って行こうと思います。そして……最近前書きや後書きで書こうと思ってたネタが頭から飛ぶという事例が発生しています。例えるなら階段上がったら(何しに来たっけ?)という感じです。

次回、二度目の探索。


追記、誤字修正をしました。

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