130話 素材購入
主「はい、4周年です。」
ジョー「うーん微妙。」
一「もっとしっかり発表したかったな。」
昇「ちなみに去年やったか?」
華「さあ……」
一「ここに置けばいいんだな?」
「そのとおりでございます。」
コキュートス服屋で適当な服を買うため……というか、この国で物を買うために、まずは自分の魔力の階級を決めるそうだ。
階級は7段階、最低のGランクから最高のAランクまであり、高ければ高い程良質な物が得られやすいという仕様らしい。
これらは1日で生まれる魔力の量と質と純度によって決まるらしい。高MPで大量、高INTで良質、高MNDで高純度な魔力であるという。
最も、基準としてこの国の貴族がCランクが多いという曖昧な情報しか出てこなかったが……
一「ここに置いてと……」
階級の計り方は魔力入りカードを電車を乗り降りする時の様に機械にカードを置く。本物はICカードリーダーとかそんなだったっけ……
閑話休題
「質、量、純、全てにおいて類稀なる魔力をお持ちでごさいますね。」
機械にはAランクと表示される。やったね最高級だ。
ただやっぱり基準がわからないな。最高ランクだから良い筈だし、類稀な魔力らしいから、良い事なのは間違いないけど。
一「よし、じゃあ服の所へ案内してくれ。」
「かしこまりました。」
その後、服を適当に見繕い購入、店を出る。
ロミオ「一さん……独特な格好ですね。」
一「だろうな。俺も思うよ。」
俺が身につけているのは、簡潔な黒ブーツ、穴の空いた白いベレー帽と羽翼を開く用に背中部分が開いた白い無地のローブだ。ゴチャゴチャしているがもちろん理由はある。
ジュリエット「アレ? 一さん、何を持ってるの?」
ジュリエットは俺の持っている、紙袋を指差す。
一「ああ、コレ? 作業着。」
紙袋の中に作業着として灰色の無地のつなぎと手袋、シューズ、キャップ、そして長財布が中に入っている。
ジュリ「なんで?」
一「ああ、というのもな、コレを店の奴に渡されて……」
長財布の中から紙を1枚取り出す。
ジュリ「これは……Aランク紙幣!?」
一「ああ、必要だと言われてな。今後ともご贔屓にって言われながら作ってもらった。」
数枚だが、まあ紙幣として使えるだろう。
他にも、一応はBランク以下の紙も束で貰っている。
一「まあ、服はこんなもんかな。後は武器とか装飾品とか道具とか見たいから案内……どうした?」
ロミ「いえ……久しぶりに見た物で……」
ジュリ「私は初めてだよぅ……」
どうやらなかなかお目にかかれない代物だそうだ。
その後、しばらく2人は眺めた後、俺に返した後に言った。
ジュリ「見せてくれてありがとう!」
ロミ「ありがとうございました。」
一「あ、ああ……」
まあ、普通に使う分には使い勝手が悪いから中々見る機会が無いのかもな……と想像する。
2人に案内され、武器屋に着く。
ジュリ「ここが武器屋だよ!」
ロミ「ここは……まあ、店主は変な人ですけど、良い武器は多いですから。」
一「入る前に言うなよ……」
ちなみに店とかに行く時には2人は外で待っている。
なぜかって?
この天国コキュートスでは、店に初めて入る時は、可能であれば1人で行く、という文化らしい。
閑話休題
「ひっひっひ、いらっしゃい。」
中には小さな緑の顔のお婆さんがそこにはいた。
一「あー……ん? あれ?」
「どうかしたかい?」
店の中をサッと見るが……商品が何も無い。
俺はお婆さんに近づき話しかける。
一「ここは……武器屋だよな? 武器は何処に?」
「ああ、あんた、まさか既製品を探しているのかい?」
一「いや……」
ちょっと待て、既製品を探すって質問はどういうことだ。
一「なあ、もしかしてここは完全なオーダーメイドなのか?」
「そうさ、ここであんたに適した武器を創りだしてやるさね。」
武器を創る……
一「どうやって?」
「ひひっ、なら魔力を差し出しな。」
なるほど、先に支払う形なんだな。
一「ああ、じゃあカードを 「いらないよ! そのまま手を出しな!」 え?」
手を掴まれ困惑する俺。
「どれくらい魔力を差し出すんだい?」
一「ええと、とりあえず今持ってる魔力の半分くらいガハッ!」
思いっきり魔力を吸われ、衝撃と頭痛が出る。
「うーん、コレは上質だね。ちょっと10分くらい待ってな。あんたにピッタリの武器をいくつか作ってやるよ!」
そう言ってお婆さんは俺の魔力を謎の金属と一緒にこねてゆく。
「……」
一「……」
こねる。
ひたすらにこねる。
うどんでもこねてんのかってくらいこねる。
そうして10分後、こね終わって武器を4つ渡された。……とりあえず小さい武器3つは紙袋に無理やり入れる。デカいやつは手に持つとしよう。
「お代は要らないよ。じゃあね。」
一「魔力払ってるからな。またいつか。」
武器屋から出る。
ジュリ「な、なにそれ……?」
ロミ「大杖? にしては簡素ですけど……」
一「ああ、もはや木の棒だろうな。」
茶色の木の棒にしか見えないコレも実は立派な武器だとは思わないだろうな……他の3つの武器もそんな感じだし。
武器屋を出た後、装飾品店に案内される。
「イラッシャイマ! ナンデモアルーヨ!」
入店と同時に機械音声に挨拶される。
一「……あれか。」
この店では、自動券売機の様なものがあり、そこでお金かカードで支払い、商品券と商品を交換。という流れがあり、目の前には、ラーメン店とかそういう中華料理屋とかでありそうな券売機が置いてある。
最も、商品名は「指輪」とか「ネックレス」とか全く違う印象だが……
閑話休題
一「とりあえず……Bランク紙幣でも入れるか。」
券売機に入れて、必要な物を買い揃えてゆく。
一「一回一回お釣りが出る仕様じゃなくてよかった。」
そんなことを言いながら、足りなくなったらBランク紙幣を継ぎ足しながら、10分くらいで押し終わる。
「アリャガトウゴザイマシター」
一「まだ商品はもらってないけどな。」
俺は、おそらく商品がもらえるカウンターに向かう。
「いらっしゃいませ〜……」
そこでは、妖精よりちょっと大きい少女が店番をしていた。
一「コレを頼めるか?」
俺は指輪を色違い10種類と黒いネックレス、白いブレスレット2つを買う。
「はい〜、しょうしょうおまちくださいませ〜……」
待つ事一瞬……待ってないな。目の前に商品が並ぶ。
「こちらですね〜……」
一「ああ、そうだな。」
「ふくろにいれますね〜……」
返事をすると、目の前に紙袋が数袋並ぶ。
「ありがとうございました〜……ごひいきに〜……」
一「ああ、また来る……」
そう言いながら、俺は店を出るのだった。……どうやって一瞬でやったんだろうか……
「ありがとうございましたー!」
一「ああ。」
最後に俺は道具屋で必要な道具を……手で持ち運ぶにはちょっと大きい荷物を羽翼で背負って店から出る。最後にやっと普通の店か? いや最初の店も割と普通だったような……
閑話休題
外に出ると、そこにロミオの姿がなかった。
一「ジュリエット、ロミオはどうした?」
ジュリ「ロミオは家の人に見つかって帰らされてたよ。」
あー……それは仕方がないな。
一「それなら俺も帰ろうかな。」
ジュリ「わかった。次はいつ来れる?」
次、次か……
一「うーん……未定としか言いようがないからな……まあ、明日とか?」
ジュリ「うーん? とりあえず明日だね!」
一「ああ、そうだな。」
俺は2人と別れ、砦へと飛んで戻ってくる。
うん。フライ便利だわ。羽翼が使えない時に飛べるのは地味に便利だった。
閑話休題
砦三階、俺は、買ってきた道具である、金床と小道具、不安になる絵が描かれた布が敷かれた丸い机と小道具を置く。
一「よし! お膳立て完了ってか?」
俺は今から、付与と細工を開始してゆく。
はい、全く変わらない後書きです。
最近あった出来事なんですが、
友「VRMMO小説書きたい! 教えて!」
主「いいですとも!」
友「ありがとう! ちなみに参考に小説見てるよ!」
主「あばばばば……」
ということがありまして……皆様ならどうしますか? 私は見ていただいて嬉しい反面直接見てると言われると恥ずかしいという気持ちもあり……
そんなことはどうだって良い! 来年は普通に投稿が続けられますよう頑張り……ます……?
次回、付与! 細工!
ちなみに今回って観光回のはずだったんじゃ……




