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126話 装備

平日

主「おかしい……どうしてネタが思いついた日に限って重要な仕事が回ってくるんだ(思いついたら即ネタにしないと書けなくなる人)」

ジョー「書けた?」

主「うーん……まあ、日曜には書けるかも?」


日曜日

主「どうして仕事が入ってるんだよおおおお!」


 【スキル【特殊】複操術を入手しました】


 一「よし、ゲットしたな。」


 アイ「おめでとうございます!」


 複操術を入手する条件。それは、違う武器種を3つ以上手足等で持ち、魔物を30匹倒す。

 この際武器を装備してはいけないのでステータスはそのままだ。


 俺はとりあえず適当に杖などを魔力操作で持ち上げ、ダンジョンの超越茸を倒しまくり、無事入手したわけだ。


 一「さて、これで目的のスキルは得た訳だし、さっさと戻って……何の武器を装備するか決めなくちゃな。」


 アイ「はい、わかりました!」


 俺達は一度寺へと戻り、改めて複操術の説明を見る。


 複操術、それは2つ以上武器を装備できるスキルである。ちなみに発動のオン オフもある。


 これだけ聞くと強すぎるが、もちろん条件もあり、


 装備は種類ごとに1つ。

 そして、ステータスに反映できる武器は5種類まで。


 この2つの条件によってある程度は武器を考えなくてはならないのだ。

 というかこのスキルを使用中は同じ武器を両手に装備とかできないので剣二刀流とかするならこのスキルをしないようにオフにしないといけないのだ。


 アイ「一さん、ちなみに武器はどうするのですか?」


 問いかけるアイに対し、装備について考えていた事を答える。


 一「そうだな。とりあえずは太極図と短杖枠長杖枠は確定として……後は自由枠で一旦鎌とハンマーかな。」


 太極図は白い勾玉と黒い勾玉を組み合わせた物で、これは光と闇属性の魔法強化とMP消費60%軽減。そして白黒兄弟の召喚と今の俺のメイン武器になっている物だ。


 短杖枠としてガチャ産のW・Wという白い杖で、DEFとMNDが+20、消費MPを15%軽減するというものだ。……おそらくホワイトワンドなのだろうが、白の魔法に効果がないのは何故なんだろうか。


 長杖枠は同じくガチャ産の龍屠杖という龍の頭を模った赤い杖で、元のINTに補正+10%で更に無制限にMP消費無しで5秒に1回火玉(ファイアーボール)という魔法を使う事が出来る。火玉が強いかって? 普通……

 ちなみにもう一つのガチャ産の呪呪呪呪はシンプルにDEFのマイナス補正が強すぎてやめた。アレは稼ぎ用だからな。うん。


 鎌はブラックシックルというステータス補正はSTRとDEXを+10、そしてダメージ分吸収とかできる黒い鎌だ。シンプルに強い。


 そして、最後に俺は1つの黒く巨大な両手用のハンマーを取り出す。


 アイ「な、なにか禍々しい気配を感じます。」


 一「だろう。実際ヤバい代物だし。」


 これは、墜鎚という、いわゆる呪呪呪呪系の武器で、なんと好きなステータスを90%まで減らしてしまう。

 がしかし、これだけでは終わらないのが呪い系の武器。


 一「こいつ、減らしたステータス以外の全ステータスを10%、それとHPかMPをプラス30%するんだよな。」


 これによって、俺はDEFを6くらいにする代わりに他ステータスを底上げすることができる。最終的には減少値より上昇値の方が高いのだ。

 後装備の補正は最後に付くので防具補正は地味にあるのも良い。


 アイ「結構強いですね……どうして今まで使わなかったのですか?」


 アイの疑問もごもっともだろう。しかし、もちろん欠点はステータスを減らす以外にもある。


 一「そうだな……端的に言うと、太極図の恩恵を受けられなくなるのも辛いし、これ重すぎて持てねえんだよな。」


 アイ「えっ?」


 必要STR、なんと脅威の300。100以上足りないのだ。

 そして地味に戦闘までには持っておかないといけないという欠点もある。ステータス補正がかけられないからな。


 一「しかし、今回の魔力操作によってなんとか持てるようになったしな。」


 よいしょっという掛け声を出しながら、俺は墜鎚を手と魔力操作で持ち上げる。


 アイ「そ、そうで……!? ちょっと待ってください! 魔力操作とそれは!?」


 アイが驚愕の表情を浮かべながら俺を見る。どうやらこのハンマーと魔力操作の相性がわかったようだ。


 この魔力操作、いわゆるスキル【特殊】の1つで、効果は周りの物を魔力で持ち上げ、必要STRの代わりに自分の最大MPを減らす。

 この時、手で持ち上げる時には必要STR分は少し軽減される。元々のSTR分の数値もあるからな。


 ちなみに俺はステータスのMPは千以上あるためステータス補正で300は確保できる。


 一「デメリットがほとんどない……事もないけど、どうせ捨ててるDEFだし。」


 元々最低限しか振ってないDEFならいいだろう。遠距離攻撃しかしないから攻撃も喰らわないだろうし。


 アイ「強すぎます……」


 俺は、恐怖するアイを横目にとりあえず装備する。


 手には両手でハンマーを持っているので、周りに武器を浮かべる。


 この時、スキル【特殊】の装備理解という物だが、これがある事で、スムーズに装備する事が出来る。


 例えば、今まではステータス画面から装備をしないといけなかったのが、それが必要なくなる。


 それこそ、武器を浮かべ、「装備」、と言うだけで、自分のステータスは変化する事を確認した。


 また、今までは太極図が大体は肩の上に乗っていたのだが、それを違う場所やある程度遠く離れた場所に飛ばしても、それは装備されているじょうたいになり、ステータスは変化しない。


 ……まあ、要するは戦闘中にいちいちステータス画面を開いて装備の切り替えをしなくても良くなるって言うだけだがな。


 閑話休題


 アイ「この後は何をされるのですか?」


 一「そうだな……まぁ、とりあえずはフロンの所で装備をあったら買って……無いなら予約でもするかな。そして寝る。」


 アイ「わかりました。……何を買う予定ですか?」


 一「ああ、それは……」



 さて、俺達はとりあえず自由枠用の装備をいくつか愛と勇気の武器と防具センターで予約し、また寺へ戻る。……やっぱり拠点としてわかりやすいのはいいな。


 アイ「それでは、このまま眠りますか?」


 一「そうだな。……資料は一旦収めてもう寝ようかな。」


 俺は早々と布団に入る。


 アイ「ふわぁ……やっぱりこの布団は最高ですね……」


 一「そうだな……」


 あまりの気持ちよさに脳が溶けるような感覚に陥る。


 俺達は一瞬で眠りにつく事ができた。



 【Dream Dimension にログインします】



 一「さて、こっちにきた訳だが。」


 夢の世界で、今回は何をしようか。


 一「とりあえずステータスを開いて。」


 前回は確か自傷と回復を繰り返していた。よってできれば回復が上がってほしいが……



 【弱短剣術を入手しました】

 【弱短剣術が短剣術に進化しました】

 【短剣術が強短剣術に進化しました】

 【強短剣術が超短剣術に進化しました】


 ん、んん? え? そっち?


 【弱回復呪文が回復呪文に進化しました】

 【回復呪文が強回復呪文に進化しました】

 【強回復呪文が超回復呪文に進化しました】


 よ、よしよし、こっちこっち。こっちを狙ってたんだよ。


 【弱復唱呪文が復唱呪文に進化しました】

 【復唱呪文が強復唱呪文に進化しました】


 【弱連唱呪文が連唱呪文に進化しました】

 【連唱呪文が強連唱呪文に進化しました】


 【弱陣形呪文が陣形呪文に進化しました】

 【陣形呪文が強陣形呪文に進化しました】


 えっ!? こっちも!?


 【あなたは"短剣王"の称号を入手しました】

 【あなたは"回復王"の称号を入手しました】


 おいおいおい、まてまてまて!


 【"王"の獲得により、貴方の種族は進化します。】


 は? なになに? どう言う事?



 周りを見渡すと、そこは白一面の部屋の中にいた。


 気がつくと俺の前には、パネルを持った小さな妖精が現れた。


 「ようこ……あれ? 何か手違いでも起きましたか?」


 一「……不具合寄りかもな。」

はい……はい。後書きです。

もう遅れる事に抵抗が無くなってきました。……早くなんとかしなくちゃ。モチベーションは回復したって言うのに。


閑話休題


さて、幻の方は更に強化されました。夢の方じゃどうなるかな?


次回、多分一はそれどころじゃ無い。

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