91話 発見
主「眠い……」
ジョー「わかる……」
主「おやすみ……」
ジョー「おやすみ……」
一「なんでこいつら椅子で寝てんだろう。」
ズドドドドッ!
モブA「これで全てだ。」
モブB「モブA、本っ当にこの量ですの?」
モブAとモブBが帰ってきたので寺近くに一旦丸太を出してもらうと、そこには大体電柱くらいの大きさの丸太がもう山のように積まれていた。
一「いや多いな。」
うp「こんなにいるか?」
モブA「まあ、余ったら私とモブCが違う用途で使うだけだ。問題ない。」
俺達が量に圧倒されているとモブAが腕を組みながらそう言った。……いや、にしてもおおいんじゃないか?
モブC「俺としては最近輸入してなかったから助かるんだけど。一本いくらだった?」
モブA「大体一本1700マルクだったぞ?」
モブC「うーんやっすいなぁ……流石魔物由来というかなんというか……」
モブF「後、砂利とか買ったのか?」
モブA「ああ、他にもセメントとかモブBが モブE「終わったあああああああああああ!あああああああああああ!」
そんな事を話していると寺からやつれた状態のモブEが叫びながら出てくる。
モブC「あ、お疲れ様。アイスティーとかいる?」
モブE「w、休みをくれ。」
皮肉げにそう言うとモブEは細い紙飛行機の形に折られた設計図をモブAに投げつける。……が、クルクルと回転してモブAの目の前で落下した。
モブA「いやモブE、せめて飛ぶ構造にしてくれ。」
モブE「ドリル系スピード型は浪漫あるだろうwww」
モブF「完全に疲れてるな。」
一「大丈夫なのか?」
モブC「さぁ……?」
と、そこら辺で一旦設計図から全員の工房の構造を確認する……ん?
一「これ、木組みって書いてあるけど本当か?」
モブE「ああwwwモブ……Cがそこら辺詳しいからなwww」
モブC「まあ……そうだけど……」
モブA「そうだな。だから基盤用の土と釘以外は使わないぞ。」
一「宮大工みたいだな。」
うp「シンプルに凄いよな。」
俺達が感心しているとモブCが照れて、下を向いてしまった。
閑話休題
さて、本題の構造の説明だが、
モブFは中が2つに分かれていて半分は錬金用、もう半分は農器具用の6畳ほどの工房
モブEは小さな道具を作る為の10畳ほどの工房
モブDはアクセサリーなどを作る為の6畳ほどの工房
モブCはキッチン付きの木材を扱う用の6畳ほどの工房
モブBは服を扱う為12畳程のそれなりな工房
そして、モブAは小屋の半分ほどに深さ5mの穴が空いている15畳の大きな工房となる。
一「モブA、この穴はなんだ?」
モブA「ああ、必要な物だ。気にしないでくれ。」
え、ええ……すっごい気になるんだけど……
モブB「一さん、安心してください。私達も教えてもらえませんでしたわ。」
モブC「すごい気になりますけど、諦めてください。」
そ、そうなのか……とても残念だ……
とまあ、構造も確認し、俺達はまず材木を加工する事から始めた。
役割として俺、うp、モブA、モブFがノコギリで材木の大まかな切り出し。そしてモブB、モブC、モブEが木組み用の細かい加工をしていく。
一「……」ギコギコ
うp「……」ギコギコ
モブA「……」ギコギコ
モブF「……」ギコギコ
モブB「ッ!ッ!」ザリザリ
モブC「力入れ過ぎ。カミヤスリはもっと細かく削る方がいいよ。」シュッシュッ
モブE「www……あ。」ゴゴッガッ
モブC「ん?あ〜……治すよ。こっちやってて。」ゴリゴリ
モブE「わりぃwww……」シュッシュッ
俺達は寺の前でひたすら材木を加工する……
ふと、うpが言った。
うp「一、今何時?」
その発言を聞き、俺は一旦作業を中断して時間を確認した。
一「……あ゛!もう12時過ぎてるじゃねぇか!」
うp「はっや!」
モブA「えっ、もうそんな時間!?」
モブC「ああ、一さんすみません明日学校なんでログアウトします!」
うp「俺達も仕事なんだよなぁ!」
俺達は逃げるようにログアウトし、一旦就寝をした。
次の日、仕事が終わりこれまた風呂と飯を済ませた後、少し時間を置いてログインし、作業の続きを始める。
うp「お、俺達が最後か?」
一「どうやらその様だな。」
作業場にはもうすでに全員揃っていて、なんならモブDや太刀魚、ポーー、うぽつまでもが来ていた。
一「増えたなぁおい。」
モブD「暇だった……」
太刀魚「これでモブ達の狂乱が全員集合ですかね……」
モブA「どうだ。これで前大会優勝パーティと今大会優勝パーティが揃ったぞ。」
モブF「つよそう。」
モブC「強いんだよなぁ……」
うぽつ「皆さんもお強かったんですか?」
モブB「そうですわ。これでもβ版の大会では優勝経験もありますわよ。」
モブE「なお製品版では負けた様子www」
ポーー「雪辱は果たした……?」
俺達は昨日の続きとして、太刀魚とポーーは俺達と材木切り出し、うpとモブDには木組みの加工をしてもらう。
そして、1時間後
モブC「やっと終わった!!!」
嬉しそうなモブCの叫びと共に工房に使用する木材の加工が終わった。
一「帰るか。」
うp「そうだ モブA「待て待て待て待て!」」
俺達が帰る素振りをするとモブAが慌てて止めてくる。
モブA「材木の加工も済んだし、今日中の方が良く無いか?」
一「……ああ、そうだな。」
うp「冗談なのに……」
モブC「ん〜……まあ、なんにせよやりましょう?」
一「まあ、ちゃっちゃと終わらすか。」
うp「そうだな。」
次に俺達は加工した木材を小屋を建てる場所に配置して行く。……
一「インベントリ、あってよかったな。」
太刀魚「そうですねぇ……」
俺と太刀魚はこの木材の山を運ぶのにリアルだったら腰が砕け散っていただろうなぁ……と、そう思うのであった。
運んだ後は一旦土台を作る。モブEいわく、土台はある程度穴を掘りそこにコンクリブロックを仕込みそこから木をうんたらかんたら……と、言われてもさっぱりわからないのでここら辺はモブCとモブEに全部任せる。
ポーー「いやぁ全然わからないですよ。」
一「うん。それ凄いわかる。」
モブA「モブEもモブCもどっからそんな知識入手するんだろうな。」
うぽつ「それは……わかりかねます。」
うp「終わった……ちょっと休憩……」
モブC「疲れた……」
モブE「……w」
そうこうしているとどうやら終わったらしく死にかけの3人がよろよろと歩いてくる。
一「お疲れ様。じゃあ今度は俺達が頑張る番だな。」
モブA「よし、……でも、何をするんだ?支柱でも立てるのか?」
モブC「うーん……それも良いけど、別の作業をやってくれないかな?」
うp「別の作業?」
太刀魚「モルタル練るとかですか?」
モブC「……まあ、なら、そうだな……太刀魚とポーーとモブBとモブDはモルタル作成。そしてモブAと一さんとうpさんとうぽつさんはモブAの穴を掘っててください。」
モブCが考え方をしなから俺たちに指示を出す。
一「穴?……ああ、工房のアレか。」
深さ5mの穴か。……いややっぱりあれ何に使う気なんだよ……
俺はそんな事を考えながらもモブAの工房予定地に歩いて行った。
モブA「よし、ここら辺だな。」
一「どこら辺に穴を開けるんだ?」
うぽつ「にいさ〜ん!久しぶりです〜!」
うp「ここで抱きつくなよ……見られたらどうするんだ……」
目の前では高校生が40代に抱きつくと言う事案の様な光景が繰り広げられている。
一「……掘るか。」
モブA「そうだな。」
こうして俺達はスコップで一心不乱に掘って行った。
掘り進める10数分、コンッっという鈍い音が響き、スコップに何かが当たる。
一「ん?何だ?」
体重をかけても刺さらない。
うp「刺さらない?」
モブA「まさかの壺とか?」
うぽつ「いやそんな事は無い……無いですよね?」
一「まあ、とりあえず掘ってみるか。」
モブA「ああ、手伝おうか?」
一「いや、そこまでの物でも無さそうだぞ?」
一旦その物体を掘ってみる事にする。
一「さ〜て、何が出てく……」
モブA「ん?どうした?本当に壺……え、嘘、なんで?」
俺はスコップで掘った物をみて絶句した。それを確認したモブAは血の気が引いて顔色が悪くなっていた。
一「う、うp、や、やべぇよ……」
モブA「うぽつ、こっちに来ないでよ?これは見ちゃダメな物だから……」
モブAは今まで見たことがないくらいに動揺し、困惑し、恐怖している。手が震え、呼吸が荒くなり、目がそれとそれ以外を交互に見ている。
うp「どうした?」
うぽつ「大丈夫ですか?」
モブA「一、説明して。」
一「わかった。」
一「2人とも、あんまり驚かないで聞いて欲しい。」
うp「お、おお。」
うぽつ「わかりました。」
「人の生首がある。」
「「……え?」」
はい、いつもとちょっと違う感じです。今回描写をいつもより多めでやってみましたが気付きました?
さて、まあ……内容についてはノーコメントでお願いします。
次回、[謎] 乞うご期待。




