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2話

 テリムは起きると、訓練所の病棟の天上が目に映った。

 何度も貧血を起こして担ぎ込まれた場所だ。

「コッダは!」

 布団を押しのけて体を起こしたテリム。

 最新式の薄いくて軽い布団。シートと言ってもいいくらいの薄さだが、熱は適度に逃げて快適に睡眠をとる事の出来るものだ。

「目を覚ましたか」

 スピーカーからそう声が聞こえる。

「コッダ君は母艦に帰っていったよ」

 それだけ言うと、天井からモニターが降りてきた。そこに教官の顔が映り、話し出す。

「どこまで覚えているかね?」

 テリムは訓練機の中で気絶をしていたという。

 機体の中で貧血を起こして気を失い、ここに運び込まれた。命に別状のある状況ではないが、彼は兵士になる身。機体の操縦をするたびに目を回しているようでは使い物にならない。

「ノート君は無事なの?」

「彼は営倉だ。命令無視に任務の失敗。当然の措置だろう」

 ノートは営倉入りで済んだという。教官の本題はテリムの事らしい。

「先ほどの戦いは見事だった。君は我々の駆るロボット。セレフィの操縦の技術は実戦でも使えると証明された」

「ですが……」

「その通りだ……」

 操縦が終わって、テリムは脳震盪と貧血を起こして失神をした。戦いのたびに気を失っているテリムでは、実戦にはとてもではないが耐えられないだろう。

「だから手術で君の事を強化する」

「強化手術ですか?」

 人間はオルカ達に連戦連敗をしている。機械の強化や戦術の研究はされているが、人間の体をいじるところまで来ていたのかと、テリムは思う。

「やるかね?」

「コッダ達と戦わせてもらえますか?」

 テリムは言う。テリムは戦う理由ができた。つい昨日まではこの訓練所を除隊して農園に行こうとも考えていた。

 だが、昔の友がオルカに操られ、もう一人の友も虐待を受けている。

 彼らを放っておく事はテリムにもできなかった。

「もちろんだ。オルカに味方する以上、彼は我々の敵だ」

 教官は頷く。

「手術を受けます」

 テリムは気弱なながらも、初めて自分の意思で戦いを決めた。


「テリム君。手術で強化をされるって本当?」

 テリムは健康診断を受け異常がないとされたら教室での授業に戻った。教官が授業をしている最中。ルリがテリムに声をかけてきたのだ。

「話が早いね」

 テリムは頷いて言った。

「でも、そのうち兵士の強化改造もされると思うよ。オルカに勝つにはなんでもやらないと」

 自分の意見を言うのがはばかられ、そう言ったテリム。

「君がどう思っているかを聞きたいの。手術は嫌じゃないの?」

「嫌だよ……でも……」

 オルカに操られている友人を助けるために動きたいと思った。今の自分には不可能なのは完全に事実。手術をして強い体を手に入れないといけない。

「なら、私もその手術を受けたい」

 ルリは言う。

「君は艦長向きって言われているんだろう? セレフィを動かす機会なんてないじゃないか」

「艦長向きとは言われてるけど、艦長に決まったわけじゃないし、私のシミュレーターの成績も、今ではトップスリーに入るんだよ」

 サランとノートがいなくなってのトップスリーだ。

「君は、どうせ死ぬなら納得いく死に方をしたいって思わない?」

「死ぬと決まったわけじゃ……」

「決まっているよ」

 ルリは言う。確かに訓練所を出て、すぐに戦闘に駆り出される。戦闘に参加して半年生き残ることができる者はゼロだ。

「私っておせっかいなの……そんな弱々しい君ががんばっているのを応援したいんだ」

 ルリはそう言い、テリムの手を握った。

「私は君を助ける。だから君は私を守ってよ」

 真摯にテリムの目を見つめながら言うルリ。

「ルリ……ぼくなんかよりも……」

「野暮は言わないで」

 テリムが、自分以外の男を好きになるべきだと言おうとするが、ルリは首を横に振る。

「私って弟みたいな可愛い子が好きなの。君はドストライクなんだよ」

「弟って……」

 不満気に顔を伏せたテリムだが、ルリはニコリと笑った。


 放課後になると、テリムは教官に呼び出された。教官の集まる職員室は床が石を組まれて作られているゴツゴツしたところだ。

 壁に銃なども立てかけられていて、物々しい印象がある。

「手術の同意書だ」

 テリムはその同意書をよく読みもせずにサインをした。

「いいのかね?」

「ここにいる限り、命は最初からないようなものですから」

 ここは死地に送られる前段階のような場所だ。訓練を終えたら、絶望的な戦いを強いられる。

 ここで手術の失敗で死んでも、同じようなものだとテリムは言う。

「我々も、君たちが死ぬために、訓練をしているのではないのだが……」

 教官としても、そう思われるのは心外だった。できる限り、ここの生徒には生き残ってほしいと思っている。だが、結果が物語っている。ここの訓練生は一年生き残るはできないだろう。

「自分の命をどう使うべきか、考えました」

 このままでは、戦場に出て死ぬだけだ。だが、この状況で、自分の命だけを優先するものではない。

 世界では、いろんな場所にオルカ達が現れて人間の街を襲撃している。

 テリム達訓練生だけでなく、一般市民でさえ、明日に自分の命があるかどうかわからない状況だ。

「生きる意味を持たないボクが、死を拒む理由はないと思っていました」

「死を拒む権利は皆にある。生きる意味を持たないなんて言うな」

 教官の言葉にテリムは首を横に振った。

「でも、やりたい事ができたんです。最近、操縦者のいる敵の機体が目撃されたと聞きます。コッダの事です」

 そのコッダはオルカに操られて人間達の街を襲っているのだ。

「ぼくが止めないといけません。ぼくがコッダとネマを見捨てたから」

「君の責任ではないと思うが……」

 そうはいうものの、教官はそれがテリムが強く生きたいと考える理由になるならそれでいいと思った。

「ぼくはコッダとネマのためにやれることをやりたい。こ……殺すことになっても……」

 そう言った後、テリムは自分の手のひらを見つめた。

 この頼りない手で、テリムはコッダを倒す事ができるのだろうかと考えているのだ。

「そして、ルリ君の申請も通ったぞ。被検体は多い方がいいらしい」

「そんな! なんでルリが!」

 ルリも手術で体を強化する事になったという。

「なんで? 君がそう言ったと知ると、ルリ君は悲しむと思うぞ」

 教官はそう言ってテリムを黙らせる。


 テリムは複雑な気持ちだった。

 部屋に戻ると落ち着いて考え事もできない。テリムは訓練所の裏手にある池の前に立った。

 池では十匹以上の鯉が飼われており、ゆらゆらと体をくゆらせて池の中を泳いでいた。

「君って考え事をする時ってここに来るんだってね」

 テリムが池の鯉を眺めていると、ルリが声をかけてきた。

「どうしてぼくにかまうんだい?」

 テリムは聞く。

「君を守りたい。それじゃ変かな?」

 ルリの返答はテリムにとっては変なものだ。

 自分一人の命を守る事すらままならない今の状況で、テリムのような冴えない奴を守ろうと考える、ルリの気持ちが分からない。

「変だよ」

 テリムは言う。

「私は誰かを守るためなら命を賭けられる。私の命なんていつなくなるか分からないものだから。だから誰かに捧げたい」

 テリムはその言葉に振り返った。

「君は自分の命なんていつ消えてもいいものだって思っているでしょう? そう思っているのは、君だけじゃないんだよ」

 振り返ったテリムに笑いかけたルリ。

「やっと私の事を見てくれたね」

 そう言うと、ルリはテリムの立つ隣に座った。

「君も座ってよ」

 テリムの服の裾を引っ張って、座らせるルリに従い、テリムはその場に腰かけた。

「私は艦長向きとか言われているじゃない。それは自慢だし、誇れる事だと思っている」

 そう言うと、ルリはテリムに視線を向けた。

「でも君だってシミュレーションの成績はトップでしょう? 今日だって敵を追い返してくれた」

 ルリはテリムの手を取った。

「君は価値のない人間なんかじゃない。私が守るだけの価値があるの」

 テリムはそう言われ、俯いた。

「ほっといてほしいんだ」

 テリムは自分の事で精一杯だ。誰かを守る事も、誰かに守られる事もしたくはない。

「一人はダメ。人は一人じゃ生きていけないから」

 ルリはそう言う。

 どこか哲学じみた事を言ったルリ。テリムがルリを確認すると、ルリはいつもの笑顔で笑っていた。

「なんで君はそんなにやさしいんだい?」

 テリムは申し訳なさそうに聞く。ルリはクスクスと笑ったのだ。

「君がかわいいから優しくしたくなるんだよ」

 どうも、テリムにとっては納得いかない言葉だ。

 テリムは俯く。ルリはそのテリムを見つめていた。


 テリムは手術台に送られる。

 テリムが寝るベッドは医師達によって廊下を進んでいる。

「キミがシミュレーターでトップの成績の子かい? 私が手術をするから安心してくれたまえ」

 若い女の医師がそう言ってくる。

「お医者さんってのは大人ばかりだと思っていたけど……」

 見る限り、その女医は若すぎる。本当に大学を出ているのか心配になるほどだ。

「大学は出ているよ。君と同じ十五歳だけどね。飛び級ってやつを繰り返したんだ」

 飛び級を繰り返した天才とは言うが、やはり、若い女医に手術を任せるなど不安なものだ。

「君の彼女も私が手術をするんだよ。私の機嫌を損ねるとうっかり手が滑って殺しちゃうかもね?」

「ルリには手を出さないで!」

 テリムはその女医の軽口で声を荒げた。

「ごめんごめん。そんなに怒るとは思ってなくて……」

 軽い冗談をたしなめられたかのように苦笑いで頭をかく女医。

「若くても、医師の仕事にプライド持っているんだ。業と失敗するなんてしないよ」

 そう言うが、女医は軽口を言っているようなニヤついた顔で返したのだ。

 テリムはどうしてもその言葉を信じられなかった。

「こら! 患者のメンタルを考慮しろと、いつも言っているだろう! 不安にさせるような事は言うな!」

 その女医は男の医師に言われる。

 ふてくされたように口を尖らせた女医は、ニヤついた顔を形だけは引き締めた。

「私はテレスト。全人類で最高の医者だ。私を信じていれば大丈夫」

 その言葉に嘘はないとテリムは思った。確かに、テレストに腕はあるのだろう。

「今から全身麻酔をするから、突っ込んだ話は後にしよう。寝て起きたら、君は強力な体を手に入れているさ」

 その言葉を最後にテリムの目が閉じ、意識も深淵の中に落ちていく。


 ここは病院のベッド、天井には疲れを癒すと言われる蛍光灯の灯りが灯っていた。

 テリムが起きると胸に包帯が巻かれていた。この包帯の下には心臓を埋め込んだときの手術跡があるだろう。

 仕切りのカーテンを開けると、隣にルリが寝ていた。

「戻れなくなっちゃったね……」

 胸に包帯が巻かれているのが、薄い寝間着から透けて見えていた。

 ベッドの横のチェストに薬が置いてあり、メモが置かれていた。

『目が覚めたらすぐに飲むように。飲まないと死ぬぞ』

 縁起でもない内容の書置きである。

 用意してある水の入ったコップ。水を飲んで薬を飲み干すと、テリムはベッドに飛び込んだ。

 体に不調はない。強くなったという感じもしない。

「試験段階だっていうからなぁ……もしかして……」

 体には何の変化もないのかもしれない。手術をしただけで強力な体を手に入れようなんて、やはりムシのいい話だったのだ。

「おっと……とてつもなく失礼な事を考えてないかい?」

 そのタイミングで、天井から降りてきたモニターにテレストが映って言った。

「薬は飲んだようだね。飲み忘れは命にかかわるから忘れないでよ」

 テレストの背後には教官の姿があった。

「飲まないと拒絶反応が起こる。下手をすれば鼻から血を吐いて死ぬぞ」

 教官の言葉にうんうんと頷くテレスト。

 鼻は多くの血管が通っており、しかもそれは破れやすいと話を聞いた事がある。鼻血がそうやって出るのだ。

「その子も、そろそろ飲まないといけない時間だが……」

 テレストが言うと視線を上に向けた。そこに、ルリを映しているモニターがあるのだろう。

「ヤバい! 早く飲ませたまえ!」

 ルリの口の端から血が流れていた。口の中も血管が多く血が噴き出しやすい場所である。

 テリムがルリを見ると、チェストの上にある薬を取った。

「どうしよう……」

 テリムは口から血を流すルリを見てうろたえていたが、口の中に血が流れ込んできたルリが小さく咳をした。

 テリムは口に薬を含み、ルリに口移しで薬を流し込んだ。

 その瞬間、ルリの両目が開いた。


 テレストは病室にかけこんだ。その時、テリムはルリの前に正座をして座り、説教を受けていた。

「だから、薬を飲まなきゃいけない状況で……」

「そんな嘘に騙されません。薬って何なの? 私の体には何もないけど?」

 そこまで言うと、ルリはテレストの方を向いた。

「あれ? お医者さん?」

「彼の言う事は本当だ。君は危険な状態だった」

「そうなの……」

 そう聞くと、ルリは顔を伏せた。

「だが、口移しなんてせずに、君を起こして本人に飲ませればいいだけの話だったのだが……」

 テレストが言うと、ルリはまた顔を赤くした。

「そうだよ! テリム君! やっぱり君は有罪!」

 彼女らしくなく、子供のような理由でテリムに食って掛かった。


「事情はわかりまーしたー」

 不服そうな顔をして言ったルリ。

「成績優秀の品行方正の訓練生と聞いていたのに……」

 子供のようなふてくされたような反応をするルリを見て、テレストは紙を取り出した。

「周囲にバレないようにしているつもりのようだが、訓練生テリムに気があるのは明白。一部、彼女とテリムは釣り合わないという理由でそれを信じていない訓練生もいるが、ほとんどの生徒には周知の事実となっている」

「や……やめて……」

 顔を赤くしてワナワナと震えながら、声を絞り出すルリ。

「チョコレートや毛糸のマフラーをすでに用意してあり、渡すタイミングを計っている。同室の訓練生がマフラーを編むルリを目撃しており、その時の姿は恋する乙女のような……」

「ワキャー!」

 恥ずかしさのあまりに、奇声をあげたルリ。

 ルリはテレストの紙を取り上げようとした。

「もうすでに告白をしてあったようだし、いまさら隠すものでもないではないか」

「目の前で読み上げられるのが恥ずかしいんです!」

 テレストは紙を教官に渡すと、ルリに顔を近づけた。

「心臓の方はどうだい?」

「今はそんな状況じゃ!」

「そういう状況なんだよ」

 テレストがマジメに重要な話をしていると気づき、ルリの表情には疑問符が浮かんでいた。

「通常なら、興奮状態の人間の心拍数は上がる。新しい心臓に取り換えられた今の状況はどうだね?」

 腕にセンサーが取り付けられているルリは、心電図を見た。

「平常と変らず、興奮状態でも心拍数に変動なし」

 そう言うと、テレストは紙をルリの前に出した。それをひったくったルリは、紙を破って天上に向けて放り投げた。

「これがいかに危険な分かるかい?」

 心拍数があがるのは、興奮状態では必要な血液が上がるからだ。

「君らの心臓はスイッチ一つで心拍数を上げることができる。逆に言えば、操作をしないと心拍数の上下はないわけだ」

 血液が多く必要な時、テリム達の心臓は血液を多く送りはしない。

「これには、慣れてもらうしかない。これがスイッチ。これで心拍数を上下できる」

 そう言い、テレストはテリムとルリにスイッチを渡す。右に倒せば上がり、左に倒せば下がるという。

「一度、心拍が最大の状態を経験しておくといい。二人で組手でもやってみたら?」

 ここは病室だが、ベッドは二人分だけ。

 十分に広さに余裕はある。ベッドから離れ、広めの場所の中心で向かい合ったテリムとルリ。

「それでは、心拍をマックスにしてくれ」

 テレストに言われ、テリムとルリは心拍をあげていく。

「世界が……」

 テリムは周囲の様子が激変して見えた。テレストが何かを言っているが、言葉が遅く、何を言っているかはよく聞き取れない。

「わ……た……し……た……ち……に……は……」

 テリムとルリには、この世界の時間の進み方がとともゆっくりになったと感じる。

 テレストの言葉を最後まで聞くと『私達には君らの言葉が早口に聞こえる』との事。

 心拍数を上げると、時間をゆっくりに進める効果があるのだ。

「は……じ……め……」

 テレストの言葉で、テリムは前のルリに向けて構えた。

「本気で行くよ」

 テリムの耳に、ルリの言葉はふつうに聞こえる。

 ルリは拳を握り、腰を振ってパンチを撃ちだした。その行動はスローに見える。

 組手の成績が芳しくないテリムでも避けられそうな速さだ。

 テリムは体をねじってよけようとするが、体がついていかない。自分の体の動きもスローになっている。

 手を出し、ルリのパンチを受け止めた。

 ルリのパンチは手で受け止められたが、テリムの手には鉄の球でも受け止めたような衝撃が走る。

 ルリのパンチの威力で、テリムは後ろに飛ばされた。

「ちゅ……う……し!」

 テレストが言うと、ルリとテリムの心拍は通常の状態に戻る。

「痛……痛い!」

 ルリが体を押えて座りこんだ。

「そうだ。体を酷使するとそうなるぞ。体感する時間はゆっくりになっても、体の強さ、筋肉や骨の強度は変らないのだからな」

 早く動けるといっても、自分の体の強度を考えないと、体が悲鳴をあげるというのだ。

「ルリ君は精密検査をしよう。この力に早く慣れないと、腱が断絶するくらいじゃすまないかもな」

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