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さむ、さむ、さむ

作者: 雪つむじ

お日様が、どんどんどんどん遠くなって。

人と人が、どんどんどんどん近くなって。


ある日、あの時、あの場所で。

口々に、みんな言っていた。


家出をした神様が、フラッと帰ってきて。

空の上からキラキラした落し物が降ってきて。


ある日、あの時、あの口が。

場所場所で、みんな言っていた。


すれ違った瞬間に。

ふと手を休めた時に。


羽織っていたコートから。

潜り込んだこたつから。


放り出された吐息。


白く濁った吐息。


今だから聞こえる。

来月は聞こえない。


季節の移り変わり。

橋渡し。


ありがとうございました。

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