表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
kokoro hitotsu  作者: 雨音
2/10

ienai sayonara

ienai sayonara


いつも背中を、見ていた。

気付いたら、目はあなたを追っていた。

いつもどこでも、あなたでいっぱいだった。

余裕なんて、どこにも無くて。

あなたでいっぱいな私が、私は好きだった。

ほんの少しの勇気が出なくて、

一度も声すら掛けられなくて、

もう明日には卒業なのに、

もう明日からは別々の道なのに。

頭で考えるほど、心は抑えきれなくて。

ドキドキ煩い心臓が、想いを伝えたくてしょうがない。


だけど、どうしても、一歩が踏み出せなくて。

あなたの背中に、想いを送る。


ずっと、見つめていました。

あなたを、あなただけを、好きでした。


飲み込んだ言葉は、どこにも行けず、

今もまだ、心の奥で燻ぶっている。


言葉にできたら、届いてた?

言葉にできたら、叶ってた?

報われない想い、では無かった?

少しは、こっちを向いてくれた?

あなたの中に、私は居た?

あなたの心に、私は居れたのかな?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ