第43話:エースフレイム艦隊の動きを見た鷲川大佐
第43話:エースフレイム艦隊の動きを見た鷲川大佐
俺は今自動航行モードで、先程までの恐ろしいほど操縦が言うことを聞かない重力圏から脱出すると同時に周囲の素粒子サンプルを回収をする離れ業を成した。
これも全て石崎長官に褒めてもらうため。そう思いながら航行していると宇宙共通方位30°に2つの照らし合う光が見えた。
発光合図?
宇宙用の双眼鏡を取りだし、確認する。
「敵艦隊多し、エースフレイム傭兵艦隊は奇襲攻撃が望まれし……なんだと!?」
発光合図を読み終えた後に無線機を使おうとしたが、相手が発光合図なら、下手に無線を使えばバレかねない。と同時に敵も戦闘機。戦闘になればこちらが不利だ。
すぐに自動航行モードを解除し、全速力でフィシュテルへと向かう。
大気圏への降下のGにも慣れたもので着陸するとすぐに、石崎長官の元に走って向かった。今ならセルヴァート教授もいるかもしれない。
コンコンコン
「失礼します。長官……セルヴァート殿。こちら、サンプルになります。長官殿は?」
「今寝ているところだよ」
司令官が寝ているところを叩き起すのも忍びないと思い、セルヴァート教授に先程の内容を告げる。
「分かった、伝えておこう。そうそう、君の従兄弟の神矢君が3059号室にいるから会ってきたら?」
「本当ですか!?情報提供感謝します!」
俺は廊下を走り抜け、3kmくらい走ったところでドアをノックする。
ガチャと開くと、そこには麗しいメイドさんがいた。
「神矢殿は居られますか?」
メイドさんは「まずは所属と階級を」 と答える。
「元大日本聖国航空宇宙軍大学ゴースト隊隊長鷲川だ」
「鷲川様、お話は聞き及んでおります。さぁ、こちらへ」
部屋に入り、部屋の奥のベッドでスマホで音楽を聴きながら横になっている従兄弟がいた。
俺が顔を見せると気配で分かったのか、目がパチリと開き、すぐ驚きの顔に変わる。
「鷲川じゃねぇか!久しぶりだなぁ」
「お久しぶりです。神矢さん、アグレッサー部隊への推薦状破ってすみません……」
「いいんだよ、俺だって反旗を翻したわけだしさ。それよりさ彼女とか出来たか?」
俺は少し照れると神矢さんの顔がニヤニヤとし出す。
「彼女とかはおりませんが……石崎長官を敬愛しております」
「お前……ホモだったのか……」
「敬愛ですから!尊敬してるだけですから!誤解は勘弁してください……」
「まぁまぁ、冗談だから。ところでお前はジークファイターは乗りこなせるか?」
突然の質問に俺は困惑したが、神矢さんの愛機だった事を思い出して、返事を返す。
「一応シュミレーターでは体験済みです」
「あれは時空潜航が出来る数少ない機体だ。しっかり乗りこなせよ」
「はい!神矢さん!」
久しぶりの親戚同士の会話に花が咲き、ニコニコしながら会話を続ける。だが、もうすぐこのフィシュテルに警報が鳴り響き大戦闘が起きることを彼らはまだ知らなかった。
こんばんは!黒井冥斗です!日曜日の夜…学生時代は寝床に着いた時は時間が止まって欲しいと願ったものです。今晩の予定は午後10時からオリンピックのカーリングを観ながらリトルアーモリーの武器の塗装をしようと思ってます。意外かもしれませんがコツを掴めばアクリル絵の具での塗装はかなり便利です。そしてクオリティもそこそこ高いですね。
いつも皆様方に星間国家覇権戦争を読んで頂き誠にありがとうございます。もうあと来週中には第1巻完結予定ですので最後までお付き合い頂けたらと思います。それでは、いい夜を!




