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第42話:姉妹の復縁とストーカー

第42話:姉妹の復縁とストーカー

蒼空代理司令の部屋にレティシアと蒼空が対面で座り、夕焼けが2人を照らしていた。

「蒼空ごめんね……こんなお姉ちゃんで……」

「お姉ちゃんは悪くない……悪いのは全部政略を立てた父とその仲間達だよ」

静かな空間でレティシアは紅茶を、蒼空はコーヒーを少しずつ啜り、お互いに心を落ち着かせる。

「お姉ちゃん……もう一度姉妹として頑張っていこうよ……私もう1人じゃないけど、お姉ちゃんに居て欲しい!」

蒼空がドンッと机を叩きながら、席を立ち、レティシアに顔を近づける。

「私達は異母姉妹なのよ……本物の姉妹みたいになんて……」

「できるよ!お姉ちゃんと暮らしてた時、お姉ちゃんは教えてくれた。人は意思があれば誰とでも繋がれるって!私にはその意思があるの!」

レティシアは俯き、数分ほどの沈黙の末に答えを出す。

「……私は逃げていただけなのかしらね……もう一度あなたのお姉ちゃんとしてやらせてもらうわ」

蒼空の瞳からはいくつもの涙がこぼれ落ち、頷く。

「うん!もう絶対に他のところには行かせないからね!」

思わず抱きついた蒼空はレティシアにスリスリしながら、喜びを享受していた。それは生物本来というより、愛情そのものだった。

レティシアが妹の頭を撫でていると、ドアがノックされ、懐かしい低音ボイスと共に背の高い男性が入ってくる。

「失礼しま……おっとお邪魔だったかな?」

「神矢大佐久しいわね。あなたのジークファイターを格納庫で見た時に、またあなたに付きまとわれると覚悟していたわ。あ、雷。彼は私の同期よ。そしてストーカー」

「誤解だよ〜君が好きなだけさ」

レティシアはため息をついて、「ここは妹の部屋だから」と言い、ラウンジに移動する。

機械のバーテンダーにドリンクを注文し、電子スペースドルで支払い、開拓されている大地を眺めながら過去を振り返る。が、ろくな思い出がない。

「ねぇ、レティシア。演習の時に僕の神業戦闘機技術で敵艦を撃破したこと覚えてない?」

「えぇ、覚えているわ。その後に石崎君の戦艦を攻撃したのも覚えてる」

どうやら彼は会話の引き出しから季節外れの服を選んだしまったかのような、ミスを犯してしまったらしい。

「あーそんなミスもあったねぇ。じゃあ一緒に軍法学んでる時に僕がミスを指摘して、正答を教えたことは?」

「えぇ、覚えてるわ。あなたの国では合ってたけど私の国……つまりドイツ連邦星間帝国の軍法としては間違いだったわね」

彼は轟沈した戦艦のように落ち込む。

「これで分かったでしょ?私には石崎君がいるの」

「僕は君の幸せを願う。彼の死後に寂しくなったらいつでも僕を……」

「ないわ」

彼は再び宇宙の底に沈んだような表情を見せる。

その時に、後ろから優しい女性の声が聞こえ、私が振り向くと銀髪に白の薔薇が着いたカチューシャを着けた緑の目のメイドさんが立っていた。

「旦那様が意気消沈してそうな気がしたのですぐに参りました」

「神矢大佐、良い女の子見つけたわね。それじゃあ私はこれで」

「お待ちください、レティシア様。神矢様、いえ。旦那様を元気づけてあげてください」

正直不快だったが彼の頭を撫でてあげる。

なんでこの子に撫でてもらわないのかしら……すごく親身になってくれてるのに……

「あなた、名前は?」

「クリスティーナです。以後お見知りおきを。そして旦那様の妻です、メイドも兼任してます」

「神矢大佐、私浮気する人は嫌いなの」

あまりにもズバッとした一撃で神矢は切られ、クリスティーナに肩を貸してもらいながら、部屋へと向かう。

こんにちは!黒井冥斗です!今日は朝から喫茶店でコーヒーと小倉トーストを頂きながら執筆関連の作業をしておりました。

黒井は実は不眠症で薬が無いと眠れないのですが昨晩は何度も中途覚醒しましたが5時まで眠れました!多分睡眠勇者第1巻の推敲疲れからだと思います。

つまり朝の5時から喫茶店開店まで何も食べておりません…ちょっとキツかったですね…

そして日曜日でも読んでくださる皆様に感謝します。これからもよろしくお願いいたします!それでは良い日曜日を!

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