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第24話:石崎剣示の覚悟

第24話:石崎剣示の覚悟

「石崎様、本気で反乱するのですね」

忠光の最終確認が私の覚悟を僅かに揺らした。

「あぁ……。今の四大列強もといは聖卿も腐っている。憲兵局が来る前に作戦を開始するぞ」

「はっ!」

大日本聖国航空宇宙艦隊管制室では……

ビーピー!と警報が鳴り響き、管制部部長やオペレーターが大忙しだった。

「SEJS(スペースエネミージャッジシステム:宇宙敵判断装置)当該艦、石崎剣示海軍軍令部総長独立艦隊。コールサインポセイドン、応答ありません。スペースイグニッションシステム点火までおよそ20分」

「ダイレクトラインで石崎に繋げろ」

部長のその一言の後にすぐにオペレーターが返す。

「独立艦隊応答ありません。報告、航空宇宙戦闘機隊デストロイヤーズ接近。交戦可能時間まで残り5分」

「独立艦隊旗艦「月乃三笠」級は動いているか?」

「月乃三笠級現在、スペースイグニッションシステムフェイズ3ヘ移行。10分以内に大気圏外に出るかと」

部長はイラつきを隠さない声で、オペレーターに指示を出す。

「デストロイヤーズ隊へ、独立艦隊を殲滅せよ」

「こちら航空宇宙管制局、デストロイヤーズ各隊は独立艦隊を破壊せよ」

「ラジャー」

その時だった、部長のモニターにメールが届く。

「聖卿の派閥から?」

メールを開いた瞬間、部長はこれから死ぬほど後悔するとまだ知らなかった。

「全システムダウン!!通信システム及びレーダーシステム再起動しません!」

どうやらコンピュータウイルスが仕込まれていたらしい。石崎の独断はタダじゃすまないぞ……

オペレーターの怒声に近い緊急アナウンスの後に部長のスマホが鳴る。

主犯の剣示からだ。

「貴様、よくもやってくれたな」

「ご安心を、部長殿。私は現在希望の星にスパイとして潜り込みます。息子には仲間になると連絡済みです。これだけやらないと向こうも信用しないと思ったので」

「これだけめちゃくちゃやって、タダで済むと思うとでも?」

「今この艦隊を攻撃すれば周辺の他の艦隊にも被害が出るでしょう。軍令部総長として命じる。我に希望を託せ」

部長はため息をつき、非常用無線を取り出す。

「デストロイヤーズ、攻撃中止」

「リーダー、復唱願います」

「こちらリーダー、繰り返す。攻撃中止」

「ラジャー、ミッションアポート(任務中止)RTB(基地へ帰投)」

すると後ろからまだ若い士官の声が聞こえる。副部長の彼は不安そうな表情を浮かべていた。

「我々は軍人だ。まだ軍令部総長の任を解かれてない石崎剣示元帥には逆らえられない」

「本当にスパイ行為をするのでしょうか?私としては信じ難いです」

「上を信じれない軍人は遅かれ早かれ捨て駒にされるぞ。用心しとけ」

若い副部長は「はっ!」と返し、航空宇宙艦隊艦隊総司令部へと足を運んだようだ。

私はもはやヤケクソで電子タバコを吸いながら、転職の道も考える。


こんにちは!黒井冥斗です!いつもお手に取っていただきありがとうございます!

今回の管制室でのやり取りはもしかしたら気がついた方もいるかもしれませんが劇場版パトレイバー2のスクランブルのシーンを参考にさせていただきました。

あのシーンは個人的には大好きです!アニメ史に残る撃たない戦闘シーンとして金字塔だとすら思ってます。

さて、今日も夜に投稿するのでお時間のある方は見て頂いたら幸いです!お疲れ様でした!

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