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第14話:セルヴァート・ミラフォース教授との出会い

第14話:セルヴァート・ミラフォース教授との出会い

僕達ピースオブフリートは初めての敗北を経験した。四大列強星の持つ火力と戦力は自分達が学んだ大学の演習とは比較にならなかった。

「長官、希望の星まであと30宇宙距離ですが敵は来ていません」

「……そうか……雪室艦長……彼女は僕を信じて作戦会議の時に反対してくれた……なのに……なのにっ!!」

僕は怒りが抑えられず艦長室の自分のスマホを壁に投げつけてしまった。ゴンッという鈍い音が鳴り、それを先輩であり、大学の演習でも指導してくれた山本参謀長は静かに僕を見ていた。

「艦長。1つお知らせが……」

「なんだ!?」

突然ノックもなく、扉が開かれる。

「今忙し……ゆ、雪室……?」

「石くん怒ってるね。落ち着いて、あなたらしくないよ」

僕は幽霊でも見ているのか?それとも幻覚?

「その顔を見て分かったわ。アストラ内火艇部長が脱出の手配をしてくれたの。あと多分高宜姉妹の活躍もあったかもね。どう?信じられる?」

僕の脳内が激しく、散らかり、暴れるのを感じながら、深呼吸をする。

雪室が生きている……?

「山本参謀長にも見えるか?」

「見えてなかったら医務室送りですよ」

「なら、なら……本当に……本当に……良かった……」

僕は嗚咽声と共に沢山の涙を零し、雪室の近くに寄る。

「雪室っ……生きててくれてありがとう……」

「石くん。嬉しいけど早速だけどお仕事よ」

すぐに脳のスイッチを切り替えようとするが雪室の生還が嬉しくてなかなか涙が止まらず、「うん……うん……」としか言えなかった。

「三大統括賢者の1人のセルヴァート教授から信号をキャッチしたわ。明らかにあの海戦を見ていたわね。そして……そろそろかしら……」

僕は耳を澄ませると明らかにシュヴァルツ・シュロースすら超えるほどの轟音が壁を貫通し、聞こえてくる。

同時にドアが勢いよく開かれ、田中戦術防衛長が大声で受け止めきれない事実を放つ。

「会議中のところ失礼します!!シュヴァルツ・シュロースを遥かに超える敵味方識別不明艦が当艦の直上にいます!!」

「雪室っ!すぐに戦闘を……」

「石くん、落ち着いてって言ったでしょ。向こうとの無線シグナルを繋いで」

田中戦術防衛長が端末を触るとそこには水色のストレートロングヘアにメガネと白衣を纏った美しき女性が居た。しかも周りは豪華絢爛な高級なダークブラウンな木材とプレジデントデスクを並べ、椅子は赤と金の贅沢では足りないくらいの迫力のものだった。

「初めましてかな?石崎希光君。私からのプレゼントにびっくりしているようだね。おっと……名遅れたね。私はセルヴァート・ミラフォース教授だ。そしてこの今は名も無き巨艦の艦長だ」

その発言に艦長室の皆の表情が固まる。敵なのか味方なのか。それとも何かしらの条約なのか……考える時間もなく、セルヴァート教授は話を始めた。

こんにちは!黒井冥斗です!お手に取っていただきありがとうございます!今日もお昼と夜の2話投稿なので夜もよろしければお手に取って頂ければ幸いです!夜の方で軽く雑談をお話するかもしれないので、お時間がある方は後書きもよろしければ目を通して頂けたらと思います。それではまた夜に!

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