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創造神、エイトに協力することになりました。

光が引き、視界が開けた。

隣にはゆきがいる。

つむぎとゆきがいるのは、真っ白な部屋のような所。

後ろには出入り口らしき、アニメとかで見るお城の扉のようなもの。

いや、扉のものというよりデッカイ扉そのものだ。

そして、つむぎは前を見る。

前には少しの階段があり、一番上にある王様が座るような椅子につむぎとゆきと同じく、雪のように白い髪、白い瞳をしている小学生ぐらいの小柄な可愛らしい少年が座っていた。

誰?

「初めましてなのじゃ!」

すると、その少年が元気よく言う。

「いや、声だけだったらさっきぶりか!?」

さっきぶり?

ってことはもしかして、神様ってこと?

この子が?

イメージと全然違うんですけど。

イメージだから違っててもおかしくないか。

なんか、神様って白いモジャモジャの髭してるサンタクロースみたいなおじいちゃんってずっと思ってた。「変なことを質問しますが、神様ですか?」

そうだ。違うという可能性がある。

いや、あると願いたい。

「敬語は使わなくて良いぞ。ああ、さっきの質問じゃがわしはその神様じゃ。」

あ。なかったわ、可能性。

普通に予想あってたわ。

てか最後の方、創造神とか言ってなかった?

確か創造神って、記憶は曖昧なんだけど世界を作った神様とか聞いたことがあるような気がする。

「お主らにはいきなりじゃが、わしらに協力してもらおうと思うのじゃ」

・・・はい?

ワシラ二キョウリョクシテモラオウトオモウノジャ?

いや、え?

「ということなのじゃ。よろしくなのじゃ」

「いや待って!協力するってドーユーこと!?」

今まで黙っていたゆきが言った。

「そのままじゃよ。・・・ああ。そういうことじゃな!なら教えてやろう」

どういうことはまだしも。

何か教えてくれるんだ?

「破壊神って知っておるか?」

破壊神?

確か創造神の真逆の神様なんだよね?

「破壊神はわしの双子の弟なんじゃ」

つむぎとゆきみたに、創造神と破壊神は双子なの!?

「実はな・・・破壊神、デストは天界を滅ぼし世界を地獄にしようと考えているらしいのじゃ」

・・・は?

地獄にしようと考えている?

世界を?

嘘でしょ?

「昔っからデストは小悪魔的な性格だったが、まさかそんな事を考えているとは思ってもいなかったのじゃ」

そりゃあ、そうだよね。

弟がそんな事考えているなんて思うはずないよね。

てか、破壊神ってどんな神様だよ。

世界を地獄にしようって考える時点で、小悪魔的じゃなくて大悪魔的な性格じゃん。

「えっと・・・つまり、その考えを止めるためにつむぎとゆきに協力してもらいたいってこと?」

「そういうことじゃ!」

「ねえ、破壊神がデストっていう名前があるなら神様もなんか名前あるんじゃないの!?」

「確かに」

「あるぞ。わしの名はエイト。これからはエイトというように」

「「はーい(!)」」

「デストは死者を駒にしているそうじゃ。駒にしている死者は主に成仏できない死者。だから、出くわしたら、まずあまりしないと思うが成仏させてやってくれなのじゃ。お主らならできるはずじゃ」

まあ、できるけどさ・・・

実はつむぎとゆきは死者を成仏させることができる。

つむぎは光に包まれた蝶、ゆきはアニメとかで見る猫にお願いすると成仏させることができる。

蝶も猫も普通の生き物じゃない。

精霊みたいな生き物がいて、そっちの蝶と猫におねがいしているんだ。

・・・強制的に協力することになったけど、協力するからにはがんばろ!

こうしてつむぎとゆきは破壊神、デストの考えを止めるために創造神、エイトに協力することになった。

こんにちは~。

うみです。

今回は2話と同じく、いや2話よりも非常識的なことが起きましたねー。

破壊神、デストって子悪魔的な性格って創造神、エイト言ってたけどつむぎも思っていたとおり、もう大悪魔的な性格じゃん!

怖いですなー、デスト。

いきなりですが、読んでくれてありがとうございます。

ではまたー。

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