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可惜夜にサヨナラを  作者: 七月 ナツキ
天穹は幾度と叩かれる
3/16

静寂にくだらない話を


「答える気はないのか?」

「答えぇ?答えはいいわぁ?新しいことが知れて、見たこともない高揚を与えてくれるのぉ?だから私はそれが大好きなのぉ?」

言語は同じものを使っているのに会話が一切通じないなるほど、確かに怪人だ

怪人は肌が青白く、時折水のように気泡が湧き出ている気さえする、濁りに濁った狼色がウットリとするように細められる、髪はずぶ濡れでまるで嵐の中を走って来たようだ

「私わぁ?知らないこトがぁ?とっても多くてぇ?この世の全部が知りたいと思ってぇそのために私は生きていると言っても過言でないのでわぁ?」

自分の存在理由をつらつらと述べる怪人は首をありえない方向に曲げたり重心が定まらずくねくねと足をふらつかせていた

「一度気になったら」

雰囲気が代わり、空気が重く熱さえ持つ

「みたい!聞きたい!触りたい!知りたい!!」

先程までと違ってハッキリとより恍惚と宣言し怪人の爪が眼前に迫る

それを薙刀で払い薙刀の間合いギリギリまで距離を取り、一方的に攻撃を試みる

一歩踏み込み、攻撃を放つが空を切り、薙刀の上に乗られ、すぐさま距離を詰められる、蹴りを入れそれ以上間合いにはいられるのを防いだ

「アァ?体だけじゃなくて思考まで柔軟なんですねぇ?凄いですねぇ?それに足が凍ってるんですねぇ?奇病ですかぁ?ならあなたは噂に聞く適合者ってやつなんですかねぇ?」

怪人の言った通りツムギは蹴りを凍らせた足で行っていた

それは紛れもなく奇病の症状を逆手に取り異能を発言させる奇病の適合者のそれであった

ツムギは氷の礫を無数に創り出し、怪人の方へ一斉に弾き出した

怪人は体をありえないくらい柔軟に使い、ほんの少しの隙間から攻撃を避けてみせる

「情報自体はずぅぅぅとぉ?前から聞いていたんですがァ?会うのはなんだかんだハジメテかもしれませんねぇ?お嬢さんが私のハジメテですよォ?」

「気色悪い言い方すんな、次は殺すぞ?怪人」

足を踏み込みまた薙刀と氷で牽制する

それらは怪人の体を簡単に切り裂き、体液がそこらに散らばる

「怖いですねぇ?どうしてそんなに怒るんですかぁ?私なにかしちゃいましたかねぇ?」

しかし体液がぶくぶくと泡をだし、また同じ体を築き上げた

冗談めかして己の額を弾く動作が、人間の真似事のようでどうしようもなく嫌悪する

「そうですねぇ?あなたとても興味深い方ですねぇ?なので、早く深く知りたくなっちゃったんですよォ?許してくださいねぇ?ごめんねぇ?合ってますかァ?使い方?」

水の滴る音

「!?もう一人!?」

突如背後に気配を感じ振り向いて氷を出すと、そこには首のない体だけの怪人がいて、凍りきる前に液体をばら撒き爆ぜて無くなった

その隙を怪人は見逃さず、鉄骨まで殴り飛ばされる

知識欲の権化のようと言うべきだろうか、本来人に生まれながらに備わる好奇心のストッパーという概念が消失した怪人、だからこそこのような残酷な行為ができるのだろう

ツムギは為す術なく鉄骨に首を捕まれ張り付けにされる、必死の抵抗として腕をミシミシと言うほど握り返し、爪を立て腕に霜を降りさせる、奇病独得の紫色の体液が爪の隙間に滑り込む

「もう氷がほとんど出せ無くなっちゃいましたかぁ?体力切れでしょうかぁ?どうしましょう?顔を潰しちゃったら綺麗な顔のサンプルが取れなくなっちゃいますよねぇ?……かと言って心臓を潰したらあなたがどんなこと思ってたのか分からなくなっちゃいますねぇ?ほら人ってはーと?で感情を操作するんでしょぉ?オット…話が脱線しましたねぇ?少しいたいかも知れませんがお腹に穴を開ければ見やすくなりますかねぇ?」

そういい怪人は腕を尖らせ腹を目掛け一直線に腕を伸ばす

伸ばされた思考対処のしようがないと決断を下す脳

覚悟を決めろと皮肉なことに心臓が叫ぶ

目を閉じる


風圧、それを感じ、反射で目を開く、視界に光が届く零.数秒にも満たない時間が何故かゆっくりとすぎその少年の瞳を眺めさせる

ベットに横たわり生死の境をさまよう彼とは別人のように生き生きとした翡翠の瞳

最初に彼を見た時、自分の胸には安堵しか浮かばなかったのを覚えている

ならばこれも安堵だろう

彼は生きている

心配するな、だからいい加減

そのうるさい音をやめてくれ

ツムギを張り付けにする怪人をケイトは上に力いっぱい蹴飛ばした、すると金糸が揺れその怪人の体が粉々になり辺りに無色透明の液体を撒き散らす

「ゲホッ……ッお前なんで」

首から手を離され、喉に急激に流れる空気に溺れかける

「なんでもクソもあるかよ!勝手に突っ走りやがって!嫌味なら後でいくらでも聞いてやるから!今は大人しくしてろ!」

手を無理やり引き寄せ、ツムギふらつく意識を現実に引き戻すしながら、ツムギの足にケイトは布きれを巻いていく

「お楽しみ中のとこ悪いんだが」

「「お楽しんでない!!」」

「仲良いな……まだ終わってないらしいぜ?」

そう言われ周りに意識を戻すと、先程怪人が撒き散らした液体が意識を持ったように揺れ動きナメクジのような奇病虫が大量に出来上がった

その中に一つだけ別の形が作られたものがあった

「よぉ?うちのが世話になったらしいな?お礼代わりになんだが少し俺と話でもするか?」

「アァ?素敵なお誘いねぇ?とても興味深いねえ?可愛い子達が三人もぉ?今日はいい日になるわねぇ?喜んでお話しましょぉかぁ?何を教えてくれるのかしらァ?」

「待て待て、水女、もしも相手に師事を仰ぐんならまずは名前を名乗るのが先だろ?礼儀ってのは欠くもんじゃねぇぜ?」

「水女ァ?とても面白い響ねぇ?初めて言われたわァ?わかるぅ?ハジメテ、教えてくれてありがとう?なら教わった通り名乗りましょう私はソフィア皆様方からは【惑溺の怪人】ソフィアと呼ばれているものですぅ?ねぇお兄さん?貴方の名前を教えてちょうだいぃ?名前を聞く時は普通こちらから名乗るものなのでしょぅ?私知っているのよォ?」

「ほぉ?ならもうひとつ、名前を先に名乗ったからと言って、相手が聞かせてくれるとは限らないんだぜ?」

すると怪人は突然ゾクゾクと体を震わせて恍惚とした表情をさらに深める

「アァ?なんてぇ?なんてぇ、素晴らしい!感動してしまったのぉ?ねぇ?お兄さん?もっと教えてぇ?貴方の頭の髪の一本一本から爪先の先の先に至るまでぜぇぇぇぇんぶぅ?私に教えてぇ?ねぇ?いいでしょぉ?」

「そらぁまた、ゾッとしねぇ話だな、ケイト」

「?」

必死にナメクジを凌ぐケイトに突然ミズキから声が降ってきた

「足元に気をつけてな、簡単に落ちちまうから」

「?…ああ?」

シッシッという手のジェスチャーから邪魔だと暗に言われ、ケイトはツムギを横抱きに抱えそそくさと階段を駆け下りた、すると当然のようにナメクジがケイトの後をおってきた

「良かったのぉ?私のナメクジちゃんあれで意外とつおいんですよォ?心配にならないんですかぁ?それともお二人のことものすごぉぉぉくぅ?信頼していたりぃ?」

「まさか、信頼なんて持っての他だろう?ツムギは俺の事が割とガチで嫌いだし、ケイトに至っては話をするようになって二日も経ってない、でもあいつらなら平気だ」

「?それこそ信頼と言うのでわぁ?そうじゃないならほかの答えを持っていないかもですねぇ?」

「なら最初の課題ってこったな」

ミズキは金糸を張り巡らせ、体制を整えた


「おい!お前!離すのだ!私なら平気でっ!」

「うっさいなぁ!足怪我してんだろうが!?あのままなら絶対腹に風穴が!……いやまぁ分からなくはねぇけどよ」

「なら!」

「目の前の命より大事なもんあるかよ」

ボソリと、つぶやくように、まるで自分でも意図した行動ではないように

死ぬのは怖い、それと同じくらい失うのも怖い

誰よりもなどと大層な冠つける気はないが、確かにケイトはそれを知っている

ならやることなど一つだろう

マンションか何かか、ケイトは気にしていなかったから分からないが、八階を作った時点で工事が止まった工事現場の五階から下り、現在三階

天井からミシミシと嫌な音がし四階が崩れ落ちる

「冗談じゃ無いのだ」

大量のナメクジが瓦礫を押しのけ現れる、階段はもう進めなくなってしまった

「クッソが」

飛び掛ってくるナメクジを避けるがナメクジがじわじわと近ずき、途中に転がっていた鉄パイプは一匹が乗っただけでひしゃげてしまう

「飛びかかられたら、骨が折れるじゃすまねぇな…」

「多分、液状病の奇病虫なのだ」

「あぁ、そういや、上の怪人も水っぽかったな……つまりこいつらの中身も水ってことか?」

「うん、多分、一つだけ、いいことを思いついたのだ、お前、私のために命捨てれるか?」

「……捨てはしてやらねぇが、張ってはやるよ」

「…後悔するんじゃないぞ?」

 ーー八階ーー

「あはぁ?あははァ!アハハハハ!?凄いんですねぇ?すごいんですよォ!その金糸!どうやって操っているのぉ?身のこなしも天賦の才に恵まれたじゃ説明がつかない動きですよォ!?」

「奇具、奇蜘糸、奇病由来のどこまでも伸びる俺の愛用品だ、扱いは死ぬほど難しいが、努力は一切してない、純度百パーの天賦の才だぜ?」

糸で視界に映る全ての液体をなぎ払い語る

「アァ!?尚更知りたい!知りたい!!知りたい!!!」

怪人は体の一部を切り取りそれが閃光弾のように一直線、かつ大量に襲いかかる

それをミズキはするりと交わし何度も何度も切り刻み再生したそばからまた切り離し近づかれたなら蹴り殺し、怪人の攻撃を一切受け付けない

水女などミズキの方こそふさわしいという程に柔軟に体を動かしている

そして驚くべきことにこの一連の動きが何十分続こうがミズキの額には汗の一滴もありはしない

怪人はもう一度、体を自ら切り刻み、液体状になった四肢が針のようにミズキに襲いかかる

しかしこれをいとも簡単に体をひねりってかわし、流し切れない攻撃は正確に糸でさらに細かく切り刻む

「アァ?勿体ない!実に勿体ない!私ではやりがいが無いのでわぁ!?」

「やりがいなんてどんなやつ相手でもねぇよ、仕事は大抵同じ作業の繰り返しでしかねぇんだ、やりがいもクソもあるか」

医者として有るまじき言動を言うその端でミズキは柱に手を当てる

冷たい感覚が肌を伝う

「10、9」

「おやぁ?なにを数えていらっしゃるゥ?」

「8、7」

「教えて!教えて!」

「6、5」

「アァ!貴方の頭はどうなっているのぉ!?」

「4、3」

「アァ、見せてお願いよぉ!」

「2、1」

「知りたい!知りたい知りたい知りたい知りたい」

「最後に1つ教えてやるよ、今日の課題の答えだ、俺があいつらに抱いてたのは信頼なんかじゃない、ただ確信してただけだ、あいつはもう命を捨てたりしない、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー自分のも他人のもな」

ーーーーーーーーーーーーーー

突然ミズキが怪人の体を蹴飛ばしビルの外側に追い払う、それとほぼ同時にビルが四階から崩れ落ちる

「ミズキーーーー!!!!!」

呼ばれた方へずり落ちる、角度の上がり続ける地面を滑り落ちミズキは声の方向へ近ずいて行った、そんなことをすればやがて地面に激突し見るも無惨な肉塊と化すだろう

だが金糸は”三人”に絡みつき、地面との衝突の可能性をゼロに変えたのだ

「あんまりにも……むちゃくちゃナノダ……」


ーー数秒前ーー

「このビルを三階から折るのだ」

「はぁ!?どうやって」

「私の力で柱を凍らせて折れやすくするのだお前はナメクジを引き付けておくのだ、そして崩れ落ちる瞬間お前は建物を飛び降りるのだ」

「待てよ…なんだそれ」

「なんなのだ、今更怖じけずいたのか?」

「違う!お前は……ツムギはどうなる!」

その問いかけは沈黙を作り上げた

ツムギはやっとの思いで口を開く

「………ナメクジと一緒にひしゃげるだろうな、運が良ければ骨ぐらい見つかるか?」

「おい!待てって!」

「時間は無いのだっ!」

ツムギは怪我をした足を凍らせ無理やり動かしケイトを突き飛ばし、宣言通り柱を凍らせて行く

ケイトは彼女の言う通りナメクジの的になることしか出来ず

ツムギに駆け寄ることは出来ない

ついに四本全て凍らせナメクジの激突をきっかけに上階が崩れ落ち始めた

どうせあそこで散って行ったはずの命である、惜しむことなどないだろう

業腹な事だがあの傲慢な男なら何もかも上手くやる

足元に気をつけろ、あれは暗に脱出経路を示していたのだ

足元の氷が溶け、立っていられなくなる、手の霜焼けが今もジクジクと残り続ける

良い人生だなど口が裂けても言えないが

そうだな、できることなら

「アイツともう少し話して見たかった……かも?」

あの日誓った復讐でも、あの日穿たれた未練でもなく、少年との日常に思いを馳せた、馬鹿な自分を嘲笑する

崩れる音が響く、それだけ、逃げ道など

「とっ…どいた!!!!!」

再び腕を無理やり捕まれ瓦礫の宙を浮き無理やり横に抱き直す

もう声すら出なかった、飛び降り、浮遊感が二人を襲う

「ミズキーーーーー!!!!!」

声の限りケイトは叫ぶ、金糸は待っていましたとばかりに少年少女に絡みつく



日はとうに落ち、夜の帳が建物の明かりを目立たせる、建設途中の建物は、すべて瓦礫に変わった

その瓦礫の中に降りるとそそくさとミズキは瓦礫をひっくり返し始めた

少年と少女は二人きりになった

なんの音もしない、沈黙に耐え兼ねツムギは口を開く

「お前、なんでわざわざ危険を犯してまで私を助けたのだ、そんなに私が信用ならなかったか?」

「ちげぇよ、言っただろ命は捨てない」

「……」

「でも張ってやることはできる」

「頼んでないのだ、私がお前に言ったのは囮をひき受けろって話で、私を……助けに来いなんて…一言もッ」

何かが零れ落ちる、安堵が、不安が、後悔が情けなさが

それらがグチャグチャに混ざりあった汚いところを少年に晒しているのかと思うと尚更止まらなかった

「俺はケイトだ」

「は?」

「相手が生きてる内に名前を呼んどかないと、相手が死んだ後に後悔するぞって話だよ」

「そんな……話し…てなかっただろッ」

「しみったれた話なら死んだ後墓の前で幾らでもできる、くだらない話は生者の特権なんだ、ーーーーーーーー俺も、最近知ったんだ、最近知った事ばかりでよ……」

無音の空に過去を想起させるようにただただ言葉を紡ぎ出す

「私の……村は…怪人に壊されて、それから……」

意地のようなものだったのだろうか、明かさなければならない気がした

ツムギは涙を瞳一杯にため、地獄を想起し、喉に通そうとする

「言いたくないなら言わなくてもいい、待っててやるから」

まるでツムギの心情を読み取ったような一言

少年の顔はまだ見えない

「……あまりにも不義理ではないか、だって私はお前に何も教えていないぞ」

ツムギは少年に何も与えていない、何か代わりになる物を差し出さなくては

「そうだな、なら代わりにだ、ツムギ」

ツムギの正面に近寄って、顔が今ハッキリと見えた、特別美しい顔では無い、特に印象に残るほど悪い訳でもない

それでもこの顔をツムギは忘れることはないのだろう

ならツムギは?

今どんな顔をしている?

「俺とくだらない話をしてくれ、もう後悔に俺とツムギの名前が乗らないくらいだ」

手を伸ばし、静寂には合わないセリフと合わない動作がチグハグすぎて見ていられない

思わずツムギの口は笑みを浮かべた

だって笑うしかないだろう

「あぁうん、そうだな……ケイト…明日はきっと晴れるな、今日は星が綺麗に見える」

少年は……ケイトは目を見開いたあと頬を少し好調させ、笑った

静寂に似つかわしくない、明るい笑い声

静寂にくだらない話を君と二人で


ーー下水道ーー

下水の流れに沿い、滑るように怪人は進む

興奮が未だ治まらぬ中、ふと今後のことを思い動きを止める

思わずため息が漏れ出る

「いるなら出てきたらいいじゃないですかぁ?せっかくのいい気分が台無しではないですかぁ?」

先程の紅潮が嘘だったようにスっと表情を変え、粉々に割れた瓶の破片を睨む

「それは、それは、失礼したよ、いやはや吾輩も、淑女の楽しみを奪うと言うのはなかなか心が痛いものでね?気を害したなら謝罪しよう、然り」

反省の色が見えない男は割れた瓶の反射から姿を現し服を整える

「しかし……なかなか面白いものを見つけたようで、吾輩羨ましい所存であるよ、然り」

「別に独り占めしよォ?なんて性格の悪い女ではないのですよォ?わたしぃ?でもでも?君たちに教えるのはちょっと憂鬱かなぁ?とは思ったり思わなかったりぃ?」

「ふむ…まぁ構わないさ、何せ夜はまだ長い、ゆっくり楽しむとしよう、ゆっくりとな」

そういい、下水の闇に姿を消す怪人の笑い声すら、夜の静寂は飲み込むのだ

お疲れ様です七月です

本日も無事仕上がりました、無償の善意ってありがたいは、ありがたいけど死ぬほど怖いですよね、通りすがりのおばちゃんにもらうあめ玉とか、どんな顔すればいいのかわかんないもん

なので善意を押しうるときには適当な理由も混みで押し売りましょう

閲覧ありがとうございました。

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