表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/136

間違いねぇ!

 フォルに、この気づきを、気持ちを、伝えたい!


「フォル―!」


 俺がフォルの名を叫んだと同時に、フォルの身体が天高く舞い上がった。



 バサバサッ!


 

「ええぇっ? 痛いっ! なに? なんなの? ジンゴロウ君! 助けてー!」



 見たことのない、巨大な鳥のような魔物が空中から突然滑空してきた。


 そしてその魔物は巨大で鋭い足のかぎ爪でフォルをわしづかみにして、あっという間に空の彼方へと飛び去っていく。


 俺は必死に追いかける。 


 でも、だめだ、まったく追いつけない。商店街は建物だらけで、まっすぐにすら走れない。


 魔物は猛スピードで空を飛んでいく。


 

「どこへ行く気だ! フォルを返せー!」


 あらん限りの大声を発した。


「どうしたジンゴロウ!」


 騒ぎに気がついたラル達が店内から、バタバタと走り出てくる。


 飛び去っていく巨大な魔物をよく見ると、上半身は人のようで、背中に大きな翼が生えている。下半身は巨大な鳥の足のようだ。


「あれは、ガルーダ! 召喚獣だ!」


 ラルが叫ぶ。


「どうしてフォルが? あっちは、城の方角ですわね……。ついにしっぽを出したみたいですわね」


 ヒミさんが冷静にガルーダの飛び去る方向を分析している。


「しっぽ? ヒミさん、なんのこと?」


「あら、なんでもございませんわ。それより、城の方角ということは……」


「まさか、ゴデブリン大臣の仕業か!」


「間違いねぇ! こんなタイミングでフォルをさらうなんざぁ、ゴデブリンの野郎しか考えられねぇ!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ