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【完結】大不幸男! 幸運の女神様と美人令嬢に出会って幸福になる!  作者: 佐々木裕平
11話 対決! アカラ軍 VS カフェ・グッドラック
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それを人は古来より「父」と呼ぶ! 頑張って、お父さん! 

「通達―! 緊急連絡でーす!」


「あ、どーも。なになに? えっ、奥さんが産気づいた? 急いで帰らなくては!」


 子育ては夫婦でするもの! イクメンなんて言葉自体がおかしいぜ! 子育てをする親、それを人は古来より「父」と呼ぶ! 頑張って、お父さん! ってなんだこのツッコミ! 



 って、ええーい! 百人分つっこめるかよ!



 こんな感じで騎士たちにハプニングが起こったんだ。


 百人ほどいた騎士たちは、家に帰ったり、戦う気をなくしたりして、その全員が戦えなくなっていった。



 残っているのは、マルソン隊長だけだ。


 いや、もう一人いる。若い女の騎士だ。その様子からして、もしかすると隊長付きの秘書みたいな存在なのかもしれない。


「お、おのれ、悪しき魔女め! この正義の騎士、マルソン一人でも成敗してくれるわ!」


 捕獲じゃなくなちゃったのね。



 マルソン隊長は腰に携えていた剣を抜き、天高く掲げる。


「行くぞ魔女とその郎党よ! 我が正義の一撃をくらうがよい!」


 突然、マルソン隊長の全身から、激しいオーラがあふれる。


「きゃー、マルソン様、カッコいいでーす。頑張ってー」


 秘書っぽい女騎士がマルソン隊長をおだてる。


 マルソン隊長はその女騎士に、白い歯を見せ、ニカッと笑う。


「おいおい、なんだこのオーラ! いままでの騎士どもと全然違うぞ!」


 あのタフなマッチョが、そんな感想を? 


 まずいぞ! 桁違いの猛者なのか!



「ごらぁぁぁぁ! あんだああぁぁぁぁ!」



 その時、大通りの向こうから突然けたたましい叫び声が聞こえた。


 俺たち五人はその大音量に思わずビクッとしてしまう。


「うおっ! なんだこの咆哮! いや、人の声か!」


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