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【完結】大不幸男! 幸運の女神様と美人令嬢に出会って幸福になる!  作者: 佐々木裕平
11話 対決! アカラ軍 VS カフェ・グッドラック
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オーマイ ガーデス!

 俺はなんとか、自分のおもらしがばれないようにと、三人を騎士たちの迫ってくる前へ進むようにと促す。


 だが、増援の本隊がじりじりと間合いを詰めてくる。


「くっ、外では不利だ。ジンゴロウ! 一度店内に入って、立て直そう!」


 ラルが戦略としてはまっとうな提案をしてきた。


 確かにそうだろう。オープンな外で多人数を相手に戦うのは、厳しい。狭い店内で、敵を限定して戦う方が、いいだろう。


 だが! しかし! 俺はおもらしをしているのだ!


 店内に入られた日には、ニオイがこもって、おもらしがばれてしまうだろう!


「ジンゴロウ! 店内に入ろう! いつまでもそこで仁王立ちしてないで、通してくれ!」


「あー、その、えー、もうちょっと、外で騎士と戦っててくれない?」


「バカ言うな! この敵の数見ればわかるだろう! ほら! みんなで入るぞ!」


 三人が俺を無理やり店内に押し込もうとする。


 ノー! ノー! やめてー! 押さないで~! おもらしがばれるー!


「オーマイ ガーデス!」 



 

 ピカーッ!




「呼びましたっ? ジンゴロウ君っ!」


 突然、店内からまばゆい光があふれてきた。


 振り返ると、そこには光り輝く幸運の女神様、フォルがいた。


「フォル―! このままでは(俺のおもらしがばれて)やばい! 助けてくれ!」


「はーい! ラッキーハッピーダンス完了でーす! 行きますよー! ガーデス アクシデント ウェーブッ!」


 フォルは店の外へ走り出て、両のてのひらを百人規模の騎士本隊へと向ける。


 手のひらからは虹色の光が、まるで波のように広がっていく。


 そしてそれは騎士隊本隊全員へと届いたようだった。



「なんだ? この光?」


「油断するな! 悪しき魔女の魔法かもしれんぞ!」


お読みいただき、ありがとうございます。

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