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【完結】大不幸男! 幸運の女神様と美人令嬢に出会って幸福になる!  作者: 佐々木裕平
11話 対決! アカラ軍 VS カフェ・グッドラック
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じつは少し前に、ちょっとだけ、オシッコも漏れた。

 うーん、頼もしい。


 マッチョもラルも、ヒミさんも、これなら大丈夫だ。うんうん。


 え? 俺? 俺は何してるのかって?


 いい質問ですね。


 俺はカフェ・グッドラックの正面入り口で、片手にフライパンを持ったまま、仁王立ちをしている。


 口元にはうっすらと笑みを浮かべ。


 虫けらどもを見下すような、まなざしで。


 そして、いかにも「ふふふ、この強い三人は俺の部下だぜ? 店長の俺は、その何倍もすげえ強いんだぜ? だから間違ってもこっち来るなよ?」的な強者感を必死で、出していた。


 だって、俺にはフォルの言う通り、特技はない。


 勢いでカッコいいこと言って出てきたものの、勝つ見込みはない! これっぽっちもね!


 足元はさっきから、ガクガクブルブルだ。


 じつは少し前に、ちょっとだけ、オシッコも漏れた。


 あっ、いや、ホント、ちょっとだけだから! 




 俺の後ろの店内では、フォルがラッキーハッピーダンスを踊っている。


「でも……この調子で戦ってたら、ラッキーハッピーダンスの出番はないな」


 マッチョとラルとヒミさんは、だいぶ疲れてきているようだが、もう残りの騎士は数名だ。


「ふははは! 勝ったな!」


 俺は更なる強者感を出すために、腕組みをし、オシッコがちょっと漏れたまま、偉そうに笑ってみせた。


 これで引き下がってくれたらいいのだけれど。っていうか、お願いです。もう帰ってください。


 俺は、虫けらどもを見下すまなざしで、騎士隊隊長マルソンに視線を向けた。


「おのれ……、ここまで手ごわいとは……」


 マルソン隊長が口を開いた。


「そうだろ? 手ごわいだろ? ね? だから、もう帰れ!」


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