いらん、いらん、いらん! 新技ノー! ノー サンキュー! っていうか、幸運の女神なのに物理攻撃のバリエーション豊富すぎだろ! 外見と攻撃方法が見合ってなさすぎだろ!
「ああ、でも、(バニーガールさんたちに)ハイヒールで蹴られたのは気持ちよかった……、なーんてのは冗談さ。ははは」
「まあ、もうあんな(更衣室に侵入される)のはさすがの私も初めてでしたわ」
「は、ハイヒールプレイ!」
ラルはなぜか興奮している。いったい、さっきから何を勘違いしているんだ。全然誤解が解けていないぞ。
えーっと、フォルの方は? もうすっかり、誤解が解け……てないですね。はい、予想通りです。
「ジンゴロウ……さん」
「だから「さん」はやめて? フォル。あの、誤解だから、な? 俺はこの人と(ルーレットで)遊んだだけだからな?」
「女性との関係を遊びで済ますとは……」
「関係? だからただの(カジノでの)遊びなんだって! 本気じゃないんだって!」
「最低だぞ、ジンゴロウ!」
「だからなんでラルまでそうなるんだって!」
「裁きの時間です……」
フォルがぼそりとつぶやくと、フォルの銀髪はまさに怒髪天を突く状態となり、オーラが全開になった。
「今日は新技を披露してあげましょう」
「いらん、いらん、いらん! 新技ノー! ノー サンキュー! っていうか、幸運の女神なのに物理攻撃のバリエーション豊富すぎだろ! 外見と攻撃方法が見合ってなさすぎだろ! 最初の時に見せたラッキーハッピーダンス、どこ行った!」
「アレは営業用!」
「なんだよ、営業用って!」
俺は酒場の床にぺたりとしりもちをつき、手を顔の前で必死にぶんぶんと横に振る。
だが、フォルは一向に聞く耳を持つ様子はない。
「受けなさい!」
そういうと、フォルは酒場の壁をダダダッと駆け上った。かと思うと、天井付近で膝を抱え、クルッと回り、天井を両足で力強く蹴った。
「必殺! サンダー&ライトニング ガーデスキーック!」
フォルが頭上から一直線に俺めがけて飛び蹴りを放った。
「オーマイガーデス!」
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