ま、まあ、確かに、俺もあんなプレイ、初めてだったもんで。ホント、ありがとう
「遊んだ?」
なぜかラルがピクリと動き、素早く聞き返した。どした?
「ええ、何度も何度も、たっぷりと(ルーレット勝負の)お相手をしていただきました」
「な、なな、何度もだって?」
「はい、あんなに激しく何度も連続で(ルーレットに)来られたのは、私、初めてでしたわ。私も(緊張の冷や汗で)ビショビショになってしまいました」
「びびび、ビショビショ?」
「何をそんなに驚いてるんだ? ラルだって(汗かいたら)ビショビショになるだろ?」
「えぅっ、それは、その、なんというか……」
ん? なんで今度はラルがそんなにしどろもどろなんだ?
おまけに顔も真っ赤だ。
フォルは? と思ってフォルの方を見ると、なぜかスーパーサ〇ヤ人みたいに、銀髪が逆立っている。おまけに女神ロールの時に見た謎のオーラが体から発せられている。
「うぉっ?」
まずいぞ。何か分からないが、二人とも誤解をしているようだ。特にフォルが危険だ。このままだと再び必殺の女神ロールのえじきにされてしまいそうだ。
アレをくらった日には、二週間寝たきりを覚悟しなければならない。
そうだ! もっとヒミさんとあのカジノの時について詳しく会話をすれば誤解は解けるはずだ。
「ま、まあ、確かに、俺もあんなプレイ、初めてだったもんで。ホント、ありがとう」
「プププ、プレイィィ?」
「やっぱりあの時のプレイが初めてでしたのね?」
「あ、うん。でもヒミさんが(ルーレットのルールを)優しく教えてくれたから、心から楽しめたよ」
「お、おし、教えた?」
「はい、手取り足取り、一から教えさせていただきましたわ」
「そ、そんな、すご……。そ、それから?」
なぜかラルは前のめりになり、ごくりとのどを鳴らした。
「それから? えーと、そうそう、それから(更衣室に間違えて入ってしまって、用心棒に殴られて)ちょっと痛かったけど」
「いたかった? お、男も痛いもんなのか?」
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