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【完結】大不幸男! 幸運の女神様と美人令嬢に出会って幸福になる!  作者: 佐々木裕平
7話 俺がフォルを女神と認めた理由、それはパ〇チ〇だ!
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ところで、ジンゴロウさんは、私のことを忘れてしまったのですか?

 フォルより背が高く、ラルより低い。フォルよりはふくよかで、ラルのダイナマイトボディよりはスレンダーだ。


 口には出せないが、この体、どこかで見た気がする……。


「こんにちは。ジンゴロウさん……って言ったかしら?」


 美女が俺の名を?


「あ、こ、こんにちは」


 まずい。思い出せない。こんな美女なのに。相手が俺の名前を知っているのに、俺が思い出せないパターンが一番気まずい。 


「ふーん、ジンゴロウ君の知り合いなの?」


 急にフォルの声がワントーン低くなった。なんか、ますます気まずい。


 美女はうやうやしくおじぎをする。


「こんにちは。噂はかねがねお聞きしていますわ。幸運の女神フォル様と、メルクリン家のラル様ですね」


「あたいのことはラルでいいよ。フォルもフォルがいいよな?」


「あっ、はいっ、フォルって呼んでください」


 ラルの言葉に、フォルは大きくうなずいた。フォルは俺に対しては冷たくなったが、この異世

界での新しい出会いとなるこの女性には好意的な様子だった。


「ところで、ジンゴロウさんは、私のことを忘れてしまったのですか?」


「え、えっと、その……」


 俺はしどろもどろになってしまう。


 思い出せない俺に対して、美女はいたずらっぽく笑みを浮かべる。


「もう、ヒミですよ!」


 ヒミ?


「あー! 思い出した! そうだ! ヒミさんだ!」


 カジノのディーラーの人だ! 仕事中と雰囲気が違うから分からなかった。  


「もー、あんなに、私と(ルーレットで客とディーラーとして)遊んだ仲なのに、忘れちゃうなんて、悲しいです」


「す、すみません」


 いやあ、参った。でも思い出したぞ。これでもう大丈夫だ。


「いやあ、あの時はドッキドキしたよ!」


「ふふっ、私もです」


お読みいただき、ありがとうございます。

下の 【☆☆☆☆☆】 を【★★★★★】にして『ポイント評価』をしていただけますと幸いです。

作者が喜びの舞を踊ります。

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