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おお! マッチョもそう思うか! やあ、話が分かるなあ! そうさ! そうしてついでに美女ばかりのハーレムでも作って、毎日ウハウハ生活だぜ! うははは!

 場内は昼前だというのに、とてもにぎわっていた。


「昼からこれじゃあ、夜は大騒ぎだな。それにしても、どこの世界でもばくち好きはいるもんだ」


 俺は元居た世界のパチンコ屋を思い出していた。パチンコ屋には平日の昼間でも、多くの大人たちが出入りしていたっけ。


「でもここはパチンコ屋じゃない! 異世界のカジノなのだ!」


 俺は謎の期待と高揚感を伴い、場内をしばらく観察していた。


 場内には、ドリンクや軽食を運んでいるバニーガールのお姉さんたちがたくさんいた。正直、目の保養になる。


 カードゲームやルーレットを仕切っているディーラーのお姉さんたちも美人ぞろいだ。


 そして壁側や店の奥の通路などのあちらこちらに、用心棒兼ガードマンらしき、ムキムキマッチョ達がいる。


 そのとき、誰かが俺の肩をポンポンと叩いた。


 誰だ? と思いながら振り返ると、そこには召喚獣の店「カトレア」で用心棒をしていた、スキンヘッドのマッチョがいた。


「よう、元気そうだなジンゴロウ!」


「あっ、マッチョ! ……さん」


「がっはっは! マッチョでいいぞ、ジンゴロウ。実際、俺の名前はマッチョだからな。がっはっは!」


「そ、そう。あれ? マッチョは召喚獣の店、カトレアの用心棒なんじゃ?」


「がっはっは! 店がつぶれちまったから、お払い箱さ! 今日からこのアカラ王立カジノの用心棒さ! ジンゴロウはどうしてこんな場所にいるんだ?」


「俺は借金を返すためさ。博打で一気に当てれば、借金を返せるだろ?」


 一瞬、マッチョはポカンとした顔をしたが、それも一瞬のことで、再び大笑いをした。


「がっはっは! そりゃあいいな。実際のところ、このアカラ王立カジノにゃあ、近隣の国からもギャンブラーが大勢やってくる。そしてその中の数人が大金持ちになって帰っていっている。ジンゴロウももしかしたら、大金持ちになれるかもな!」


「おお! マッチョもそう思うか! やあ、話が分かるなあ! そうさ! そうしてついでに美女ばかりのハーレムでも作って、毎日ウハウハ生活だぜ! うははは!」


 やはり男は話がしやすい。フォルとラルとは大違いだ。ついつい冗談も出てくる。


「さっきから見てたが、その様子だと、初めてなんだろ? よっしゃ、いっちょ俺がしばらく一緒について行ってやるよ」


本作品をお読みいただき、誠にありがとうございます!

今後も継続して、作品を書いて、アップしていきたいと思います。

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