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第三十六話『取り込み』

楔に向かってくる悪魔を彼女が前に出て炎を舞い上がらせながら周囲を凍らせ、一気に周囲にヒビを入れていた


それは悪魔や楔も例外無く砕けちろうとするのを、悪魔が楔へと突っ込んで取り込んでいた


『無理』


それだけ答える。まぁ、分かりきっていたから……攻撃をしようとした時に、彼女に手で制しされたのと同時に、楔の茨が向かってくるのを、彼女は見ずに氷の盾で防ぎ


『引くしかない。アレは無理』


そう言ったが俺は彼女の手を振り払い


「ここで倒さないと意味無いだろ?」


剣を抜こうとした時に意識が遠のいていき、彼女を睨むが無視されそのまま意識が暗転した


次に目を覚ますと彼女に撫でられながら


『落ち着いた?。冷静に分析出来なきゃ……あの場で今度こそ死んでる』


ゆっくりと起き上がり


「……どういうつもりだ?」


俺が聞くと彼女は目を伏せる。それと同時に楔が彼女の中から出てきて周囲を張り巡らせていた


「おまっ!」


だけど彼女は細目で俺を見て手で制し


『この楔は力を増幅させ他に与える……この地由来の原産植物。改造されてるが……


私の中に埋め込んでるのは、その原種と、海底底にあった楔が私に取り込んだ二種


サーペントの時は……ほぼこれに耐える為だったけど……


今なら出来る』


そう言って立ち上がる


『まだ動いてない。不死身、ほぼ敵対行動しなければ動かない


ならやりおうは有る。けど、簡単に言うと……不死身じゃ無くなればいい……


それを取り除けば大丈夫


そう思うけど?』


それが分かれば……苦労しない……


『君と同じ。不死身なら……』


……


「クトゥルフと言いたいのか?。ハッキリ言うけど、この世界にそれは存在しない……俺とお前以外はな」


彼女は微笑むと


『じゃ、その例外が悪魔だとしたら?


そしたら話は合うし、何より……倒せていたのが倒せなくなった……それが理由にならないかしら?』


……


「つまりは利用してこのゲームに持ち込んでるという事か?」


彼女は頷いていた


『ゲームなのは知らんけど……多分そういう事。それなら……あの悪魔が不死身なのも……


君を狙ったように現れるのも説明が着くから』


……


「やってくれたな……新たな神を作ろうとしてると言うこと……か。目的が大分絞られる……なぁ、ベヒーモスが居た場所とか分かるだろ?」


彼女は立ち上がると


『本当に……


良いけど、多分……居ると思うよ?』


俺は頷いて


「分かりきってる。それに、不死身相手に何度もやりやったんだ。対策事態はどうにかする


問題は……悪魔が手に負えなくなった時が問題なんだからな」


彼女は微笑むと俺の手を握ると飛び立って


『適当なことばっか……』


その言葉を聞いて俺は黙っていた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


連絡が来たと思って確認したら、後輩の恒藤零無だった。一番反応に困る後輩で何考えてるのか分からない……


「来た……」


連絡が来て数分なのに……何でこんなに……


「何しに来たの?」


白と銀髪のストレートロングを揺らしながら家の中に入り、椅子に座る


座った姿は儚げで日本人なのに……ロシアとウクライナのハーフの親に日本人の血が入ってるせいか……綺麗な姿……


「弟君のこと……私が……見て来てあげようか……?」


目を見開いていた。アズにはまだ掛かると言われている。余程厳しいのか……


「関係無いでしょ?」


彼女は微笑むと突然私を抱き締めて


「弟くんの事……好きなの……でも……これは……内緒。


だって……私は呪われた血が……流れてる……


だから……影で……先輩を守ると……決めた……


少しでも……力に……なりたいから……」


……


「少し怖いかな?。何で?」


彼女は私を見て


「……習う時……私は……両方の……言わば……洗脳教育……ロシアが悪い……ウクライナが悪い……お父さんも…………洗脳紛いな教育を……受けて……私は壊れてしまった……


その上で……病気も発症し……私は……完全に……分からなくなった……


だから……日本人のお母さんと……こっちに……お父さんは……都合も……駄目……


壊れた上で……病気の私に……弟君……ほんの少しだけ……一回だけ会った時に……


少しだけ……救われたから……」


……


「覚えてないの?」


彼女は頷いていて


「きっとね……少し洗脳から抜け出せ……動けるまで……回復した時に似ている貴女を見て入ったの……


今でも……洗脳の影響で頭に……響いて……虚ろになるけど……先輩のお陰で……抑えれてるから……」


……


「気にしないで……洗脳は……ほぼ抜けてる……から……今は大丈夫……それに……お母さんの……お陰で……落ち着いてるから……」


複雑……と言うよりか……過去の栄光と悲劇の歴史……そう感じてしまう


彼女は私を見てから


「じゃ……任せて……」


そう言うと家から出ていってしまう。何も言えない……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


上空を飛んだ状態で眺める。楔はあったが……ベヒーモスはこれを察したのか本能なのか分からないけど、逃げ出したとなると


もうとり払えないほどまでに成長した事になる……


『まぁ、確かに逃げるのは理解出来る。けど、私も……私のベヒーモスも分からない』


だろうな……俺も見た事ないし、また何を仕掛けてるのかをな


「降ろしてくれ」


俺は楔が張り巡らされた地面へと降りるのと、同時に向かってくる茨を斬り落とした


それを見たスライムが蛇腹剣となって更に斬り裂いていく


「まぁ、無駄になりそうだし……」


彼女を見た上でそのまま楔の方へと歩いた。楔が変化し人型になろうとしているのを、剣を握って一気に走り引き裂いた


破壊こそ出来ないが……再生する為に動きが鈍くなるのを見て確認して、そのまま、足で倒すと核を突き刺した


楔が向かってくるのを、私の周りに炎が舞って楔を焼き付けしていた


が、俺はその場から飛び引きながら躱し炎の中へと飛んで躱した


その先には悪魔が立っていて楔を飲み込み吸収していた


「全く……厄介だな。本当に!」


剣を振るおうとした時に、空が一瞬輝くと衝撃と爆風で炎が消え去り、焦土となった地面。俺と悪魔の真ん中に……鎧を来た人物が立っていて


俺を見た上で悪魔の方を見て


「何だ……?」


鎧を着た人物が悪魔に向かって手を前へと突き出すと、鎧が変化して回転しながら中の人物が現れ、そのまま鎧が無数の剣となって地面に突き刺さる


俺はそれを見て困惑しながらも走り出して生み出された剣を手に攻撃を仕掛けた


白銀の髪が靡く人物をすり抜けて一気に引き裂こうとしたが、躱され攻撃が向かってくるの、俺との間に剣が地面へと突き刺さる


それを見て、引き抜いて、顎を打ち抜きながらそのまま、首を斬り落として、回し蹴りで体を女性の方へと飛ばすと、女性はそれを見て、更に悪魔の体が真っ二つとなって左右へと木々に叩き付けられていた


再生しようとするのを、女性は歩いて手をかざして指を指すと剣が変化して、突き刺す


「……」


女性はそのまま歩いてこっちに向かってくるが、黒い影がゆらゆらと動いて向かってくる


が、瞬時に鎧となって攻撃から身を守って、見上げる。その悪魔は更に攻撃を仕掛けようとした時に、鎧が変化して槍となって悪魔を突き刺していた


悪魔の手がゆっくりと彼女の頭の前まで止まると黒く染っていく


「マジ……か?」


ゆっくりと散っていき、消滅していた。あんなにも不死身な奴を……


「ようやく会えた……」


その声が聞こえたのと同時に、上から彼女が降りて来て、俺を抱えると一気に飛び去った


「おい!?」


彼女はそんな俺を無視して


『……危険な感じがした』


は?


その時に背後で爆発音と共に黒い何かが周囲を覆い尽くそうとしていて


『……やっぱり』


そのまま止まるとそれを眺めてしまう


「不死身…………暴走か」


制御する何かをさっきので破壊した影響……そう考えるのが自然。クトュルフ神話と違って……人工なら可能性的に全然有りうるから……


ただ、そうなると……めんどくさい事になる……

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