第二十九話『パーティー』
『コメントが怖い』
『それでは本編へどうぞ』
目を開けると地面で、周囲を見る為に起き上がると地面がボコボコになっていて……困惑してると
「終わった。それにしても……変わったね」
イリアスが立っていた。それと知らない二人
「安心して彼等は古い友人。それよりも……ユグドラシルがこんなにも綺麗とはね」
見上げると美しく咲き誇っていたユグドラシルを見て
「だな。だが、彼奴……ここまで改造するか?」
自分の体を見て流石に呆れてしまう。前よりも程遠くなっていて、それも戻れなくなってると来たら……
「だけど、倒すにはそうするしか無かったのだから諦めなさい」
俺は頷くしか無かった
「で、イリアス。話あるんだろ?」
知らんけど……と言うよりか本当に誰?
「私の家に帰るわよ。呼んでいた人が居たら完璧。居なかったら少し面倒になるだけ」
それだけ答えると
「……えっ、彼奴呼ぶの?」
何か困惑しながら言っていて
「嫌いなのは分かるけど……前衛がカインのみで、裏が居ないんじゃ、話にならない」
……?
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精霊人に軽く挨拶して、話は後日にして帰る事になった。ただ家に近づく度に嫌な感じがして
「居るわね……と言うよりかは多分、この為に釈放されたから気分上がってるんだろうね」
えっ?
「あー、今から会うのは仲間だけど、犯罪者でこの世界では極刑な上に死刑をしたプレイヤーだから」
何その物騒な肩書き
「……簡単に言うと、国家転覆と王殺し、国崩壊でギルドの方で全て剥奪された上で幽閉されていただけ」
やり過ぎだな……
「本人曰く、遊びたいからだと。面白いよね」
扉の前に立つと
「あー、少し遊びたそうだし頼んだよ」
は……?
「あがっ……!?」
急に吹き飛ばされたと思ったら思いっきり地面に叩きつけられ、反動で更に木々に思いっきり叩きつけられる、崩れ落ちてしまう
「おいおい。そんなもんか?。イリアス。これがそうなのか?」
声が響き、震える頭を抑えながら見ると
「えぇ。この世界では夫婦とは言え……やり過ぎないでよ。何せ……今後するのは私達は極刑を喰らうことだから」
……
「とうとうか!。面白い。じゃ……」
俺の頭を掴むと思いっきり地面に叩きつけられる。そのままもう一度やられそうになるのを……
「止めておけ。此奴は死んでも生き返らねぇ。プレイヤーだが、プレイヤーじゃねぇから。後……」
霞む視界の先に何かをはめる音と共に意識が途切れた
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頭を抑えながら起き上がると、不満そうにしてる男とイリアスが座って飲みのもを飲みながら
「話をするわよ。後……キリ。お前は自由にしてて良いから」
そう言うと首輪に触れて
「だからこれか。はぁ、その為の釈放と権限全て返ってきた訳か
まぁ、構わん。悪かった」
しおらしい……!?
「こうなるのよ。それで、このメンバーで聖騎士の国を落とし、最強プレイヤーのリチャードを殺す」
そう言うと彼は笑を零し
「良いねぇ」
そう言って立ち上がると部屋から出ていく。イリアスを見ると
「曲がりなりにも元よ。それじゃ、私はギルドに行ってくるから安全にしておきなさいよ
全治一年を数日にしてるのだから」
あっ、はい……
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ゆっくりと目を開けると夜で、触手が俺の周囲を漂い……まるでクラゲみたいな感じになってる
「そうだったな……」
ゆっくりと起きるとカインが居て
「お前……セクハラで訴えられるぞ?」
まぁ、無いとは思うけどな
「お前のそれに警戒されて無駄になるな。それよりも……聞いても大丈夫か?」
ベットの縁に座り
「リチャードを殺すのは本当なのか?」
……
「The・end」
それだけ答えると納得したのか
「それだけでは弱いぞ?」
俺は彼を見てから
「リチャードは症状……病気使って人間を進化させる。まぁ、言うなら人間と能力人間を使って世界支配するとか言ってる頭のイカれた奴」
それだけ答えると
「ただ……いや、そうなると厄介になるな。リチャードはそのゲームの英雄扱いになってる
無理だぞ?」
だろうな……
「証拠は持ってる。後は引きずり出すだけ」
簡単では無いにしろ出来る限りの事はするつもりだし、逃げても追いかければ問題無い。ただ、このゲームでケリを付けたいだけ
「成程。ただ、リチャードの居る国は遠いから旅になるぞ?」
それくらいなら問題無いか
「構わん。それで何時になる?」
彼は目を伏せて
「イリアスの都合になる。何せ……表に出るとか言ってるからな。この街自体の都合にもよる」
そうなるか……まぁ、どちらにせよ何とかなるのなら問題無いか。それよりも……旧支配者が大人しいのは……
寝てるからか……まぁ、下手に出てこられても困るから良いけど……
「なら問題無いし……暫くは外でのんびり歩くつもり」
寝転び目を瞑る
「そうか」
そう言って扉が閉まる音が聞こえて、意識をゆっくりと落とした
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森の中を歩いていた。流石に運動は出来ないけど、上手く行けば体力は戻るとは思う
だから……
「動物居るんだな」
そう呟きながら薬草を採取してる。採取……つまりはお使いのようなもん
採取して立ち上がろうとした時に木を踏んだ音が聞こえて
「運動出来ないがなぁ」
剣に手を添えて抜いて
「スライムか。お前の同郷いたぞ?」
スライムに言うと震えて否定していた。分かってる。ただ、お前にそっくりすぎてボケただけだが?
件を抜かずに
「遊んであげて」
それだけ言うとスライムは飛び跳ねてじゃれ合いを始めた。それ眺めつつ座り
「あー、早く現実に戻りたい……が、多分無理だろうな」
そう呟きながら空を見上げていた
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イリアスの薬屋に戻るとギルドマスターが居て
「よぉ。と言っても大分治ってるな。で、S級の話だが……国に行ってもらう」
早速かよ……
「私は残るがサポートはする。二人は別件と他の事で。彼奴は任せても大丈夫」
おい……
「まぁ、実力と体が追いついてないのは見て来たから理解出来る
それについては問題ないが、何せ……丁度のタイミングで国を上げた祭りが有るからな
来いとさ……」
祭りか……祭事なのは好きだけど……
「分かってると思うが……試験自体はまだ続いてる。君には国王の身の警護をしてもらう
因みに国王は国王でも……少し事情のある姫様だけどな」
はて……?
「簡単に説明すると、洗脳された姫。自分の意思を完全に消された姫で……
自分自身に施していて、その力は私の力と同レベルのS級。そして国により二重洗脳を施されて幽閉されてる
その彼女も今回の祭りに参加する」
それなら……
「問題なのはその洗脳の範囲だ。彼女は無意識にしてるが為に、並の人では直ぐに彼女の手に落ちる
君は大丈夫だろうと、判断しての護衛になる」
……
「構わんけど……大丈夫なのか?」
ギルドマスターは笑みを浮かべ
「大丈夫だ。因みに明日祭り開始で、一週間。そして今から飛んでもらう」
……
「マジ……?」
二人共頷かれて肩を落としてしまう。流石にキツくないか?
「何も走って行けとは言わない。転移するんだからな」
あるの……?
『解説』
『今回は特に無し』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』




