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The Beginning of the End
お前はいつだってそうだ
あの時も撃たなかった。何故撃たなかったのかもわかる。
だがな、お前が撃たなきゃお前が死ぬ。
お前が助かりたいのなら生きたい生きていたいのであれば撃つしかない。
あれはお前が知ってる仲間でも恋人でも友人でも、ましてや家族でもない。
この世が作り出した「嘘」を信じるな。
自分が思う「真」を信じろ。
それがお前に教えられる最後の教訓だ・・・
「嘘」か「真」かはお前自身が決めることだ。
覚えておけ
俺はそうして大切な人を失った。