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味わい深い青年マイケル  作者: ホナウド
3/8

第3話

マイケルくんは沖縄と映画を見に出掛けた。

マイケルくんの歩く速度がかなり遅い。

そりゃそうだ。7日間エイヒレしゃぶってたのみだ。

「そういやお腹めっちゃ減ってるなあ…沖縄何食べたい?」

私はなんでもいいよ

「なんでもじゃ困るよ沖縄」

うーん…じゃあカレー

「カレー!いいねえ沖縄!映画の前にカレー食いに行こう沖縄!」

そう言うとマイケルくんはスマホでカレー屋を検索し始めた。しかしここで事件が起こる。

「止まってるやんけ…」

マイケルくんは携帯代を払っていなかった。携帯料金合算払いでもの買い過ぎて4万五千円とか請求されて口座残高不足になりそして督促状的なのも届くもまだいいやと思っていたら、停止日を迎えてしまったようだった。

「これはアカンで沖縄!カレーよりも先に携帯代払わな!」

マイケルくんは財布に入っていたお金ほぼ全て使い携帯代を払った。

「沖縄ごめん。カレーよりも映画見るよりも先にやらなきゃいけない事ができたよ」

マイケルくんは遠い目をしている

「仕事探そう」

賢明な判断だねマイケルくん

「家に帰ろう沖縄」

自宅に戻るとマイケルくんはまたエイヒレをしゃぶり出した。そしてスマホで仕事を探し始めた。

「お金が無いからなあ。まずは日払いできる仕事を…」

マイケルくんの現在の全財産は2401円である。

小3時間ほどスマホとにらめっこしているマイケルくん

そして突然

「あった!すげえ!なんだこれ!」

どんな仕事だいマイケルくん

「豆を揉む仕事!時給2700円!日払い可能!」

豆を揉むとは?マイケルくん

「いや知らん!知らんけど…豆を揉む仕事時給2700円…逃すわけにはいかねえ!電話だ!」

そう言うとマイケルくんはその会社にすぐ電話した。

この時のマイケルくんの表情は弾んでいたけど、これがちょっとした悪夢の始まりだった。いやちょっとしたというかガッツリ悪夢の始まりだった。



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