617 人物紹介 第十一章~最終章
イリーシャ
メグの母親で、ガーランドの奥さん。
銀髪猫耳の線が細く奥ゆかしい女性。旦那様に溺愛されてて、週5でエステ通いをしてたりする。
父親似のメグにとっては、上品過ぎて少し甘えにくい。
ユンファオ
メグの弟で、ガーランドの息子。読書が大好き。
母親似の銀髪猫耳の美少年。リョウヤも初対面の時は美少女だと思うぐらい。
その後、何故かリョウヤを兄様と呼び慕うが、一線を超えそうな勢いで周囲がヒヤヒヤしたりしなかったり。
アユルナ
代々フェイミスヤ王家に仕えてきたメイドの一族。
妙齢の猫耳メイドのお姉さんで、メグが幼少の頃からお世話をしていた。
フェイミスヤ国が魔王軍に滅ぼされて、離れ離れになってしまった。
その後、メグの噂を聞きつけて王都へ向かおうとしたところでヴィルオンの獣人狩りに遭ってしまう。
狼獣人姉妹の妹の方のルーミと共に捕まっていたが、テルアイラ達に救出された。
メグにはよく『ゆるあな』と呼び間違われていたが、訂正するうちに自分でもゆるあなって言ってしまうように……。
オフクさん
ガーランド達が居候している集落のオバちゃん。
噂話が大好きで、デマの大元は大抵この人が原因である。
リョウヤをメグの婿だと吹聴し回ったおかげで、なんとなくそんな雰囲気の流れになったとか、ならなかったとか。
フィオ
アンの先輩。「遺跡に眠る古代魔法王国のお姫様を探す」パーティーのOG。
良家のお嬢様タイプで、学府に通っている。
クルチ
アンの先輩。遺跡に眠る古代魔法王国のお姫様を探す」パーティーのOG。
ショートカットの冒険者。ランクはB。
国外各地で活動している。
テルファリア
アンの先輩。遺跡に眠る古代魔法王国のお姫様を探す」パーティーの初代OG。
フィオとクルチにとっても先輩。
前髪ぱっつんのエルフで、名前通りテルアイラの妹。
どこぞの魔術研究機関で魔法陣の研究をしている。
ロウユウ
赤虎族の青年で、セイランの兄。
流行り病によって、人口が激減した赤虎族を救おうとセイランを連れ戻しに来た。
血統にこだわり過ぎて、セイランに自分の子供を産ませようとするが、セキこにボコボコにされた。
セキこに愚行を諭されるも、その際セキこに惚れ込んでしまい求婚する。
ルイ
リョウヤの姉。妹のルインと瓜二つ。
魂の移し替えや時空間を渡る能力を持っている。
侵略を計画する『上層部』に取り入って、スパイ活動をしていた。
実年齢は不明。
ゴステリア・ゴータ
通称ゴッシー。北方の鉱山都市での魔岩竜ガイラデック戦の生き残り。
古代魔法王国時代の発掘船を改修した、強襲揚陸艦ゴータの艦長。
いつも全身黒タイツで空気を読まない。
それなりの良家の出身らしい。実は妻子持ち。
古竜
人語を話す古代の竜。
過去の「神代戦争」時に敵衛星兵器を無力化するために攻め込んだが、力及ばず半壊させるのが限界だった。
宇宙空間で朽ちるのを待つだけであったが、竜人の加護を持つリョウヤに反応して目覚めた。
リョウヤに竜の加護を授け、鱗も与えた。
最後は『守り人』の内部で苦戦するリョウヤを助けて消滅した。
デラスヴァ
粛清部隊と呼ばれる特別遊撃隊の指揮官。
粛清対象は必ず仕留めるので、死神と呼ばれるようになった。
本人はその名で呼ばれると激怒する。
『守り人』に家族を人質に取られていて、不本意な命令も遂行していた。
リョウヤ達の前に幾度となく立ちはだかるが、最後は『守り人』の動きを封じて死亡した。
直属の部下にブラックスリーシューティングスターと名乗る三人組がいる。
旗艦の艦長
移民船艦隊の旗艦艦長。
割と常識人。元々『守り人』の事は信用していなかった。
最終決戦では生き残った模様。
副官
旗艦艦長の副官。
意外と小心者。『守り人』の裏切りにショックを隠せない。
移民船に搭乗していた家族が犠牲になったと思っていたが、実は生きていて無事に再会した模様。
守り人
それがいつ生まれたのか、何者なのかは誰も知らない。
魔力の源である魔素を吸収して生き永らえている。無論、それは相手が神でも例外ではない。
魔素を食い尽くすと、新たな魔素を求めて別の世界へと向かう。その際、現地生物に知恵と力を与えて自らの手足とさせる事で、効率が良くなる事を学習している。
今回、大型移民船は五隻存在していた。それぞれに分裂した『守り人』が乗り込んでいる。
そのうちの一隻に搭乗していたのが、リョウヤ達が戦った『守り人』である。残りの四隻は別の世界へと向かって行った。
女神エルファルド
この世界における主神。ちなみに、主神は持ち回り制との事。
世界の有事のため、リョウヤに加護を授けた。
以前、ユズリにも強引に加護を授けた経験あり。
とんでもなく美人であるが、中身はポンコツ。自称ウッカリさん。
リョウヤは粗忽者と呼ぶが、その度に制裁を加えているとかなんとか。
その後のお話のメグナーシャ
フェイミスヤ国の王女。父親のガーランドに国を治める女王にされそうになったが、固辞して王女で妥協してもらった。
だけど、将来は国を治める事が決まっているので、どこかにいいお婿さんはいないかと探索中。
それが無理なら、せめて世継ぎだけでもと思っている。
リョウヤには甘えてお願いができる関係……らしい。
その後のお話のユンファオ
女装にハマってしまった美少年だったけど、メグがリョウヤに必至にお願いして軌道修正してもらうも、困ったリョウヤが間違った「男らしさ」を教えてしまう。
結局、黒歴史になる事を自覚して普通の少年になったらしい。




