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第八話 日本政府魔法省

次の日、和樹達は斉藤克己に呼ばれていた。


「せっかくの休日に呼んでしまって悪かったね。今日は君たちに話が合って呼んだんだ」


「花蓮、資料と服を会議室から持ってきてくれ」


 「君たち四人は昨日FTDDをほぼ半滅させただろ?それを評して日本政府魔法省に入社してくれないかと政府直属から連絡が入った。悪い話ではないだろ?」


「でも私たちはまだ学生という身分。ましてや入社なんて」


ワカバがそう言うと


「なーに。学校を中退しろと言うわけではない。君たちが通う魔法都市学園にはもう話を通してある。日本政府魔法省はれっきとした公務員だ。高校を卒業してから本入社をしてもらおうと言うわけだが目立った活躍をした人には昇給制度もある。将来は完璧な未来を保証してやれる」


「それは高校を卒業してから入社のテストを受けてじゃダメなんですか?」


「それは無理だ。魔法省は絶対推薦方式を取っているからな。日本政府と魔法省の大臣の推薦がなければ入れない超エリート公務員だ。」


「どうだ?受けるか受けないか。答えは急いでいないけど書類とかの関係で待てるのは明日までだ。」


「嬉しい報告を待っているぞ。」


そう言われ四人は魔法省を後にした。


「でもどうするの」


「利益という面では負の面はないが」

「流石にこんなに上手い話に裏がないとは思えないわ」


ワカバと和樹はそう言うのであった。


「とりあえずここで話をするのもあれだ。俺の家で作戦会議するか?」


ウラハは和樹の腕を組み


「それがいい、それがいい。じゃー和樹君の家で作戦会議だ!」


そう言い猛スピードで和樹は連れて行かれるのであった。


「お邪魔しまーす。」


ワカバとウラハが家に入ると


「―お兄ちゃんが友達を…」


 妹は驚いた顔をしていた。


「あの友達が出来なかったお兄ちゃんが…」


「それは盛りすぎだろう。妹よ。」


するとウラハはニヤリと笑い

「ハァ妹さん。可愛すぎです。」


頬をすりすりした。


「おにいちゃん。助けてぇ」


妹は言うが


「すまない妹よ。お兄ちゃんにはどうすることもできない」


そういいその行動が終わるまで数分かかるのであった


二人は和樹の部屋に入り


「さて本題だがお前たちはどうしたいんだ。」


和樹はワカバ達に聞くと


「私の個人的意見では入りたいです。あんな異次元生物放っておけないし、これ以上活動が増えたら私の時みたいに今度は死傷者が出ますよ。それに働く所が確定するってこれ以上入れしいことはないですよ。」


とウラハは答えた。


「私はウラハの意見を主張するわ。だけど本当に信頼して大丈夫なのかは定かではないわ」


「わらわは賛同すればいいと思う。もしあやつらが敵だとしてもその時はこっちが裏切ればいい」


三人は各自の意見を述べるのであった。


「まぁまとめると敵である可能性がある場合は気を抜くなと。基本的には入るでいいんだな?」


和樹がそういうと


「うん!」


と三人は同時に頷くのであった。


「話は学校の帰り道に伝えるとしてだいぶ早く終わったな。」


「そういえば貴方。妹ちゃんの名前を聞いてないんだけど」


ワカバが聞いた。


「妹の名前は伊藤美月だ。」


その瞬間ソロリとドアが開くと


「お兄ちゃん達。今度皆で一緒に旅行にでも行こうってお父さんが」


妹は父親の言葉を述べるとまたソロリとドアを閉じるのであった。


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