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異世界に到着したね、眞道君!

こんにちわ、今日も今日とて眞道君がいってしまいます!

頑張れ!僕らの眞道君!

負けるな!我らが眞道君!

今日の君はどこへ向かうのか!!?

※R-15タグは用心のために付けています







 俺はまぶたに光を感じた。


 俺は目を開けた、見える限りには木、木、木


  何で森にいるんだ???起き上がって周りを見渡すも、そこのにはやっぱり木しか生えておらず


  「何じゃぁぁこりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」


 と大声で叫ぶのだった。










幾許の時間が過ぎ・・・


  まぁ、若干の混乱はあったものの一先ず落ち着こう。俺の名前は眞道しんどう のぼる

 夢ヶ丘高校1年生、制服は着ていることから学校帰りだったよな・・・

  なんでこんなところに?学校が終わって帰り道に歩きながら本を読んでて・・・


  あ!!そうだ事故ったんだ!そうだそうだ


  あれ?俺ってトラックにひかれて死んだんじゃなかったっけ?実は生きてたってオチかな?だとしてもあの時、体がこうグシャってなってた気がするから病院じゃないのはおかしい。

  さらに、体が全快していることからここは死後の世界か何かじゃないかな?あの事故で俺が助かったとしてもこんな森にいる理由はないし、死んでしまったと考えるのが普通だろう。何故か足あるけど、昨今の幽霊事情なんか知らないからそんなものなんだろう。

 と何とか自分を納得させとりあえず周りを探索することにした。


  「べ、別に一人でいるのが寂しかったわけじゃないんだからね!」

 とどうでもいいことを言いつつ森を歩いて行く。森は富士の樹海のように深い緑に包まれており葉っぱの間から漏れ出る木漏れ日がわずかで全体的に暗いと感じる。道なき道を進みながら歩いて行く。

  あぁ、ここは一体どこなんだろう?日本人ならではの三途の川や閻魔さまなんかも見てみたいのに、ただただ森、森、森、一体全体どうなってんだ、こりゃ?


 歩く俺の耳に自分以外の音が聞こえてきた



ガサッ! ガサガサッ!


 決して小さくない音とともにうさぎっぽいい何かが現れた。

  「ハ?チョ、オマ、何?しかも、デカくね?」


  「キュ?」


 可愛らしい泣き声だったがいかんせんどうにもサイズが大きい、どのくらい大きいかと言うと大型犬ぐらい大きい。しかし、大きくてもうさぎの形をしていればうさぎと称しただろう。その頭に角が生えてなければ・・・











  「あ~俺は眞道 昂って言うんだ。お前はなんていうんだ?」


  「・・・」


 とりあえず、自己紹介してみたがウサギモドキはこちらを見たまま黙っている。


 っと思った次の瞬間にウサギモドキは俺に向かって飛びかかってきた!?


  「うお!?なんだ!?」


 慌てて横に避けるもここは森の中、慣れない土の感触に足を取られて転んでしまう


  「落ちつけウサギモドキ!!俺は何もしてないぞ!?」


 ウサギモドキに大声で叫びながら慌てて立ち上がる。しかし、ウサギモドキはすでにこちらを見て突進体制に入っており


  「やべ、また死ぬかも」

 

 すでに突撃状態に入っており、状況を見てこの一言を言うだけ言って諦める俺

  人生短し早16歳にして、二回死ぬとはこれは不幸なのか?幸運なのか?判断しかねるな


 そしてウサギモドキの突進を受けるその瞬間にウサギモドキは吹っ飛んで行った。

 何が起こったかわからないと思うが、なんか吹っ飛んで行った。俺もわからん!



  「やれやれ、こんな森の深くでも人って言うのは来るもんなのかい?」


 俺は声のする方へ顔を向ける


 そこには大きな杖を持って、わずかな木漏れ日のなか、何やら不可思議な光を杖に宿らせてたたずむ




 おばあちゃんがいた。


  「まぁ、今夜のおかずが手に入りそうだから助けてやるよ」

 ヒェ ヒェ ヒェ とリアル魔女笑いするおばあちゃんはすごく恐かったとここに記す。


  「『火よ、集いて我が敵を焼き払え』 ファイヤーボール!」


 おばあちゃんの持つ杖の先から、ボールくらいの大きさの火の球が現れてウサギモドキに飛んでいく。

先ほど、吹っ飛ばされたウサギモドキは俺から魔女のおばあちゃんに標的を変えたらしく体制を整え、突進の体制に入り、魔女のおばあちゃんに向かって行く。

 そして、それらは正面衝突した。

  ウサギモドキは後ろにひっくり返って倒れた。


  「あ、ありがとうございます!なんか、いきなりこいつに襲わr「こんな森の奥深くで何言ってんだい!!あんたみたいな若造は町から出てくんじゃないよ!!たまたま、あたしがいたからどうにかなったがあんた一人だったら死んでたかもしれんぞ!」

 おばあちゃんは俺の言葉をさえぎって大きな声で怒鳴った。確かに俺はあの時、死んだっと思っていたからおばあちゃんの言うことは間違ってないだろう。事実、あの突進で俺は角に貫かれていただろうからいかんせん言い訳しずらい。しかし考えても見てくれ、事故って目が覚めたら森のなかだぞ!?死んだと思って周りを見ても誰も、何もいない森の中で動くなと言われても困る。町から出るな?町からスタートしてたらこんなところにはいなかったよ、おばあちゃん。という思いを胸にしまいながらも俺は「すいませんでした!」と頭を下げました。奥ゆかしい日本人だし、何よりも超怖いんだもん。


  「ふん!まぁえぇわい、あたしゃもう行くからあんたもさっさと町に帰んな!角兎一匹に死にかけるんだからしばらく薬草でも採取しとれ!」

 おばあちゃんは、ぶつくさ言いながらナイフを取り出し角兎から毛皮と角と肉をはぎ取っていく。俺は、おばあちゃんがこのままいなくなる様な事を言うので慌てて引きとめる。

  「わっ!待って!ちょっと待って!俺、目が覚めたらここにいて、何が何だか分からずに歩いてたらその、角兎?にでくわしたんですよ!」

  「あん?なんじゃ、お前さん自分の足でここに来たんじゃないのかい?」

  「そうなんですよ!なので町っていうのも何処にあるか知らないし、なんかこの角兎?でしたっけ?こんなのも出るし、森は暗くて怖いしd「あぁ!もう!!うるさいよ!少しだまっとれ!」

 自分で聞いといて答えたら怒るのかよ、このくそババアが!なんて思いつつも、こんな何が出るかもわからない森の中でまたさっきの角兎やその他の動物にでも出くわしたら俺は死ねる自身があるので、このおばあちゃんだけが頼りなのだ。決して「うん?あれ?こういう時って綺麗なおねぇさんが定番じゃないの?」みたいなことは考えてない。考えてないったら考えてないのだ!

  「この先にあるあたしの家で話を聞いてやるから、ついといで」

 ごめんなさい、おばあちゃんマジ天使です。おねぇさんが定番とか考えてて申し訳ございませんでした。こうして俺はおばあちゃんの家に行くことになる。 


 しっかし、あの魔法みたいなのはなんなのかな?現代日本ではないのは角兎やらなんやらで間違いないけど、死んでから森で、デッカイ角生えた兎、そして魔法みたいな出来事かとくれば






  「異世界か、おもしろい」





 祝2話ッと行きたいですが、これがなかなか厳しいですね。戦闘シーンなんてあってなきが如くです。誰か私に文才を、文才をください、切実に! 


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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