7 魔人
グレターデーモンは魔人の一種であり強い魔力があり、魔人や魔獣を操れる。邪悪で強欲な人間の魂を使って使い魔獣を支配出来る。
7 魔人
悪魔は魔人の一種である。魔人の中で特に魔法の力が強く、特に魔人や魔獣を操る力がある魔人が悪魔と呼ばれている。その中でもグレターデーモンは特に強力で魔王として存在すれば、人類を恐慌に追いやるほどだ。魔王となってしまうと討伐される恐れがあるので、グレターデーモンとして魔人や魔獣を支配して人間を襲わせる方が安全だ。特に邪悪な人間の感情を利用すると強大な魔獣を操る事が可能だ。今回、エバート王子のマリアン令嬢と結婚したいという願望を餌にして赤龍を操る事に成功した。勇者の加護のあるエバート王子に、
「神殿長に金品を渡してマリアン令嬢が聖女である神託を出して貰い、私の用意した魔王擬きをお二人で討伐すればエバート王子はマリアン令嬢と結婚出来ます。その実績で皇太子、皇太子妃になれます。今はロビン王子を皇太子にという馬鹿げた事をいう輩がいますが黙らせましょう。魔王擬きは私が作りますから魔王に似てますがとても弱いです。エバート王子の力になる騎士を数十名伴えば問題ありません。」
魔力が強く欲望が強かった王宮魔導騎士団長を操るのはさほど困難な事ではなかった。ようは魔人と同じだ。エバート王子に、
「あなたの婚約者であるマリエール令嬢が邪魔ですよね。タイミングを見計らって婚約破棄しましょう。」
マリエール令嬢を婚約破棄してマリアン令嬢を聖女にして魔王討伐に向かった事で赤龍を支配出来た。用済みになった王宮魔導騎士団長は消えて貰った。案の定討伐失敗してエバート王子が失脚したのは御愛嬌である。予定外だったのが赤龍がロビン王子とマリエール令嬢に討伐された事だ。赤龍にはもっと人間を困らせて貰うつもりだった。
とは言え邪悪な欲望を持った人間は幾らでもいる。彼らを贄にしてより強い魔獣を支配すればいいだけだ。しかしロビン王子とマリエール令嬢は以外だった。私の策略の邪魔になる。何とかしないといけない。そうだ。魔人を使おう。彼らは一見人間似ている。角が生えているだけだ。殺すのを躊躇うかも知れない。それに今回は魔王討伐に拘ったがこれからは次からはどこでもどのようにも出せる。其処に魔人が加わればロビン皇太子やマリエール皇太子妃も仕留められるかも知れない。赤龍だけなく青龍もいいかも知れない。地竜もいいかも知れない。クラーケンに海沿いの街を襲わせるのもありだ。盗賊団に街を襲わせてもいい。ようは邪悪な心と欲望を持ちその心を誘導してやればいい。
グレターデーモンは魔人達にそのような心を持った人間を捜させた。村や街、王都にいないだろうか。もう一つは支配する魔獣だ。強い魔獣がいい。ロビン皇太子やマリエール皇太子妃を倒す魔獣が必要だ。魔人の一人が情報を知らせた。
「街の商人が強欲で、金の為なら何でもやる奴ですよ。使い道はありませんか。」
グレターデーモンはもっと詳細に調べるように指示する。強い魔獣との相性もある。詳細な情報が必要だ。強い魔獣の情報も必要だ。どんなに人間がどんな魔獣の贄になるのか必要がある。
グレターデーモンにとってロビン皇太子やマリエール皇太子妃は邪魔な存在だ。2人を滅ぼすために魔人を使う事を考えた。




