13 攻防
魔人とクラーケンが相手だ。クラーケンは狡猾だ。魔人相手では騎士団が動けない。騎士団を守りながらの戦いだ。
13 攻防
ロビンとマリエールはクラーケンと魔人が相手だ。味方の王宮騎士団員ではどちらの相手にもならない。魔人は強敵だ。マリエールは分身体を出して王宮騎士団員を守りつつ魔人を攻撃した。ロビンも魔人の攻撃に当たった。魔獣殲滅の魔法を持つマリエールがクラーケンに向かった。クラーケンはマリエールが来ると海中に逃げる。海中に逃げたクラーケンに魔獣殲滅の魔法を放っても効果はないので魔人討伐に当たる。マリエールが離れるとクラーケンが出てくる。マリエールは海岸近くに転移陣を作って海岸を離れる。暫くするとクラーケンは十分に陸上に上がったのでマリエールは海岸に転移した。もうクラーケンは海中に逃げられない。マリエールは、魔獣殲滅の魔法を放った。
「火、水、土、風、闇魔法を付与したホーリーライトを放つ。」
クラーケンは消滅した。後には魔石だけが残る。マリエールは魔石を回収して、魔人討伐に当たる。魔人はフライの使えない者は容易く倒せる。フライの使える魔人とは空中戦になって中々魔法が当てられないし軽い魔法では倒せない。貫通魔法でなければ倒せない。結局魔人10人は逃した。
国王に報告した。公金を横領してクラーケンをグレターデーモンに支配させた貴族は処刑された。グレターデーモンの手口が明らかになった。何らかの予防策が取れるかも知れない。国王はロイドとマリエールを賞賛した。何らかの報奨があるだろう。
グレターデーモンは魔人とクラーケンが意外と弱くてがっかりした。逆にロビンとマリエールが強くなったと見るべきか。それに魔人を躊躇いなく倒している。盗賊も同じか。次の手が難しい。
マリエールは皇太子妃教育、ロビンは国政の補助に当たる。マリエールは社交会にも出席する。王妃も一緒だ。始めは王族とのお茶会だ。王妃とロビンと彼の同母の妹のキャサリン王女の4人だ。キャサリン王女とも公爵令嬢の頃からの顔見知りだ。王妃は、
「今日はあまり構えず、親しい者同士でお茶会を開こうと思ったの。キャサリンはマリエールと仲が良かったわね。」
キャサリンは、
「エバートお兄様があんな事になる前から仲良くして貰っています。マリエールお姉様は昔から良くして貰っています。引き続き仲良くして下さい。」
キャサリンは嘘偽りなくそう思っている笑顔で言った。マリエールは、
「キャサリン王女様、私こそ以前より良くして頂いています。今後とも良くして下さい。」
マリエールは取り敢えずキャサリン王女は、仲良く出来ると確信した。
王族の中でもエバート王子に婚約破棄されたマリエールに思うところがある者は少なくない。英雄のロビンとマリエールは国の宝だ。この国一番の公爵令嬢であるマリエールが皇太子妃になるのは当然の事だが婚約破棄されたのも事実である。笑顔で隠そうとも本心では違う事を考えるのが貴族である。増して王族ではキャサリン王女のように気安い関係でいられる方が珍しい。ロビンが、
「この4人は何が有っても味方だよ。」
と言った。逆に言えば味方は少ないという事かとマリエールは思った。
ロビンの同母の妹キャサリン王女とロビンと第一王妃とマリエールのお茶会だ。ロビンは何が有っても4人は仲間だと言った。




