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悪の組織の幹部だけど、魔法少女のオタクやってます

 タイトル:悪の組織の幹部だけど、魔法少女のオタクやってます

 キャッチコピー:《ハーメルン》の作品のためなし。

 作者:高々鷹々様。

 URL:https://syosetu.org/novel/347612/


《あらすじ》

 地球侵略を目論む悪の組織の幹部が、魔法少女たちと戦いながらその活躍をかぶりつきで見るお話。


《感想》

 私は、地球への侵略を目論む悪の組織──その幹部の一人である。名乗るほどの名前は無い。組織の中では『黒騎士』と呼ばれている。

 侵略のためにこの星にやってきた我々だが、その目的を邪魔する存在がいる。


 魔法少女たち──マギアカリーナ。これまで決行してきた作戦は、(ことごと)く彼女たちに邪魔されている。私も一度だけ交戦しているが、彼女たちは可憐で華やか、もとい中々に強く、手こずる相手だった。ちょうど私が風邪を引いていたのもあるだろうが。

 そのせいで風邪が悪化し、侵略のための個人的な拠点、というか、今の自宅において一週間ほど休みを取ることとなったのはご愛敬だろう。


 だが私は悪の組織の幹部だ。ただ休むだけなんて生ぬるいことは言っていられない。私は魔法少女たちへの対策を講じるべく、この星の娯楽──アニメや漫画などの媒体を通して、魔法少女を学ぶことにした。この星の格言に、『(てき)を知り己を知れば百戦(あやう)からず』というものがあるらしい。敵ながら、非常に良い言葉だ。思わず掛け軸に書いて飾るくらいには。


 そうして、一週間の間ほぼずっと魔法少女コンテンツに触れ続けた私は──立派な魔法少女オタクとなっていた。


 だって、面白いんだもん! 我々のような無骨な戦士たちが戦ってるよりも、華やかで可愛いし! 女の子同士の友情とか、けっこう好きだし! 仲間と協力して強敵を打ち倒し、世界を救う! 素晴らしいじゃないか! 出来ることなら、私もそっち側でいたかったわ!


 この小説を読んでいてもっとも印象に残ったシーンが上記の部分です。

 正直タイトルの時点で(さっ)してはいたのですが、ある意味予想通りに予想以上で大爆笑(だいばくしょう)しました。おかげさまで親に怒られました(笑)

 この物語の主人公は地球への侵略(しんりゃく)を目論む悪の組織の幹部(かんぶ)なのですが、今までの自身のキャラとか全部投げ出して全力で魔法少女オタクをしているので面白くて仕方ありません。

 ただ悪の組織側にも地球を侵略しなければならない切実な理由があり、主人公である黒騎士の面白さと侵略側のシリアスさが絶妙(ぜつみょう)なバランスで拮抗(きっこう)していてとても面白いです。


 ……私は今現在魔法少女達と黒騎士の決着までをまとめ読みしたいのでうずうずしながら完結を待っているのですが、正直この作品が大好きすぎて我慢(がまん)できる気がしません。たすてけ(汗)

 ※私がうつで紹介文を放置している間に完結してました(白目)

 そんな不安を抱えながらも大好きな魔法少女と黒騎士の物語を見守っていきたいと思います。黒騎士の行動を腹を抱えて笑いながら。

 そして高々鷹々様。とても素敵(すてき)な作品を紹介させていただきありがとうございました! あなたの作品が大好きです!! これからも応援しています!!!

 感想としては大体だいたいこんな感じです、とても面白い作品ですので一回読んでみてください。

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