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009 ゾンビに成りたがった少女


 部屋の中は広くて……少し薄暗かった。

 白を基調にした清潔感の有る感じはそのままだが……。

 それを打ち壊す様な禍々しい装置?

 

 円筒形の大きな水槽に子供の形をした……人形?

 生きてはいないし。

 死んでもいない。

 しかしリアルに肉体は有る。

 そんなモノが円筒形の中の液体に浮かんでいた。

 そしてそれが複数……有る。


 死体も有った。

 ガラスの蓋をされた棺桶の中に裸で横たわる少女。

 年は十才程か?

 ついさっきまで生きていたかの様に新鮮な死体。

 いや……肉体は生きている。

 辛うじてだが生命は感じられた。

 だが魂の存在は無い。

 それらを一目で理解出来たのは、男がネクロマンサーだからだ。

 それがわかるから魂の勇者とそう言われたのかも知れない。


 「今、ご主人様を呼び出しますので……少々お待ち下さい」

 と、自身も白衣を着込んだチビッ子ゴーレムが言う。


 そして、部屋の中をウロウロトし始めた。

 その足下には魔方陣が見られる。

 何の意味が有るのかはわからないが……そう大事なモノでも無さそうだ。

 部屋を行き来しているチビッ子ゴーレムはそれをさっきから踏んづけながらだったからだ。

 大事なモノならもっと気を遣うだろう。


 さてチビッ子ゴーレムは何処からか水晶の珠を抱えて男に声を掛けた。

 「さあ、いきますよ」

 と、部屋の明かりを消す。


 何がいきますのかはわからない男。

 自分の主を呼ぶのに水晶に魔方陣?

 ここには居ないのか?

 それらは電話か何かと同じ様な機能でもするのだろうか?

 男がブツクサと顎の下を摘まんで考えていると。

 チビッ子ゴーレムは何やら呪文を唱え始めた。


 それらは、結果を見ればわかる事だとチビッ子ゴーレムを凝視する男。 

 ……。

 何も起こらない。


 「あれ?」

 首を傾げたのはチビッ子ゴーレムだった。

 バタバタと足音。

 部屋に明かりが戻る。

 そして。

 「あぁ……」

 床の魔方陣を指差して。

 「誰か踏んだね? ちょっと消えてる」

 男の方をチラチラと見る。

 

 それを踏んで消したのは君だ。

 敢えてそれは言わない男。

 黙って肩を竦める。


 チビッ子ゴーレムはブツブツと愚痴りながらに、魔方陣の消えた部分にしゃがみ込み。

 チョークの様なモノで欠けた所を書き足していた。


 そして頷いて、仕切り直す。

 もう一度、呪文を唱えたチビッ子ゴーレム。


 今度は魔方陣も光だした。

 何事か起こるのかと注視する男。

 

 と、その魔方陣の真ん中に一人の女性が立っていた。

 年は男よりも上に見える。

 もちろんそれは聞きはしないが……それでも何処か妖艶で、綺麗だ。

 だが……それは人間出はないとわかる。

 その体は少し透けていて、実体はそれでは無かった。

 立体映像?

 テレビ電話の魔法番?

 その二つの考えはすぐに否定された。

 それはチビッ子ゴーレムの持つ水晶もボヤッと光を放ち出し……そこに魂の存在が確認出来たからだ。

 電話や通信では魂は確認できる筈がない。

 そこに居ないのだから当たり前だ。

 そして水晶にはそれが有った。

 その中に誰かが居るとそういう事だ。


 その透けた方の女性に骸骨が話し掛けた。

 「約束は果たしたぞ……魂の勇者は連れてきた」


 「そうね」

 半透明の女性は骸骨に返事を返して……男を見る。

 「随分と弱い様にも見えるけど?」


 「それは仕方無い事じゃ。つい最近に召喚されたばかりなのじゃからの」

 骸骨は小さく頷き。

 「しかし、事は足りる筈じゃ」


 「その約束ってのはなんだ?」

 男はそれが気になった。


 「ワシとこの錬金術師との事じゃ」

 ニヤリと男を見た骸骨。

 「貴様は気にせんでも良い」

 いや、明らかに俺の事での約束だろう?

 と、男の開き掛けた口を制止して骸骨は続ける。

 「後も事はその女に聞け」

 骸骨は部屋の端に寄り。

 「ワシはもう疲れた」

 その場に座り込む。

 「ここで……休ませて貰う事にする」

 そう言い終わると。

 その場にガラガラと崩れて落ちた。


 「魔力が尽きたか……」

 透けた女がバラバラに散らばり転がった骨を見ながらに呟いた。


 その骨をコツメが近付いてつついている。

 「起きない……」

 男を見て。

 透けた女を見た。

 その顔は少しだけ寂しそうだ。

 「死んだの?」


 「元々、死んでいるわよ。スケルトンなのだから」

 少し笑った女。

 「ただ眠っただけよ……永遠にね」


 「そう……」

 視線を散らばる骨に戻したコツメが俯いた。


 「もう怖くないのか?」

 骸骨が動いて居た時にはスグに気絶したのに。

 そうコツメに問いかける男。


 「うん……急に怖くなくなった」

 コツメの声音は小さく為る。


 「それはそのスケルトンのレベルのせいね」

 透けた女がコツメに告げる。

 「滲み出る魔力が恐怖のオーラとして見えていたのよ」


 しかし疑問も有る。

 「俺には何も見えなかったが?」


 「貴方はネクロマンサーでしょう?」

 女は笑いながら。

 「使役する側がスケルトンを見る度に怯えていたんじゃあね、おかしいでしょう?」

 

 成る程……そんな理由か。

 男はジッとバラバラに成った骸骨を見た。


 そんな男に女は告げた。

 「ネクロマンサーとしてのレベルを上げることね」

 骨を指差して。

 「そうすれば、また会えるわよ」


 「死者召喚か……」

 男もそれが出来れば骸骨は蘇るとはわかっていた。

 しかし、今はそれが出来ない。

 仕方の無い事だ。

 しかし……何時かは出来るように成るだろうから、またその時だ。

 「またな」

 返事をしなくなった骸骨に声をかけた。


 「そう言えばだが」

 男は話を変えた。

 何時までも、動かなく成った骸骨を見ていてもしょうがないと思ったからだ。

 「ししゃ召喚の方……奴隷印の事だが、解除はどうやるんだ?」

 男はコツメを指差して。

 「この娘を解放してやりたいんだが」


 「その奴隷印は貴方が掛けたの?」

 透けた女は眉を寄せる。


 それに頷く男。

 

 「じゃあ無理ね」

 アッサリとそう答えた女だった。


 「え?」

 男。

 「え?」

 コツメ。

 同時の驚きの声。


 「貴方が掛けたの奴隷印では無くて使者召喚でそれは世間一般に見られる奴隷印の最上位番見たいなモノね……ネクロマンサー専用とも言うかしら。一般的な奴隷印はただの奴隷を造る為のもの、条件を着けてそれに反すれば痛みで制御するそんな感じ」

 透けた女は……男をジッと見て。

 「貴方の使者召喚はししゃ……詰まりは死者の召喚となるのよ、それは簡単に言えば将来のアンデッドの予約見たいなものね」


 その説明を聞いても首を傾げるコツメ。


 そのコツメを指差して、女は。

 「貴方が死んでもアンデッドとして仕えるって事よ」

 わかった? と見るもやはり首を傾げたままのコツメに。

 「一生奴隷で! 死んでも奴隷なの!」

 少しイライラし始めたか?


 「え~そんなの嫌よ~」

 理屈はわからないが事実はわかった様子のコツメはブー垂れる。

 「何とかしてよ」

 

 「無理!」

 コツメにそう言い切った女。


 泣きそうに成ってきたコツメ。

 それでもすがり付く様な目線で女を見た。

 

 「どうしてもと言うなら」

 女は男を指差して。

 「その男が死ぬのを待つのね」


 「アグッ!」

 息を詰めたコツメのうめき声。


 男は少し驚いた。

 俺の死に声を詰まらせる何て……実は良い奴だなと思ったのだ。

 が。

 そのコツメを良く見れば、手が刀に掛かっている。

 コイツ……俺を斬ろうとした?


 「主に危害は加えられないわよ、そんな事をしようとすれば心臓が握られる様な痛みが走るからね」


 成る程、コツメも胸を押さえている。

 男はやっぱりと思った。

 コツメはこういう奴なのだ……と。

 「諦めろ……」

 もう同情はしない。

 してやらない。


 「面白い娘ね」

 クスクスと笑い、そして男に向き直る透けた女。

 一呼吸置いて。

 「さて……ここからが本題。私が貴方を呼んだわけ」

 男を見る目が真剣な眼差しに変わった。

 「私には体が無いのよ、魂が水晶玉に保管されているだけの存在」

 今度はチビッ子ゴーレムの持つ水晶玉を指を差す。

 「魔方陣を使ってやっと今のこんな感じ」

 足下の魔方陣を見て。

 「ここから一歩も動けない」


 男は頷いた。

 見たまんまだ。


 「そこで貴方に頼みたいのが、私にししゃ召喚を掛けて欲しいの」


 女のそんな願いに首を傾げた男。


 「そこに在る少女の体に私の魂を重ねてのししゃ召喚」

 女はガラス蓋の棺桶の中に眠る少女を指差して。


 傾げた首は戻らない男。

 ワカラン。


 「そこの少女は今、辛うじて生きている状態で時間を止めて有るのよ……で、貴方に水晶の中の私の魂をそこの少女の中に入れてからのししゃ召喚をして欲しいのよ……わかる?」


 「魂を入れる? どうやって」

 先ずはそこがわからん。


 「スキルは抜き取った事は有る?」

 女は男に聞いた。


 「有る」

 それはそのまま頷いた男。


 「ならその逆の事をして欲しいのよ。スキルでは無くて魂を使って……もちろん私の魔方陣で補助もするわ」

 そう言って、チビッ子ゴーレムに指示を出す透けた女。


 いわれたチビッ子ゴーレムはガラスの棺桶の側に行き。

 そのガラス蓋……中で寝ている少女の胸の上辺りに魔方陣を描き始めた。


 「俺には死者召喚は……まだ無理だ。アンデッドも精々が虫くらいが限界だ」

 女の遣らせたい事が少しわかり始めた男は躊躇した。

 この死にかけの少女の体を使ってアンデッドとして蘇りたい……って、事なのだろう。


 「わかっているわよ、だから死者召喚では無くてししゃ召喚の方よ」

 男の目をジッと見た女。

 「いい? この子はスグに死ぬの。今はただ時間を止めているだけの事。わかる? この子に私の魂を入れて貴方が奴隷にするの、そうすればこの子が死んだ後にアンデッドとして私は体を手に入れられるの」

 男に指を突き立てて。

 「わかった?」


 「成る程……」

 男の考えていた通りだった。

 「一つ……聞いても良いか?」


 「ナニよ」

 

 「この子は……どうした?」

 棺桶の少女を指差した男。

 「まさか……お前が……」

 そう言い掛けた男の言葉を遮った女。


 「違うわよ……殺してないわ」

 もう一度、棺桶の少女を指差して。

 「その子は私のクローンよ」

 そして背後の人形の浮いている円筒形の筒を順に手で示し。

 「最初はホムンクルスを造ろうとしたの、私の体と成る為にね……でも所詮は人形でしかない紛い物なのよ、人の本物の魂は直接入れられないし……それも定着出来ない。無理だったの」

 首を横に振りつつ。

 「で、次に考えたのがクローン」

 また少女を見る。

 「でもこれもやっぱりコピー。魂の寿命が殆ど無いのよ……長くは生きられない。精々がとこ十年ね……」

 深く溜め息を付く女。

 「ドリーの様にはいかないわ」


 「ドリー?」

 クローン羊のドリーか?


 男の問には答えずに続けた女。

 「でもそこで気が付いたのよ。死ぬのならアンデッドでも良いのではないかと……そうすれば寿命は関係が無くなる、肉体はクローンだから完全な私なのだし魂の定着率も下がるわけもない……詰まりは……」

 ドーン! と、そんな擬音が聞こえる勢いで。

 「魂の勇者ならコピーでは無い私が造れるってね」

 


 

 勢いに押された男は言われるがままに準備に入った。

 手順は棺桶の少女に水晶の魂を入れる。

 棺桶の少女の魂はもう消えて無いのでただ入れるだけ。

 そしてすぐさま棺桶を開き……ある種の生命維持装置か?

 その中の少女に使者召喚を打つ。

 程無く少女は死ぬだろう。

 そうすれば使者召喚は死者召喚に変化する。

 詰まりは……アンデッドとして動ける様に成る、と。だ。


 「慎重に御願いね……チャンスは一度きりだからね。

 ソワソワとし始めた透けた女。

 「うまく行けば貴方にもメリットが有るのよ……希代の錬金術師を使役出来るのだから」

 自分で希代の、とか言うか?

 まあ凄い錬金術師は本当なのだろう。

 ここに有る装置や棺桶の中のクローンを見ればそれはわかる。

 しかし……希代とはどうなんだ?

 女をチラリと見た男は思う。

 こんなにオロオロとソワソワと落ち着きの無い女が……そうか?

 

 見られた方の女はまだ喋り続けていた。

 「わかる?今後の貴方の……」

 メリットだけを宣伝している様だ。

 デメリットは無いのか? とも聞きたい。

 が、そんな事を聞けばもっと喋るだろうこの女は……だから。

 「うーん……騒がしいな。集中できない」

 男は女にもわかるようにわざとらしく目線を送り。

 「なんだか失敗しそうだな」

 そんな事を言って見た。


 その一言でピタリと喋るのを止めた女。

 口をギュウッと閉じて、手を合わせて拝み始めた。


 静かに成ってよろしいと、頷いた男。

 そして作業の本題。

 女が煩くて聞けなかった事を聞く。

 男はチビッ子ゴーレムが描き上げた魔方陣を指差して。

 「これで大丈夫なのか?」

 

 透けた女はジックリと時間を掛けて、それを何度も確認した。

 そして、注文を着ける。

 チビッ子ゴーレムに、ここが薄いわよとか。

 ここはもっと丁寧にとか。

 それはシツコクにだった。


 わかる気もするが……魂何て一つしかない。

 それを使っての事なのだから失敗は出来ない。

 それは自分の死を意味する……これから死ぬのだが。

 アンデッドに成れるかそれとも永遠の死か究極の選択だ。


 だが……やっぱり面倒臭いとも思う男。

 所詮は会ったばかりの他人だ。

 目の前で死なれるのは何だか、とは思うが……そこまでの責任を背負う積もりは無い。

 それは精神衛生上、宜しくないとも思う。

 あくまでも他人事で良いのだ。

 

 男はボソリと。

 「もう……いいかな? 初めても」

 永遠に終わりそうに無い、透けた女の確認が鬱陶しく感じ始めていた。


 男の言葉にチビッ子ゴーレムが慌てて、水晶玉を新しくガラスの蓋の上に描いた魔方陣の真ん中に置く。

 

 「いいわ……初めて」

 目を瞑り。

 覚悟を決めた様だ。


 その時。

 コトリと音がする。

 ガラス蓋の上に置いた水晶玉がほんの少し動いたのだ。

 それに慌てた女。

 「あ! 待って」

 手を延ばそうとした。


 だが、男はそれを無視した。

 もう既に呪文は唱え始めている、途中で中断して起こるのアクシデントの方が怖いと思ったのだ。

 もちろん……もう面倒臭すぎるってのも、ほんの少しだが有った。



 水晶玉から光の結晶……魂を浮かび上がらせて、それを誘導する。

 ガラスを素通りさせ……中で眠って居る少女の胸の中へ。


 男は小さく頷いた。

 うん! 問題無く出来る。


 少女の体にその魂の定着化も出来た。

 元々が魂の無い身体だ、その本来在ったであろう筈の場所、隙間にそそまま嵌め込む……そんな感じだ。

 少女が女のクローンだと言うのも関係しているのだろう、魂の形とそこに在った隙間はピタリと寸分違わぬ形だった。


 男は額の汗を拭い。

 「出来たぞ」

 と、透けた女の方を見た。


 しかし、魔方陣の中の透けた女は消えていた。

 

 男は確認する。

 水晶玉の中にはもう居ない。

 少女の中には反応が在る。

 当たり前の話だ。

 それを男が自分で遣ったのだから。


 もう一度、大きく息を吸い込んだ男は、チビッ子ゴーレムに指示を出す。

 「よし! 奴隷印を打つぞ」

 頷いたチビッ子ゴーレム。

 棺桶のガラスの蓋に手を掛けた。

 ここからは時間との勝負だ。

 魔法の棺桶の中はは時間が止まっている。

 詰まりは奴隷印を打てない。

 時間の止まった身体は死んでいるのと同じだから。

 でもだからと言って死者召喚も出来ない。

 蓋を開けて時間が動き出せば生き返るのと同じで……ゾンビには成らない。

 そしてその瞬間からカウントダウンが始める。

 その時間も誰もわからないと女は言った。

 思うより長いかも知れないし……開けた瞬間かも知れないし、と。

 詰まりは……ギャンブルでもある。

 今の男には人間の様に大きなモノのはまだ無理。

 だが……まあ、失敗しても、そのうちに強くなれば出来る様に成るのだろうが、その時にもリスクが着いてくる。

 例えクローンだとしても、魂がそのまま固定化されたままでいられるかどうかだ。

 これは誰も試した事無い問題だ。

 そして……何年か後にここに戻って来ての作業の続きは気が重い。

 面倒臭いとは言わないが……考えただけでも気が萎える。


 だから何が何でも成功させる。

 男は自分に気合いを入れ直して、チビッ子ゴーレムに合図を送った。

 「やれ!」

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