祝!20位ランクイン!!
わたしはモーレツに感動している。
なんとなんと、わたしが妻の奮闘記を綴ったこのエッセイが、ジャンル別エッセイの、日別20位にランクインしたからだ!
読んで下さった皆皆様方、ありがとうございます。
妻の書いた小説がバズらないっ!という題材だけで書いてきたエッセイだが、期間こそ飛び飛びになりながらも、こうして続けてこられたのは、妻の小説を読んでくださらない皆皆様方のおかげ……というと、なにか複雑だが、わたしと妻は二人三脚、妻の喜びがわたしの喜びであるように、わたしの喜びは妻の喜びである……はずだ。
妻の書く小説は、本当に面白いので、このエッセイをご覧いただけたご縁で、ぜひ妻の小説も読んでやっていただきたい。
さて……今日もわたしと妻は、和室の座卓に、向かい合って、わたしはミルクティー、妻はカフェオレを飲んでいた。
我が家は紅茶党だったが、妻は持病の糖尿病に効き目があるということで、だいぶ前から、コーヒーを飲むようになった。ブラックでも飲むが、今日は低温殺菌牛乳を買ってきたので、わたしも妻も、それを使っている。美味しく飲むコツは、牛乳のほうも温めて割ることだ。
そんな妻が、カフェオレをフーフーしながら、わたしに訊ねてきた。
「ねぇ、あなた、時代劇でよく悪役が言う、『おのれ、猪口才な』の猪口才って、どういう意味なのかしらん?」
「……イケメンで強いのね嫌いじゃないわ、だったかな?」
「はにゃ?」
「いや、ちょっとググッてみるから、待っててくれ」
わたしはスマホをポチッた。
「猪口才とは、小生意気なこと。 こざかしいこと。 また、そのような人。 小さな杯の「お猪口」とは関係ない。」
「あら、お猪口とは、関係ないのねん」
「そうだな。別のページには、『ちょこ(ほんの少し)」+「才(才能)」の意。お猪口とは無関係。』と書かれている……」
「へーほーふーん、漢字はしってたけど、そこまでは知らなかったわん」
「……どうして急にそんなことを聞いてきたんだい?」
「とーとつに、思い出して気になったからよ!」
妻が唐突なのは、いつものことだった。
「それより、おまえの小説だが……」
妻は、いつものように、げへがはごほ、とはむせなかった。
「ふふーん、2日前に2本とも更新済みだもの、次回乞うご期待!ってところよ、いまはちょっと充電中なのよん!」
と、鼻息も荒く言い返してきた。
「充電期間もいいが、また3年も空白期間になるのは、よくないよ?およしよ?」
「あああああ!」
妻は頭を抱えた。
「過ぎたことは過ぎたこと、ポジティブに前だけを向いて生きるのよ、私は!」
そのまま髪をばっさばっささせながら、首を振る。
「見てなさい、一週間以内に、また更新してみせるから!」
と、ヒスる姿も可愛い、五十代も半ばの妻であった。
果たして妻の宣言が真実となるかどうかは、神のみぞ知る……いや、妻のみぞ知るなのかもしれない。
とにかく、わたしは妻を応援している。そして、妻を信じているのであった。




