いまさらですが、アクセス数について…
昨日は、また誤字報告を頂いてしまった。読んでいて頂けているだけでも嬉しいのに、誤字報告まで頂けると、もっともっと嬉しい。幸せなのである。
とはいえ、誤字については、反省せねばなるまい。予測変換機能によって、思いもよらぬ文字が入力されてしまうこともあるのだ。一通り、確認はしているのだが、やっぱり一人でやることには、限りがあるのか、誤字脱字等には、あとで読み返して気づくことも少なくない……。
そう、妻も今日ーー
「うううっ、またちょびっと加筆訂正したわん。ちょっとした齟齬なんだけど、読み返してみると、アレ?そこはそうだったっけ?だったらここはこうなってなきゃおかしいよね?的な部分があって……」
「おや、まだ『俺のカノジョに血と薔薇を〜魔外者の唄〜』の直しをしていたのかい?」
「うん、そうよ。完結してから読み直すと、書いてるときとは違って、なんだか読者目線でお話しが読めるのよん。やっぱり、このお話は、おもしろいわ!」
妻はパッと、輝かせ、
「いやーーだからなのかしらん?完結してから、妙にアクセス数があるのわん……?」
わたしたちは、和室で、座卓を挟んで向かい合って座っていた。
手元には、それぞれ愛用の湯呑みとマグカップ。中に入っているのは、ホットの紅茶だ。我が家は紅茶党なのである。
「なんだい?奥歯にものが引っかかったような言い方をせずに、はっきり言って欲しいなぁ」
「んーとね、完結して、最終話が載って、そのあと、最終回フィーバーで、300件超えのアクセスがあったじゃない?あのあと、もうきっと誰もアクセスしてくれなくなるんだろうなぁって思ってたら、違ったの!」
「へぇ…今でもアクセスがあるんだね?」
「そうそう。むしろ、連載中より多いくらい…!」
「それは、そうだなぁ、安心感があるからじゃないかな?」
と、わたしは言ってみた。
「安心感?」
と、オウム返しに、妻。
「そう。連載中の作品は、面白くても、ちゃんと完結してくれるかわからない、いつ作者が投げ出してしまうかわならない、『小説家になろう』では、その不安が必ずつきまとう……素人の本人による、随時更新だからね……その点、完結済みの作品なら、ちゃんと、お話として『成っている』、という安心感があるんじゃないか?」
「おおーっ!なんだか、あなたもいつのまにか『小説家になろう』について、詳しくなっているじゃない!」
「いわゆる、読み専の心理だね」
「読み専!読むだけに徹する人ね!……じゃあ、書いてるだけで、他の人の小説は一切読まない私は、書き専って、ところかしら?!」
「……いや、それはどうだろう……?とにかくっ!完結済みの小説を好んで読む読書に、おまえの小説は受け入れられたに違いないよ!」
「そうかぁっ!!」
妻は、キラキラ目を輝かせた。
「終わったけど、そこで何も無くなってしまうんじゃ、ないのね、私の小説は、まだ、生きているのねっ!」
妻の主張は、ちょっとよくわからなかったが、わたしはウンウンうなずいた。
「そうなのね…嬉しいわ…これをバネに、次回作、がんばるわ!!」
「うんうん」
妻の次回作が、いわゆるBLモノになるのか、はたまた、ほったらかしの異世界モノの続きになるのかは、よくわからなかったがーー本人も悩んでいるらしいーーとにかく一作を書き上げた妻は、いや大したものだと、褒めてやりたいわたしだった。
こういうのも、手前味噌って、言うのであろうか…妻の成し遂げたことが、自分のことのように、誇らしいので、あった。




