260.再会
メイファンは結界が晴れた”死の女王の間”を必死に駆けずり回っていた。消えたアサミとタクヤを探していた。いったいどこに消えたというのだろうか?
そうこうしているうちに、お日様は傾き始めていた。もう昼は過ぎているようだった。はやくしないと、この青銅の塔と運命を共にしないといかなくなりそうだった。だから早く逃げ出したかった。でも、その前に二人を見つけなければ!
すると、目の前に空間のゆがみが現れ中からアサミとタクヤが出てきた。アサミの手にはティアラと小さな袋を持っていた。
「アサミ! タクヤ! どこにいたのよ? それにティアラを持って! でも大丈夫なの?」
「メイファンさん、ごめんなさい。ティアラだけど問題はないわよ」
「そうなの? なんか心が浸食されることはないの?」
「心に浸食ねえ・・・さっき、”死の女神”の魂にあったわ。思っていたような悪い人じゃなかったし、それにわたしの魂の半分は彼女の魂といっていたよ」
そういってアサミはもう一つの袋に手をかけていた。その袋はなんか軽そうだった。メイファンはそれに手をかけようとしたが、アサミはすごい形相で振りほどいてしまった。
「ごめんなさい、なんでだろう。この袋の中身は時が来るまで開けないでと言われたのよ、彼女に。その開けてもいい時にはわたしの心に直接語ってくるというのよ」
メイファンはそれを見て心当たりがあった。あの袋の中身は魂移の鏡ではないかと。”死の女神”は何かを託してから眠りに就いたのではないだろうか、アサミに! そう思ったがメイファンは大事な事をわすれてしまうところだった。
「二人とも! 早くここから逃げましょ! メルキュアを沈めた奴らがこの青銅の塔を破壊するといっていたわよ!」
「メイファンさん! あんた逃げる手段はあると言っていたけど、その肝心な船、あんな沖合に流されているぞ!」タクヤが指さした先に青銅の塔への上陸に使った船があった。どうも連中が撤退する際に細工したようだった。
「あー! いくら魔道士といえども、こんな忌の海に飛び込んでしまったら助からないわよ! どうしよう」メイファンは取り乱していた。するとアサミは何かの声に導かれるように動き始めた。
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