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元ホームレス・タクヤとネコ耳娘アサミ魔道伝!  作者: ジャン・幸田
第一四章 ”死の女神”の残滓
250/313

250.兵隊人形

 白い闇をアサミとタクヤが行っていたころ、結界から弾き飛ばされたメイファンは盾を持ったまま気を失っていた。相当な距離を飛ばされてしまい、気が付いたときにはどこにいるのかわからなかった。


 「しまったわね。二人とはぐれてしまった。あの二人なら・・・」そう言いかけたところで、重大なミスを犯しているのに気が付いた。二人に”死の女神のティアラ”を見つけたときの注意点を説明していなかったことに!


 「たしか指示書には・・・」そういってメイファンが指示書を読み返すとこう書いていた。「死の女神のティアラにはある種の魔法がかけられている可能性が高い。よって素手で触れてはならない。回収する場合には直接触れないようにして、盾を入れている皮袋に入れた後は封印の魔道錠をかけること」


 「しまった、皮袋も魔道錠もわたしか持ったままだわ! どうしよう・・・」普段はあまり慌てることのないメイファンは取り乱していた。すると外から轟音のようなものが聞こえてきた。青銅の塔の真下に巨大な潜水艦が姿を見せていた。

 その潜水艦がメルキュアを撃沈させた奴のようだった。しかもその潜水艦にメイファンは見覚えがあった。それはギルドがかつて保有していた戦闘用潜水艦”3058”だったからだ。その”3058”は有名で教科書にも掲載されているぐらいだった。


 「あれって”3058”だよね? でも変だなあ。たしか300年前に消息を絶った教科書に書いていたわね。たしか謎だったと・・・」


 300年前に行方不明になったのなら、動くはずはないのにこれって幽霊船の幻か? と思っていた時潜水艦の中から続々と兵隊人形が降りてくるのが分かった。どうも青銅の塔に流れ込むつもりのようだった。そ光景にメイファンは逃げ出すか戦うかのどちらの選択をすべきか頭の中がいっぱいになった。

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