116.少し偉そうじゃないの?
或彌阿具須を名乗る男が自分が言う事は神の言葉だという。二人とも少し偉そうじゃないのと胡散臭いと感じていた。自分は神ならざる人ではなく特別な存在とでもいうのだろうか?
「あなたって、俺たちの何を占ってくれるというのですか?」タクヤは何を言い出すのかと興味ありげな感じだった。
「それは君たちの将来よ。なんだって君らは神によって定められた関係だからね。でも、幸せになるためにやってもらわないといけないことがあるんだ。なんだって摂理をいくつも曲げているからね。種を生きているうちに変更したり、若返ったり別の世界へ召喚してもらったり・・・キリはないけど上げていたら」
「いったい何を言いたいのですか?」
「簡単に言えば、今の世界に二人揃って召喚するために神様は骨を折りすぎたということなの! だから神様のために働いてもらいたいわけ!」
「つまり、俺たち二人が再会した分働きなさいという事ですか? だから魔道士しなければいけないというわけなんか?」
「そういうこと! それにタクヤさんもアサミさんも最終的な目的ってなんなんですか?」
「そりゃーそうだな、やっぱ結婚するってことかな?」
その言葉を聞いた時、アサミは嬉しかった。私の望みを叶えてくれるというのだから。しかし或彌阿具須の次の言葉には驚いた。
「それはよかった! でも、その前に神様のために働いてもらいたいのだ。それまで男女の関係になるのは少し待ってもらいたい」
その言葉に二人とも何の事だと頭にクエスチョンマークがいくつも浮かんでいた。




