表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元ホームレス・タクヤとネコ耳娘アサミ魔道伝!  作者: ジャン・幸田
第八章 ふたりの夢の中の啓示
115/313

115.通りすがりの、なんなの?

 アサミはふと後ろを振り返った。そこには変わった服を着た男が立っていた、いま、プレイしているゲームの世界から抜け出してきたかと見間違いそうな男だった。


 「あなた、どこかでお会いした事あるような?」


 アサミはそう声掛けをした。夢の世界のせいか限定的にしか記憶が呼び出せずに、はっきりとした事が言い出せなかった。どこかで会ったはずよねこの人に。


 「わたしは通りすがりの占い師ですよ。名前は・・・或彌阿具須あるみあぐすです」


 その男はそういったが、変な雰囲気を醸し出していた。周りを浄化するというか混乱させようとしているのかというか。


 「俺も会った事があるようだけど・・・思い出せない。記憶力落ちたのかな?」


 タクヤは頭をかいていた。目の前にいる男に心当たりがあるのだけどわからなかった。


 「お二人さんとも、無理に思い出されなくていいですよ。ここは夢の世界ですから。そうそう或彌阿具須は数多くある分身のひとつですから。そうそう詮索してみても無意味ですから、そんなの重要なことではありませんから」


 或彌阿具須を名乗るその男は二人の目の前に座ると、どこからもなく応接セットみたいなものが出現した。それは通りすがりに見かける易者の商売道具のようだった。その卓の上にはタロットカードのようなものが置かれていた。


 もし、これが起きている時なら驚いたであろうが、二人とも夢のなかだと認識していたのか、たいしてビックリせずに勧められるがままに座ってしまった。


 「あのアルミさん、私たちそんなにお金を持っていないので、占いしてもらえないのですが・・・」


 アサミは変な事をいっていた。夢の中なのに、おかしなことを言い出してしまった。


 「まあまあ、この占い・・・いや御神託とも啓示ともいえるのだから御代は要らないよ。これから私が言う事は神の言葉として聞いて欲しいんだよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ