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元ホームレス・タクヤとネコ耳娘アサミ魔道伝!  作者: ジャン・幸田
第八章 ふたりの夢の中の啓示
113/313

113.夢の中でデート?

 女性経験があるタクヤはともかく、アサミはヴァージンのまま人生を一度終えたのでデートはなにをやるのかよくわからない面があった。


 大学時代には友人の美保子などに合コンのメンバーに入れられ、そのあと「お持ち帰り」されそうになったこともあるし、お酒をしこたま飲まされて男に無理矢理・・・なんて展開もあったが、なぜか男の方がアサミを避けるようになった。美保子などの話によればどうもアサミは酔うとトンデモないことになるようだった。


 それはともかく、タクヤとアサミは同じ年頃になったので年齢差の問題はなくなった。しかしデートとはいってもどこに行けばいいのかわからないので、もといたゲームセンターに戻る事にした。


 「タクヤ、あなたって他のおんなとデートしたこと、あるのでしょ? どんなことをしたの」

 アサミはそういったけど、古い例えであるけど、なんとなくABCのCまでいってもいいかなと思ってもいた。


 「そうだなあ、俺もデートしたのは十年以上ないから・・・何をすればいいんだろう? ほら、本当なら四十二歳だから普通は結婚してから・・・そうだな、セックスレスみたいになっているんじゃないのかな? あっ、ごめんエッチな事をいって」


 「うーん、わたしもとりあえずデートといったら、何をやるんだったかな? 友人の美保子なんか結構男友達がいたから遊んでいたようだけど」


 デートと言って最後は何をするか? そちらのほうは想像しやすかったけど、ふたりして何をすればいいんだろうか? 両親などはなぜか美術館と骨董品店めぐりがデートコースだといっていたのを思い出した。それにならってデートしてみようかな?


 でも、これって夢よね? いつも一緒に寝ているのに何もないほうがおかしいことではあったけど。


 とりあえず二人はゲームセンターの遊具であそんでいたけど、人は誰もいないので貸切のような状態だった。

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