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続・刑事の報告

登場人物

・富田 博司

・唐出 東

この話はセリフのみです。

「続きをさいそくしたのに悪いが、もう昼飯時だし飯を食いながら話すことにしよう。」

「はい、わかりました。」


「では続きを話させてもらいます。

 3人目なのですが岡玲央さん、クラッドコーポレーションに努める会社員で、同僚の方が彼の夕飯を買いに行って戻ってきたらいなかったらしいです。

 その岡さんは家の鍵や財布などの貴重品の入った鞄が残っていた事から自発的に消えたわけではないと思われ、通報されました。」

「それなら事件性があるとみられてもおかしくないが、なぜこの事件の被害者と言う事になったんだ?」

「オフィス内に監視カメラは無かったのですが、入り口にはありました。

 それには出た人間は同僚の方以外に映っておらず、扉から一瞬強い光が漏れ出た事から消えた事になりました。」

「わかった、次を頼む。」


「次の4人目は主婦の麻生一二三さんです。

 麻生さんはご病気のお父さんがいて介護をしていたそうなのですが、ヘルパーの方がチャイムを鳴らしたのに反応が無かったため、仕方なく家に入ったところお父さんの服用しなければならない薬が散らばっていて、お父さんは「光に娘が誘拐された」と慌てていたそうです。

 その後そのお父さんは病院に搬送されましたが息を引き取ったそうです。」

「畜生!この事件が解明できてれば防げた死だったのに!畜生!」

「先輩!落ち着いてください!まだ二人残っている上にその二人はかなり問題なんです!」

「なんなんだ?行方不明以外の初の被害者が出た以上の問題って。」


「それは、外交官と王女なんです。」

「はぁ!?外交官と王女!?」

「はい、そうです。

 とりあえず説明させてもらうと、外交官のシャオ・チュンロン氏は、王女のアリス・リィン・ヴォルフェン様など数十名と会食中に突然王女様が光りだし、消えると思われた瞬間、まるで瞬間移動のようにチュンロン氏が王女様の近くに移動し、ともに消えたそうです。」


「はぁ、ほんとなんなんだ。

 まぁいい、捜査行くぞ、何日か家に帰れなくなることを覚悟しとけ。」

「え!?いや、今日はクリスマスなので彼女との約束があるのですが…」

「刑事なら約束を果たせないなんてほぼ毎回だ。

 謝って断れ、次からは約束しないか上手い謝り方を練習しろ。」

「そんなぁ!?」

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